手作りベーコンを作ろう!

どうもみなさん。いかがお過ごしでしょうか?
自分はnoteを始めたはいいものの、noteに書くネタが思い浮かばなく頭を悩ませていました。

色々考え、過去にあったことなど思い返してみると、一時期、燻製にハマっていた頃がありまして、その時にベーコンとか鯖の燻製とか作ったなと思い出しました。

「なら作ってレポすればいいんじゃね?」
と思い立ち、今回は「ベーコンを作ってみたよぉ〜」というのと、燻製に少しでも興味ある方にもチャレンジして貰えたらとおもい作り方の解説もしていきたいとおもいます!

なんで燻製をやろうと思ったきっかけとしては。自分は昔、Youtubeにてたまたま見かけた動画で「悪魔の燻製講座」というkochangさんがUPしておられた動画を見て興味を持ちました(気になる方はYoutubeで検索を。キャラは濃いですが中々に親切に説明されて分かりやすいです)。
たまたまウチに昔キャンプで使った燻製機が押し入れに封印されており、動画をみてても、「面白そうだ」と思いやってみようと思った次第です。

「燻製って難しいんじゃないの?」
とお思いの方もおられると思いますが、モノによってはめちゃくちゃ簡単です!
今回はベーコンを作りましたが、下準備は少々時間がかかりますが、この工程自体は至ってシンプルです。

さぁ、前置きは置いといて、早速ベーコンの作り方のはじまりぃ〜。

まず今回使った材料として、豚バラブロック約500g、クレイジーソルト40g、三温糖20g、粗挽き胡椒少々、ナツメグ少々。

本当は粗塩が好ましく、ハーブやスパイスをブレンドするのですが、一々買い揃えるのも面倒なのとお金がかかるので、ハーブと塩が混ざったクレイジーソルトを今回は使用しました。
(あと、影が写って暗くて申し訳ない…)

ソミュール液(味付けされた液体)につける方法もありますが今回は擦り込む方法でやります。

まず手を洗い、消毒し、豚バラブロックを綺麗に水で洗いましょう。
たまに血の塊がついたものがあったりするので隅々まで洗いましょう。
洗い終わったらキッチンペーパーなどで水気を切りましょう。

次に豚バラブロックにフォークで穴を空けていきます。味が仲間で染み込むために全体的に穴を空けていきましょう。

!?

…皆さんここでちょっとしたポイントです。
穴を開けるときは日頃溜まった恨みを込め、豚バラブロックを憎い人に見立てると爽快ですよ。

…う、うあぁああああーーーっ!!

この、ブタやろうがぁーーーーーーーっ!!

いやあああああーーーーっ!!



フゥ〜…

はい、取り乱しました。ごめんなさい。

豚バラブロックに穴を開けたあとクレイジーソルト、三温糖、粗挽き胡椒、ナツメグを混ぜ合わせます。

今回はケチってクレイジーソルトで代用しましたが、おススメのハーブとスパイスは、タイム、ローリエ、オールスパイス、パプリカなどです。

でもぶっちゃけベーコンを作るのには塩と砂糖さえ分量を間違わなければ大丈夫です。
ハーブとスパイスはあくまで臭み消し的な効果のためなので最悪テキトーでもかまいません。

次に合わせたクレイジーソルト達を肉に擦り込んでいきます。

肉によっては溝が多いものもあるため全体的に中までしっかり擦り込んでいきましょう。

擦り込んだものがこちら。
汚くて申し訳ない。
まな板使うの面倒でトレーの上でやったためめっちゃ溢れました(笑)

擦り込んだらフリーザーパックに擦り込んだ肉を入れて、あとは冷蔵庫に約1週間放置です。

…そうなんです。ベーコンを作るには下処理に時間がかかるとはこのことなんです。
冷蔵庫に保管し、味が馴染むのを待ちましょう。
1日に一回肉をひっくり返しておくとより全体的に味が馴染むでしょう。

