#2「メンヘラに弄ばれる死神」
どーも、ちびすけです!
10月になりましたが、まだまだ昼間の残暑が残ってて蒸し暑い日々が続きますね…
早く過ごしやすい季節になればいいものです。
さて、今回から初のボドゲ紹介になります!
“アルカジノ9-最後の一葉-”
作:岸田ひとり 様
イラストレーター:ひよこ2号機様
プレイ人数:2-8人 プレイ時間:5-20分
皆さんは“21を言ったら負け”の数取りゲームはご存知でしょうか?
このゲーム……必勝法があるんです!!
…………というのは置いときましょう。
今回ご紹介するゲームはそんな必勝法などはございません。
むしろ、理不尽なデスゲームと言っても過言ではないかもしれません。
では、一体どんなゲームなのかご紹介します。
まず、世界観として
病室から儚げな眼差しで木を見つめている少女は
「私、あの木の葉がすべて落ちたら、死んじゃうの。」と呟いた。
このゲームでは、プレイヤーはそれを聞いた死神となり、木を揺さぶることで少女を絶命させ魂を貰おうとします。
ただし、少女の病は、生死に関わるものではなく
“ただのメンヘラ”をこじらせているだけ。
最期の一葉を取り除いてしまった死神は、健康な人間を殺めてしまった罪として、ゲームから敗北します。
死神が葉を落とす際、さまざまなハプニングが起こります。
落とした葉が接着剤でくっついたり、メンヘラ少女がイケメンのエクソシストに恋してメンヘラを卒業しかけたり……。
これはメンヘラ少女の命を弄ぶ死神達のチキンレース。
となっています。
では、そんな死神達はどうやって葉っぱを落としていくのかご説明します。
まず、このゲームではカードの山の35枚(4人以下のプレイ時は21枚)を使っていきます。
※カードの下に番号が振られているので、都度使うカードで山を作ってください。
この山がなくなったらゲーム終了です。
ゲームの流れとして
①手番が来たら1~3枚を宣言します。
1枚宣言の場合、山から1枚目を引いて手元に置く
この時、表に書かれた効果を解決します。
2枚宣言の場合、山から1枚目を山の横に裏向きのまま、2枚目を引いて手元に置き、表の効果を解決。
3枚宣言の場合、山から2枚を山の横に裏向きのまま、3枚目を引いて手元に置き、表の効果を解決。
その後、次の死神の手番に移ります。
②山からカードがなくなるまで続ける。
この時、カードの解決をした後にカードが山に戻る場合はゲーム続行となる。
そして、カードの効果を解決後、山を無くしてしまった死神はゲームに敗北します。
敗北した死神の勝利点は0です。
③手元に置いてあるカードの枚数が点数になります。
また、追加勝利点カードがある場合、加点されます。
以上を繰り返し、7点に達している死神が真の勝者となります。
ただ、個人的には人数×ラウンドを行って、累積勝利点の多いプレイヤーの勝利にしても面白いとも思いました。
では、どんなカード効果があるのか気になりますよね
4人プレイ時に使うカード21枚の効果はこちらです
「Reverse」
手番が逆方向になります
「Skip」
次の手番の死神は1回休み
「Shake1と2」
山から更に1枚or2枚を落ち葉(捨て場)へ置く
「Return1と2」
落ち葉(捨て場)から山に1枚or2枚戻す
「Unhappy」「Unlucky」
勝利点をさらに+1
「イケメンエクソシスト」
あなたは直ちにゲームから敗北する
以上、6種類を使った21枚が山になります。
5人以上だと、更に追加される効果のカードもありますが、それは遊ぶ機会がある時に見ていただきたいです!!
カードをめくる度にイケメンなエクソシストに消されないかびくびくしたり…
枚数が少なくなって“最後の一葉”を落としてしまわないかハラハラしたり…
今回、カードを引くだけなのに手に汗握るゲームをご紹介させて頂きました!
こんな感じで見たまま分かりやすいゲームだったり、私の推したいゲームをこれからもご紹介させていただければな、と思います。
遊んでみたいと思っていただけたなら幸いです。
それでは、皆様、また逢う日まで。
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