拮抗!キングカメハメハ系対サンデーサイレンス系~中央競馬2022年5月21、22日開催結果~
★種牡馬、父系を追う中央競馬★
先週2022年5月21、22日開催結果を、
種牡馬、父系に焦点を当てて振り返ります。
現在日本競馬において最も活力ある父系『キングカメハメハ系』に、
王系?『サンデーサイレンス系』(※)が拮抗した先週、でした。
※ステイゴールド系、ディープインパクト系は分枝独立しています。
さて、
先週の開催、出走総数は『991頭』
※除外、取消馬を含みます。
991頭の父系は、全『24系統』(※)
その父系別結果は下の通りです。
※父系の分類は作成者が適当と思われる呼称を使用しています。
※数字は全て手元調べで公式なものではありません。以下全て同じです。
キンカメ系とサンデー系が勝ち鞍数同じ。
僅かに勝率でキンカメ系が上回りました。
因みに・・・先週開催終了時点での2022年中央競馬トータルの結果は、
こんな感じ。。。
その991頭の出走馬の父たちは、全部で『175頭』
出走馬の多かった順に、種牡馬別結果を示します。
ロードカナロア、最多の『7勝』!勝率も抜群!
勝ち鞍数トップ、おまけに重賞勝利数も断然のトップなのに・・・
まだわずかにリーディング2位・・・何故?
産駒の走りっぷりに好不調の波が大きい?エピファネイアは、
先週の産駒達の出来は・・・素晴らしかった。
ドゥラメンテは相変わらずコンスタント。。。
スターズオンアース(牝3歳 美浦高柳瑞樹厩舎」)が、
オークス制覇!牝馬二冠を達成!
・・・想像をは遥かに超えて、強かった。。。
シニスターミニスターの産駒1勝は、
平安ステークス(G3)のテーオーケインズ(牡5歳 栗東高柳大輔厩舎)。
ヴィクトワールピサの3勝が、目立ちます。。。
ディープ系ヴァンセンヌは出走4頭で2勝、2着1頭。
その2勝は、9番人気と10番人気。
そして2着馬も・・・10番人気。。。
唯一の着外6着馬も・・・8番人気。。。
個人的評価・・・めっちゃ高い。。。
産駒の出走馬1頭のみでその出走馬が勝利。。。
無さそうで、毎週のように、います。。。
まずは、Raven's Pass。
産駒レイヴンズコー(牡3歳 美浦大竹正博厩舎)が未勝利勝ち。。。
シャンハイポピーは、
産駒マリアズハート(牝6歳 美浦菊沢隆徳厩舎)が、
オープン特別『韋駄天ステークス』を制覇。
ディープスカイは、
産駒ユイノチャッキー(牡4歳 美浦竹内正洋厩舎)が、
古馬1勝クラスの平場戦を7馬身差の圧勝。。。
ニホンピロアワーズは、
産駒ニホンピロオーセン(牡3歳 栗東大橋勇樹厩舎)が、
未勝利戦を7馬身差の快勝。。。
そして最後の5頭目の産駒1頭のみで勝利は種牡馬メイショウサムソン。
産駒メイショウアルト(牡4歳 栗東高橋亮厩舎)が、
障害の未勝利戦を勝利。
クラシック二冠馬で春秋天皇賞をも制したメイショウサムソンも、
未だに次世代にバトンを渡せずに、いる・・・
同じオペラハウス産駒のチャンピオン、
テイエムオペラオーもそうだった・・・
父系を繋ぐのは、ほんとに『奇跡』に違いない・・・
そして、
独断と偏見の先週の種牡馬評価。
※評価、についてはこちらの記事をご参照下さい。
種牡馬Maclean's Music。
藤田菜七子騎手を背に、
ルヴェルジュ(牝3歳 栗東杉山晴紀厩舎)が、
4番人気で未勝利勝ち。
もう一頭は、16頭立ての大垣ステークスを15番人気で3着。。。
ヴァンセンヌ。。。やっぱりの評価値。。。
①の最後にランクしていた、ザファクター、
そして、パイロ、ドレフォン、辺りが先週の好評価種牡馬。
ここから評価『0.000』が続く。。。
・・・キングカメハメハが意外な結果に。
4番人気以下の低評価の産駒が3頭、3着内に飛び込みましたが、
3番人気以上の支持を得た産駒5頭が全て馬券圏内を外したのが、✖・・・
以上、先週はざっとこんな感じ、でしょうか。。。
さて、枠順も発表された『日本ダービー』が日曜日に迫りました。
中心視される馬達が皆真ん中より外枠に。。。
これは・・・人気通りに収まるサイン?なのか・・・
それとも波乱のサインか???
今年、ここまで『G1』では関西馬が圧倒的劣勢・・・
クラシックも3戦全敗中・・・
関西馬贔屓、としては、
ダービーだけは、何とか死守?して欲しい。。。
でも、
今年の関東の人気馬達は崩れるのが想像しにくい。
上位には必ず、来る・・・に違いない。。。
としたら、
彼らを上回る能力の持ち主が、関西馬達にいるのか・・・
実績と皐月賞の内容から・・・
人気通りに?
ドウデュース(栗東友道康夫厩舎)くらいか?対抗できそうなのは。
今年ここまで全体的にディープインパクト産駒の印象がパッとしない。
それでも只今わずかの差でリーディングをキープ・・・
ダービーは産駒が4連勝中だけど・・・
今年も5頭が出走する・・・
でもその中に人気を背負う馬が・・・いなそう。
驚愕の激走・・・ないかな?
2017年。
レイデオロが先頭でゴールを駆けぬけるその瞬間まで、
ダービーが3戦続けての2400M戦となったアドミラブルが、絶対勝つ!
と信じてた。。。
私はディープ産駒の最高傑作はアドミラブルではないか、
と今でも思っている。。。
・・・もちろん実績上は否定されてしかるべき、は承知で。。。
秋の雪辱を期待していたら、夏に故障を発生・・・
復帰を心待ちにして2年・・・登録抹消。
でも、一応種牡馬になれたのは、不幸中の幸い。
繋養は社台系、ではないから、
産駒の出来は、まさしく、彼の種牡馬としての能力が左右する?
個人的には彼の産駒のデビューをワクワク気分で待っている。。。
おっと・・・逸れてしまった。
そのアドミラブルほどにはスケール感は正直感じない・・・
ダービーへの参戦過程が非常に似ていて、
青葉賞の勝ちっぷりに、
少しだけ5年前を思い出させてくれた、プラダリア(栗東池添学厩舎)。
前走のその勝ちっぷりは余分な負担を感じさせなかった。
アドミラブルの時は、
ミルコの少々荒っぽい競馬に、少しだけ不安を感じたが・・・
ディープ産駒が、
青葉賞のジンクスを破る!
もう一度、秘かに期待している。。。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?