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「嫉妬や羨望」における一番根が深い問題とは。

今日の朝のカードで「嫉妬や羨望は、あなたがそれを欲しているサイン」というメッセージがあって、本当「それな!」と思った朝。

「嫉妬や羨望」はエネルギーヒーリングをしていると、本当にカジュアルなエネルギーとしてよく扱います。他人から投げつけられていたり、自分の中から次々と湧き出てきていたりとか。ほんとによくもまぁ人は嫉妬したり羨望するものだなぁ、と思うほど。悪気のあるエネルギーはごく稀で、たいていは「ついつい」とか「無意識に」っていう程度のものが多い。だからこそ、カジュアルに湧いちゃうエネルギー。

私はこのエネルギー、人間らしいエネルギーだなぁと思うので嫌いじゃない。けど、他人から投げられてしまうものも、自分の中から湧き出てきちゃうものも、いずれにせよ、けっこうしつこいタイプのエネルギーなので面倒っちゃあ面倒。

だから、理解して対処しないとなのだけれど。

私が一番問題の根が深いと思うのは、

本当は望んでいない=欲していないのに望んでいる=欲している気になって、それが手に入らないために嫉妬したり羨望したりしている状態。

……これは本当に根深い。

外側から刷り込まれた価値観や固定観念によって、自分自身は本当は不要だと思っているのに「欲しい」と思ってしまうのは、とても苦しい。

なぜなら、本当の自分は「望んでいない=欲していない」ので、現実化するのが難しくなる。でも、勘違いしてる自分は「望んでいる=欲している」。こんな風に自分の中でミスマッチが起きてしまうと、エネルギーは混乱する。そうなると、自分の現実もネガティブな景色に見えてしまいがちになる。

だからこの「嫉妬や羨望」のポイントは、何よりも

本当にそれ欲しい?

…と、徹底的に自分に問うことだと私は思っている。自分の中にいる小さな子が、駄々をこねているだけなのか、その駄々はプレイの駄々か、それとも本気のやつなのか、大人の自分はその駄々をどう思うのか、大人の自分は何を欲するのか=望むのか……。

話はまずそこから。

その上で。
本当に欲しくて「嫉妬や羨望」しているということが確認できたなら、そのエネルギーに対処するのは、そんなに難しいことではない。

問題は「本当に欲しいもの=望むもの」と「実は欲しくない=望んでいないもの」がごっちゃになっている時。これが一番ややこしい。

時として。

人は自分に「嘘」を無意識についてしまうこともあるのでね。

エネルギーのクリアリングには、この辺の見極めはとても重要で、なおかつ自分に嘘をつくのに慣れてしまっていたりすると難しさが爆上がりします。

でも、そういう自分の「自分に嘘をつく癖」があるかどうかを見極めるには「(自分の中にある)嫉妬や羨望」はよいキッカケになるともいえます。

だからこそ「自分を知る」ということは、なかなか奥が深くて面白いです。

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