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颯爽!父ロードカナロア~2022年5月7、8日開催中央競馬結果~

種牡馬、父系を追う中央競馬。

先週5月7、8日開催の結果は、
今年産駒が躍動し続ける父ロードカナロアが、目立ちました。

まずは、
意外?に思えた先週の父系の結果を。

2022年5月7、8日中央競馬全レース結果から種牡馬の父系

※父系の呼称は作成者が適当と思われる呼称を使用しています。
※以下数字は全て手元調べで公式なものではありません。

先週の出走馬は全72レースで942頭。
(※取消、除外馬も含む。)

Roberto系が最多勝。。。キンカメ系ではなく。
勝率もダントツ。。。

次の種牡馬成績をご覧頂ければ一目瞭然、
エピファネイア、
スクリーンヒーロー、
モーリス、
キンカメ系以外では、断然目立ってます。

続いたのは、Mr. Prospector系、でした。
・・・失礼ながらこちらも案外、でした。

先週は、東京が継続開催で、
他2場が開催代わり。

西が阪神から中京へ。
第三場が、福島から新潟へ。

その影響ですか?(とは、こじつけに過ぎますね。。。)

ともあれ、
Roberto系の馬達は今週も要注目、かもしれません。

さて種牡馬成績。
先週、出走馬を送った父は『167頭』。

2022年5月7、8日中央競馬全レース結果種牡馬成績 出走数順1番目から31番目

ロードカナロア最多の5勝。
重賞も、3レース中2勝。(・・・上表ではわかりませんね。)

NHKマイルカップ(G1)を制した産駒、
ダノンスコーピオン(牡3歳 栗東安田隆行厩舎)も強かった。

ここで、
先週終了時点、今年の中央競馬の重賞結果を挟んでみます。

5月7、8日開催終了時点 2022年中央競馬重賞結果種牡馬成績 出走数順上位31頭

ロードカナロア、断然!です。。。
既に9勝。。。(2着馬はいませんが。)

5月7、8日開催終了時点 2022年中央競馬重賞結果種牡馬の父系成績

キングカメハメハ系、圧倒してます。。。
先週もこの傾向通りの結果、でした。

2022年5月7、8日中央競馬全レース結果種牡馬成績 出走数順32番目から62番目

ロードカナロアはケイアイファーム産。
19戦13勝、2着5回、3着1回、『G1』6勝。
圧倒的な競争成績を盾に、
引退後は社台スタリオンにて種牡馬に。

2022年5月7、8日中央競馬全レース結果種牡馬成績 出走数順63番目から93番目

ケイアイファームと社台グループの関係については、
私には全く知る由もありませんが・・・
社台グループからみれば、彼は自家生産馬ではなく、いわば外様???

2022年5月7、8日中央競馬全レース結果種牡馬成績 出走数順94番目から124番目

しかし?(この言い回しは適当かな?)
初年度産駒から、歴史的な女王アーモンドアイ、
2世代目からは、
既に後継種牡馬としてスタンバイしている、サートゥルナ―リアを輩出。

2022年5月7、8日中央競馬全レース結果種牡馬成績 出走数順125番目から155番目

種牡馬成績も3年前から昨年まで、3位、2位、2位。
二大チャンピオンサイアー亡き今、
社台スタリオンを代表する、
イコール、日本を代表する種牡馬の地位に。

2022年5月7、8日中央競馬全レース結果種牡馬成績 出走数順156番目から167番目

初年度産駒のG1勝馬、
アーモンドアイ、ステルヴィオ(引退が発表されました)、
2世代目産駒、サートゥルナ―リアは、ノーザンファーム生産馬。

社台グループにとって外様?の彼は、
どうやら当初から社台グループの期待を集めていたみたい、です。
(多くを調べていませんので、上3頭の結果からの愚考です。。。)

ここで、先週の種牡馬別1番人気の分布を。

2022年5月7、8日中央競馬全レース結果種牡馬別1番人気分布①

スクリーンヒーロー。。。目立っています。

2022年5月7、8日中央競馬全レース結果種牡馬別1番人気分布②

1番人気馬全72頭を送った種牡馬は、42頭、でした。

そして、
複勝率をベースにした独断と偏見の種牡馬評価を。

改めて簡単に説明を。

複勝率を基本に、
上位3番人気内に支持されながら4着以下になった時は減点。
1番人気で1着、
4番人気以下で3着内、は加点。

その総合点を出走数で割ったのが評価、です。
さて先週の結果は。

2022年5月7、8日中央競馬全レース結果 独断と偏見の種牡馬評価①

上位は出走数が少ない馬ばかりで微妙・・・です。
因みに、
計算上、『1.500』は最高点でこれ以上の数値は出ません。

2022年5月7、8日中央競馬全レース結果 独断と偏見の種牡馬評価②

先週は、スクリーンヒーローが最上位と見るべきでしょうが、
ただ・・・
3番人気内馬の半分は人気を裏切って馬券圏外で、
評価は複勝率を下回っているのが玉に瑕・・・

2022年5月7、8日中央競馬全レース結果 独断と偏見の種牡馬評価③

以下は『0.000』が続きますので、割愛して、
最後は、『マイナス評価』の種牡馬達です・・・晒してごめん。。。

2022年5月7、8日中央競馬全レース結果 独断と偏見の種牡馬評価④

・・・ディープインパクト系種牡馬が4頭、マイナス評価に。

今回は、馬券回収率を示します。
まず単勝回収率。(上位のみ。)

2022年5月7、8日中央競馬全レース結果 種牡馬別単勝回収率上位31頭

ダンカークとエピファネイア。。。凄いです。
・・・これが事前に分かっていれば。。。

続いて複勝回収率を。

2022年5月7、8日中央競馬全レース結果 種牡馬別複勝回収率上位31頭

ドレフォン、
スクリーンヒーロー、
エピファネイア、
そして、ハーツクライ、目立ちます。

因みに、先週までの2022年中央競馬全レースにおける単勝回収率上位は、

5月7、8日開催終了時点 2022年中央競馬全レース結果種牡馬別単勝回収率上位

何頭か先週の結果に名前が。。。

さて、
もう一度『ロードカナロア』

中途半端で締めてませんでした。。。

ロードカナロア。。。
外様?云々の事情を飛び越えて?
それだけの期待を寄せられた、
圧倒的な競争成績、血統背景、馬体、ということでしょうか。。。

そして見事にその期待に応える産駒の輩出振りは、
生産者達の『期待』を『信頼』に昇格させた、ように思えます。

先週のドゥラメンテといい、
キングカメハメハ系の『個』を輩出する力、を感じざる得ません。

でも・・・
勝ち鞍数トップ。
しかも重賞勝ち数も断然のトップ。

なのに、
差はほんの僅か、とはいえ、
種牡馬成績(獲得賞金)トップじゃない・・・というのは???

逆に、
恐るべしなのは、
パッとしないと思えるのに、トップにいるディープインパクト、
と言うべきなのでしょうか。。。

さて、今回も最後に宣伝を。

上に示してきたエクセルによるデータの数々をstoresで販売しています。
一開催を一ファイルとして、
月毎にまとめて提供しています。

ここでは種牡馬、父系に絞って案内していますが、
販売しているデータは他に、
騎手、調教師、母の父、母の父系、牝系、父と母の父系の組み合わせ、
についても作成しています。

ご興味頂ければ、是非一度、
中央競馬 【人気と着順】エクセルファイル集 (stores.jp)まで。

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