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暑いので 昼食のあと横になったら 二時間も寝てしまった どこにいるかわからなかった イモリ…
大事だったはずのいろんなものが どうでもよくなる スイッチ 普段は見えない あることさえも …
わたしがそれを見つけたとき わたしは２８歳 離婚したばかり バイトを３つ掛け持ちし 年下の男…
わたしたちはお互い 愛してるフリ が得意 やさしい人のフリ も得意 でも馬鹿じゃできないそう…
ずっと泣いていたら とても疲れて 座った場所から 動けなくなってしまった 世…
粘土でできた空飛ぶ天使が すごいスピードで 逃げていく 青空は遠く やたらに暑い ぐらぐら…
楽しいはずの デートの帰り 彼が たぬきを轢く たぬきはこげ茶と黒が入り混じった体毛で 牙はするどく体長７０センチくらい 道路の真ん中で横たわるたぬき たぬきは息をしていないので ちゃんと死んでいるらしい たぬきが可哀相だと わたしが泣くと 彼は無言で たぬきを車に乗せた トランクだけど 山の中で わたしたちが何をしていたのか それは ひみつだ たぬきはあのあと 立派な剥製になって おじいちゃんのうちに置いてある 彼とはずっと前に 別れてしまったけれど た
久しぶりに 電車に乗ったら なんだか気になることが たくさん 他の人が持っているものが 全…
気が遠くなるほど 恋をしてしまったとき いや 言い換えよう 特定の 誰かに 欲情してしまったと…
うちには おとなと こどもと インドホシガメと 魚がたくさんと 植物が 住んでる あと、死んだ…
どうしても 寂しい夜 浴びるように 飲む 打つ 買う 内容は 酒 キー ネットショッピング だ…
桜舞い散る東京の 住宅街近くのスーパーマーケット どこからか湧いて出た ピカピカの一年生が …
