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【ここだけ30年前】1991/12/22 有馬記念【平成3年】

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絶対に、どんな馬でも必ず一回は検討しなくてはいけないということをインプットされる結果となりました。たぶん、30年経ってもこれを越えるインパクトはないんじゃないだろうか。
江田騎手が強気に攻めて4着、武豊騎手は王道の競馬で2着、そしてイン付きで熊沢騎手が勝利。若手ジョッキーの躍進が目立った91年ですが、象徴するような結果でした。まあ、上に挙げたジョッキーがいつまでジョッキーしているのか分かりませんが、世代交代を訴えるような結果に馬事公苑卒業組も巻き返さないとウカウカできませんね。

91年の最後の最後で、来年以降が混沌となることが確定となりましたね…結果、秋GIを未勝利で終わったメジロマックイーン一強時代は終わり、古馬陣はどうなっていくのか。そして4歳世代の旗頭・トウカイテイオーとそれに続くレオダーバン・イブキマイカグラ・ナイスネイチャなどが台頭していきそうです。

年度代表馬はさすがにトウカイテイオーか。リーディングは岡部騎手が取りました。
話題でいえば、増沢騎手の2000勝、秋天で印象つけられた「降着制度」の導入、武豊アメリカで重賞勝ちなど様々な話題がありましたが、やっぱり馬連が開始、というのが最大のトピックでしょう。万馬券が日常茶飯事になりました。「昔は万馬券なんて1か月に2~3回しか出なかった」とか言ったら変な顔される時代になるのでしょうか。

オグリ引退から始まった91年は様々な変革の一年。来年も楽しんでいけるでしょうか。とりあえず金杯(東)はシャコーグレイドで固い気がします。よいお年を!



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