はてさてそんなこんなで6日後。
さてどんな感じか…

お〜う。

取り出してみるとこんな感じ。
クレイジーソルトに含まれているハーブの匂いが浸透してますねぇ。
傷んでいる可能性もあるかと思いましたが何とか大丈夫そうです。

さて取り出した後はベーコン作りで重要な工程、塩抜きです。
この塩抜きを怠ると完成した時にしょっぱ過ぎたりして味に大きな影響を与えてしまいます。

塩抜きをするために大きめの器に肉を移し、流水を入れていきます。

より正確に塩抜きをするのなら約4時間以上水を流しっぱなしにしなければならないのですが、流石にそれは水が勿体なさすぎるので今回は合計4時間で、一度水を張り、1時間毎に水を移し替えるという工程にしました。

4時間塩抜きしたものがこちら。


塩抜きの際、確認として肉の端っこを削ぎ、焼いて味見するのも大事な作業です。
味見したところ、そんなに思ったほどしょっぱ過ぎなかったので一応塩抜き完了といった所です。

塩抜きが終わればキッチンペーパーでしっかり水気をとり、干し網などを使い、風通しの良い所に乾燥させましょう。

これも燻製において重要なポイントです。
水分を多く含んだ食材を燻すと、出来上がりがかなり渋くてとても食べられたものじゃなくなります。

(肉の一部がちぎれそうだったので切り分けました。)

前に干し網があったはずなのに無くなったので、母親から使っていない洗濯用ネットを借りて干してます(笑)

乾燥させるのに約12時間は欲しいところです。

さぁ、翌日、乾燥が完了した肉をようやっと燻していきましょう!
今回はスモークチップではなくスモークウッドを使ってじっくり燻していきたいと思います。

大きすぎてチップ用の皿に入らなかったので切りました。

乾燥させた肉。
これから燻してやんよぉ〜…

とりあえずガスコンロで着火。
この日風が恐ろしく強かったため日がよく火が消えてしまうため屋内で着火。

さぁ準備は整った。
ではいい感じに燻されろよ…

パタン…
約1時間後

お、ちょっと色付き初めてきたなぁ。
香りもいい感じ…
あ、風強すぎてきえちまんよぉ〜(感嘆)
こうなったら奥の手だ。

ガスバーナ〜(某猫型ロボット風)

といった具合にウッドの火が気を抜いたら消えてしまうので30分おきに確認して、消えていたらガスバーナーで着火すると言うことを繰り返し。そしてその作業の繰り返しでとうとう頭がおかしくなったのか燻製機を持って回り出したり…

雑編集で草w

そして燻製開始から約6時間。
ついに完成!!

おぉう…
ええやんええやん!
香りも中々に芳醇だ…

さて、ここで皆さん勘違いしてはならないのが、完成後、もう食べられるのだろうとお思いだろう…

否っ!!
このまま食べてしまうと、まだ煙が馴染んでないので食べるとかなり渋い!!
なので、ここは食べたい気持ちを我慢して冷蔵庫で一晩寝かせましょう。

おやすみ。
納豆と仲良くしろよ…

さて、翌朝。
寝かせたベーコンを使ってようやく調理出来る!
コイツをまずこうして

こうだっ!!

朝からご機嫌な朝食が出来ました。
早速実食っ!!

ホットサンドを切り分けるとこんな感じ。
はてさて、お味は…



おっ!
ええやんええやん!!
しょっぱ過ぎず、香りもちゃんと行き渡っていて、食べ応えのあるベーコンとなりました!
ちょっとお肉が安ものを買ったので硬めですけど、味はちゃんとしてて、肉の臭みもありません!!
クレイジーソルトすげえ…

ちなみに数日後…

!?

あ〜らやだぁ〜ゆうしょうしちゃ〜うっ!!
(某声真似お料理動画の方風)
こりゃあいい!!
ビールに合うわ!!

てな感じで概ね成功という結果となりました。
皆さんもベーコンとまではいきませんが、スモークチーズやスモークエッグといった比較的簡単な燻製もありますし、ホームセンターなどに行けば1500円くらいで段ボールの燻製キットなどありますので興味が出たかたは是非トライしてみて下さい!

自分で手間をかけて作るおつまみっていいものですよぉ〜。

ではさいなら。

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