231115㈬CPI無事通過で昨年3月からの利上げサイクル終了、コモディティ金、パラジウム、プラチナ

・原油100ドルは遠い数字になる。アメリカは現在原油の生産国なので、オイルショックの時とは違う。
・CPIコアが、これから4%から2%までどう進んでいくか。現金が借りられるか、コモディティのことを考えると…
・金と国債(米5年債)の相関。金が買われるなら、プラチナとパラジウムも買われるはずなのに買われていない。
・金ETFの残高も増えていない。普通の人は買えてなく、政府、国、ファンドが買っている。無国籍通貨として買われているのではないか。ただ本当に通貨として現物を運べるのか…見えないリスクのリスクヘッジとして買われている。
・パラジウム需要はエンジンの二酸化炭素を取り除く装置としての需要が無くなっているのと、自動車メーカーが在庫を減らしていることも影響している。自動車の触媒としても使われる。エクソンモービルがリチウムを開発というニュースがあったように、リチウムの原材料や電池に参入しやすいので今後増えるかもしれない。在庫の問題もあり、在庫を積めばよいというものでもない。経験のない戦争等で難しい状況にある。循環経済、サーキュラーエコノミー対応、新しいアイフォンは都市鉱山の既存のものを使いつ続けるが、枯渇していく問題もある。
・ソフトコモディティ、コロナ前には戻らない。土地、人件費等が上昇していて、赤字では作れない。物流の不安も長引きそうだ。天候問題でパナマ運河が干上がり通れない。昔は北半球だけ見ていればよかったが、今は南半球の天候問題も確認が必須。またコーンが燃料として使われ高騰した。大豆も食物由来燃料として使われるので、ここを見て価格を見ていかないといけなくなっている。砂糖、最大の消費国は中国だが、インドも甘いものが好き。砂糖燃料、食品としての両面見る必要がある。

『金、プラチナは買い』
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※ロコロンドン
金現物取引において最も頻繁に使われる用語です。
"ロコ"とは貿易条件で「現場渡し価格」(運賃や保険料等を一切含まない価格)を意味しています。"ロンドン"は金現物取引の歴史において中心的役割を担ってきた、英国のロンドン金市場を意味しています。もちろん取引所のような具体的な建物を意味している訳ではありません。金現物取引において「ロコ・ロンドン」という時は、「金現物の受渡場所をロンドンにすることを条件とした場合の金取引価格」を指しています。
実際にロンドンにおいて金現物の受渡しを行なうことを意味している訳ではなく、あくまでも「運賃や保険料等を一切含まないネットの金取引価格」の総称として使われています。
ではロコ・ロンドンは英国通貨ポンドで表示されているのかと言えばそうではなく、「280ドル/oz」という具合に金1トロイオンスあたりの米ドル建てで表わされます。釈然としないものを感じる向きもあるでしょうが、第2次大戦後のIMF体制下において、国際金価格の表示は米ドル建てが標準となっているからです。
ところで、ロコ・東京(東京渡し価格)、ロコ・チューリッヒ(チューリッヒ渡し価格)、ロコ・ニューヨーク(ニューヨーク渡し価格)という言葉もあります。この場合の価格は、ロコ・ロンドンをベースにしてそれぞれ運賃や保険料等のコストが加えられたものとなっています。

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