見出し画像

週報97(2020.4.20〜2020.4.26)

週報の時間です。

ついにGWの週間が訪れましたが、これほど落ち着いた気持ちで迎えるGWも珍しいものです。本来であれば、この休暇を利用して帰省したり、旅行に行ったりなど、連休中の予定を楽しみにしていた人が沢山いると思います。そういった皆さんの望みが叶わぬどころか、可能であれば自宅から極力出ないことを強いられるなど、なんともこれは、あまりといえばあんまりです。

ただ、一つ安堵の材料として捉えているのは、無理に遠出をしなくてもよくなった、ということです。何となれば、連休が訪れると、周りの人々の過ごし方などが方方から耳に入り、これに対して自分はいかに予定がないかと思い知らされ、連休を持て余し無駄にしている己を嫌悪するという心理状態が、多くの人を苦しめているらしい、ということなのです。

本来心と体を休めるための休暇が、世間のいう「連休の充実した過ごし方」にそぐわないというだけで、精神に失調をきたすというのは、不憫と言わなければなりませんが、事実そういう苦しみ方が世の中には存在するのです。

しかし、今年に関しては、もう自宅で過ごすことが正解なので、家にこもることを恥じる必要はありませんし、そもそも今年のような状況でなくとも、連休をどう過ごすかは、当人に任された自由な時間です。幸福の尺度について捉え直す良い機会と自分が捉えています。

先日、Twitterにカバー曲を上げました。これはNHK教育テレビ「忍たま乱太郎」のEDテーマとして放送されていた「DON'T MIND涙」という曲で、作詞が松井五郎さん、作曲・編曲は馬飼野康二さんです。特に馬飼野さんのお仕事は手広くまた膨大で、本当に色んな場所でお名前を拝見します。

誰もが戸惑う時勢なので、何か聞く人の心に火を灯すような曲をと考えた所、小学生の頃夕方(特にノスタルジックな気分になる時間帯)にテレビを通してよく聞いていたこのナンバーに思い至ってカバーしました。いわゆる「思い出補正」によって、私の中ではかなり特別な曲になってしまっていますが、素直に前向きな姿勢でことに当たろうという考え方を、親しみやすい曲調で表現した曲だと感じています。気に入ってもらえると嬉しいです。

○また来週…

もうすぐ5月に入ります。人事をつくすなら、この時節、菖蒲湯に浸かるのも多いに結構じゃないでしょうか。信じる者は、救われる世界であってほしいと思います。

それではまた来週お目にかかります。

noteを通じて頂戴したお金は【即売会の準備】【書籍・CDの購入】に使わせていただきます。