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ミャンマーについて今思うこと、できること

こんにちは。お疲れさまです。

皆さんご存知の通り、今年の2月に民主化にあったミャンマーで
クーデターが起こりこれまでの生活が突如一変しました。

そこから今日に至るまでしばらく距離をおいてきましたが
今ミャンマーについて思うこととできることを書き記したいと思います。

私のルーツはミャンマーのチン州Tedim(ティディム)という町です。
ミャンマーには大きく7つの少数民族があり、その内のひとつであるチン民族が暮らしている町です。

チン民族はミャンマーの7つの少数民族の中で最も貧困であると言われており、統計として州の人口の約73%が貧困状態にあると言われています。
ガスなどもなくお湯を沸かすのに薪をくべるところからはじまるような生き方をしています。

そんなさなかでの今回のクーデター。

これまで民主化のために開国されてきたものが一気に閉ざされました。
そしてクーデターが起こってから世界各国でデモ活動や寄付活動が同時多発的に活発化していきました。

私自身もデモ活動や寄付を通じてこのクーデターに対して反対である意思を示してきましたが、3ヶ月程経ってからある疑問を抱きました。

寄付をしたのはいいけど果たしてどこに使われるのだろう。。。

先程もお伝えした通り私のルーツであるチン州は最貧困とも言われているなか、いったいいつになれば私達の寄付が届くのか・・・
大きな都市とかで全て使われてしまうのではないか・・・

非常に心配になりました。

ならば、私にもTedimという町のために出来ることをやる時だと思い、様々な取り組みを始めました。皆さまにもできることがあればぜひ力に貸してください。

①衣料品/食品の送付
不要になった衣料品や保存食等を送るプロジェクトです。これまでにも不定期でしたがチン州へ届けてきました。クーデター後は運送業もストップしておりましたが現在は再開された一報を受け、再びこの試みを始めることにしました。衣料品であれば全て喜んで受け取りますが、特に長袖や子供服とかだととれもありがたいです。

早い段階でオフィス内休憩スペースに段ボールを置きますので出社された際にお出しいただくか、量が多い場合は受け取りに伺いたいと思っています。

②クーデターでお亡くなりになられた方へお見舞いの送付
生きてる人の優先順位が上がるのは仕方ないですが、残された遺族の方への支援も大事とも考えており、特に今回のクーデターで親を失った孤児もいて、その方々へのお見舞いを送る取り組みをしています。
これまでにクーデターによりお亡くなりになった5名の方にミャンマーの通貨で10万チャット(日本円で約8,000円)を送付しています。
残念ながらこのような悲しい出来事はこれからも増えていくことが予想されます。どうか皆さんの支援をお待ちしています。頂いた支援は大切に使わせていただきます。
(PAYPAYからお送りすることができます。)

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③学生時代に活動していた難民の故郷の料理の広めるプロジェクトで
知り合いで現在はレトルト食品を製造している方に
チン民族の料理をレトルト商品として発売して
売上の一部を寄付に回す取り組みをすべく動いています。
なるべく早めに発売できればとの思いで進めています。
完成次第ご寄付を頂いた方へ差し上げたいとも考えております。

これら以外にも私達にできることは多くあります。
この現状を知っていただくだけでもプラスになります。

「何もしないことは今のこの現状を受け入れることにもなる」

そうならないためにもどうか日本にいらっしゃる皆さまが
自分には出来ることはなにかを考えて
ぜひできることからご協力いただけますと幸いです。

「出来ることはなんでもやる」



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