毎週短編書いてたやつ(93日目)

・あと一週間でこの「毎日書くやつ」もついに100日に到達する模様ですが、やっぱそろそろいったんやめようかなと思ってます。
これを書く習慣をそのままに、時間を小説に割きたい。
その結果としてそのままスライドして「毎週短編書くやつ」を始めようかと思っているんですが、これは下手をすると死人(俺)が出るのでまだ日和っています。

・でも昔、仲良くしていただいてる小野登志郎さんのメルマガで、「あわいの小骨」という連載しててだいたい毎週短編書いてたことがあったので、クオリティに目をつぶれば理論上不可能ではないらしい。
これも途中からしんどくなって隔週に変えてもらったような記憶があるが。
ちなみに小野さんとはもともとノンフィクションライターでありつつしばらく前から編プロなどの社長でありつつ今はなんか投資家になっている不思議なおじさんである。

・その連載、ノーギャラだったけど好き勝手書けて楽しかったな。
虐待を受けてる子供の部屋に小さな電車が来る話(これは未だにウェブの彼方に転がっているかもしれない)。
巨大な西瓜が語る流転の運命の話。
中からかすかな音がする箱をひたすら振るアルバイトの話。
ラッセンの絵のイルカの肉を食べる同級生の話。
寝込んでいる一人暮らしの学生の部屋を看病に訪ねてくる見知らぬ美女の話。
電車でスマホをいじくる人のSNSアカウントを特定して尾行する男の話。
ちらちらと謎の動物の存在が浮き上がってくる殺人事件の話。
取引先との草野球のベンチで後輩が語る魔が差した話。
夕食を作る幽霊が出る事故物件に引っ越した男の話。
猫を洗濯物と一緒に干す話。
トイレの個室の外の行列が膨れ上がって市街化していく話、などなど。
テキストが残ってるやつをいくつか見てみたけど、今見てもわりと面白そうなので、いつか供養するかもです。

・そんなことを考えたのも、ブンゲイファイトクラブが面白そうだなあという理由が大きいのだけど。
時間がなさそうなのと、戦うとか怖いし負けたらやだなあとビビったのとで結局エントリーしなかったのだけど、いよいよ始まったのを眺めてるとみんな楽しそうで触発される。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?