【ここだけ30年前】1991/10/13 京都新聞杯【平成3年】

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10月に入りまして、世間は新馬券の馬連一色ですね。もうポンポン万馬券が出ています。正直、万馬券って、滅多に出ないものだったじゃないですか。1週間に1回とかそういうレベルだったものなんですけどねえ。

毎日王冠ではプレクラスニーが上がり馬らしい勝ち方をした翌週、10月の2週といえばやっぱりこのレース、京都新聞杯(菊花賞トライアル)。
トウカイテイオーの故障で、盛り下がるかなーって正直思っていたんですけど…

春の実績組であるシャコーグレイドやイブキマイカグラ、イイデセゾン。復調してきたブリザード、シンボリルドルフの近親という上がり馬マチカネヒオドシとわりとメンバーがそろいましたが、夏の最大の上がり馬ナイスネイチャが豪快に差し切りました。

正直ね、小倉記念勝った時も軽ハンデ生きただけやろーって思ってましたが、これはホンモノかもしれませんよ。2着同着にシャコーとイブキで共に休み明けの分差し引くとしても結構目を見張る勝ち方だった気がします。

ナイスネイチャ、これだけの決め手が持ち味の馬ですから、勝つときは鮮やかにアタマまで突き抜け、負けるときは意外と着外まで負けるような馬になっていきそうな気がします。
単勝だけ買ってればいい思いしそうな馬になっていく予感です。

ナイスダンサーにハビトニーにヒンドスタン系母系か…スタミナ勝負は分が悪くはなさそうですが、今回の巻き返し組とセントライト組、さらには9月の未勝利勝ち後に2段階格上挑戦の1500万下嵐山Sを圧勝したらしい(すいません、関東の人間なので、関西のレース放送してないんで分からないですが、強かったらしいですね)キョウワユウショウ含め、トウカイテイオーのいない間の熾烈な争いは見ものですね。「俺たちの方が上だ」と言わんばかりのレースを見せて欲しいものです。

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