詩ィィィィィィーーーッ(81日目)
・あああーーーーー毎日書くのめんどくせえーーーーというか、一回分としてある一定のまとまりにまとめたり結論づけたりするのがめんどくせえーーーーーー。
・文と文の間を論理だとか話題の連続性でつなげる行為そのものがめんどくせえーーーーーー。
・おれそこに一番脳みそのリソース食われてんのかな。論理とか整合性とかに。でもそこあんまり手放しすぎちゃったら人間が楽しく読めるものじゃなくなっちゃうからなあ。
・小説の何がめんどくさいって結局のところ言葉の「つながり」から逃げられない、というかそこを断ち切るのは詩の役割なのかな?
・詩なーーーー。おれは死んでも詩人にはなれないなあ。あればっかりは本当に才能がないという自覚がある。
・詩の、言葉に対する極度の純粋さというか、異常な密度の濃さって、なんかウイスキーをストレートで味わう感じに似ていて、たまにやると舌の異なる部分が矢継ぎ早に反応を迫られるような味のレイヤーに驚くことがあるんだけど、結局おれ正直ソーダで割ってハイボールにしちゃったほうがふだん飲む分には好きだなあって思う。雑に薄められてる方が、のっぺりと続く生活の下絵には合うのよな。
・でもたまに詩を読まないと脳のどっかが錆びつく感覚はある。
・でもたいてい詩集一冊最後まで読めずに拾い読みになる。それでもいいのかもしれないが。
・短歌とかの、定型のある短詩はまた別枠な気もする。自分の心の中の、扱ってる部署が違う感じ。よく間違えて短歌フロアいらっしゃる方いるんですけど、詩は上の階の窓口でして……。
・こないだ小笠原鳥類『鳥類学フィールドノート』を半分くらいまで読んで、そこでいったん止まっている。わかんないんだけど、いろんなものが安心で安全で、今のところ人間だけが安心でも安全でもない。
・詩の編集者って詩人から原稿来たらどんなコメントつけて返すんだろう? 詩の原稿を受け取るっていうのは、この世に数多ある仕事の中でもわりと恐ろしさ上位に入ると思う。
・そういえば昔から持ってた田村隆一詩集がどっかいった。誰かに貸したまんまだったりするだろうか。詩集を無くすという行為、わりとポエジーある。
・今日はこれでおしまい。
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