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週報49(2019.5.13〜5.19)

noteの週報は、今回で1周年を迎えました。
読者の皆さん、本当にありがとうございます。

今回は1周年記念の週報大ボリューム版です!

○そもそも「週報」とは?

記事を書いているのは、音楽作家の西島尊大(にしじまそんだい)です。

週報は、かつての勤務先で慣例となっていた業務の一つで、週末に本部へ向けて営業報告のメールを送るというものでした。書かなければいけないと義務感もあって、あまり楽しいという印象はありませんでした。

では、楽しくない仕事は、どうすれば楽しくなるのか?

私の場合それは、人からの指示ではなく、自分からやることに解決の糸口がありました。作家活動の状況をファンの皆さんへ毎週ダイレクトに報告できるこのリアルタイム感は、適度な緊張と責任感、そして深い充実を与えてくれました。

こんにちは。西島です。
今週から、活動状況をお伝えする「週報」を投稿します。
(「週報1」より引用)

初回の週報はごく気軽にスタートさせました。しばらく続けばいいな、程度の感覚で、とりあえずフレームさえ作れば書くことは色々出てくるだろうという楽観的な捉えです。これくらいのリラックスした態度がかえって週報に息の長さを与えてくれているようです。今後も記事を書き続けます。

それでは今週の報告を始めます!

○SoundCloudで「Digital Rain」公開中!

グリッチホップスタイルでアプローチしたインスト新曲「Digital Rain」がSoundCloud上で視聴できます。YouTubeでも公開する予定なので、まずはサウンドだけでも楽しんでください!

◯YouTubeの状況

5月 第3週2398人 (前週対比101%,+34人)

最近YouTubeで新しい動きがあって、それはRAVENWORKSチャンネルの「コミュニティ」タブで起きています。というのも、「コミュニティ」に投稿した記事へファンの方がコメントを残してくれるようになって、ここがちょっとしたコミュニケーションの場になっているんです。

せっかくつながった新しいファンとのパイプをどうすればより強く出来るのか?考えた結果打った一つの施策はこういったものです。

上掲の通り、頑張って英訳するということです。翻訳ソフトでは伝えたいニュアンスを表現できない場合があるので、苦手ですが自分で英文を打ちました。これを続けると、三つの変化が起きました。

①これまで日本語だけだったファンコメント欄に英語が並ぶようになり、英米独中韓といった国の人たちがコメントを打ってくれるようになった

②英訳を前提に記事を書くので、翻訳しやすい平明な日本語を選ぶようになり、記事の読みやすさや構成が改善された

③「コミュニティ」がコミュニケーションの場として機能するようになったことが楽しく、更新頻度が増えた

メリット三つに対してデメリットは一つ、曲を書く時間が削られること…と思いがちですが、自分の中では「そんなことない」という説が有力です。毎日音楽それ一つだけに向き合い続ければいい曲を書けるかといえば、そんなことはないし、むしろ受ける刺激が単純化して生活に潤いがなくなります。

ファンの人から応援メッセージをもらい、これに返信する。SNSを通じたコミュニケーションは適度に音楽から離れるいいチャンスになっていて、これからも続けていこうと思っています。

○ピアノ動画が復活

旧ニコニコ動画に初めて投稿したのは、ゲーム音楽の「演奏してみた」です。西島の場合これを皮切りに作家活動が始まりました。最近ピアノを弾くことが増えて撮影環境も整い、ときどきTwitterに演奏動画をアップしています。ピアノを弾くって本当に楽しい。

○アイドルマスターの新曲にピアノで参加


星銀乃丈(ほし ぎんのじょう)さんからオファーをいただいて、アイドルマスターの新曲「LEADER!!」にピアノで参加させていただきました。PENGUIN RESEARCH堀江晶太さんと神田ジョンさん、ランティス楽曲と関わりの深い室屋光一郎さん、「響け! ユーフォニアム」を始めとするアニメ音楽の作編曲で力を発揮される松田彬人さんらが名を連ねています。

各方面で活躍されている音楽家の皆さんが結集し仕事の進みは速くクオリティも素晴らしかったです。僕も全力でピアノを弾かせていただきました。

若き俊英・星銀乃丈さんの作編曲技術は弱冠20歳にして非常に高く、音楽に対する熱意も仕事の端々に表れていましたし、あととにかくすっごい楽しそうでした。楽しそうにしている人と関わると、いい影響しかありません。仕事を通してめちゃくちゃパワーをもらいました。

○ホームページをパワーアップ

公式ホームページをアレンジし、作曲の受注体制を整えました。作曲の依頼を考えている方にとって見やすく依頼しやすいようにデザインを加えています。音楽の作り手を探している方がいたら是非ご紹介ください。

なお、依頼ページ以外にも改良を加えています。

○利用規約の設定

2019年5月17日付で「利用規約」を設定しました。これは二次創作を推奨するためのルールで、アメリカ的な発想です。つまり、ここに書いてあること以外はどんどん自由にやってください、ということです。

○さいごに

かねてより「西島尊大の曲をカラオケで歌いたい」というご希望をいただいていました。ご安心ください。2019年5月現在、ついに西島の曲はカラオケDAM・JOYSOUNDに1曲たりとも収録されておりません。私が止めてるとかではなくて、単にカラオケ収録の需要が少ないのだと思われます。どちらかというと、鼻歌くらいのライトな感覚で個人的に楽しむ曲が多いのかも知れないですね。それはそれで作家としては喜ばしいことなんです。

○また来週…

たくさんの情報をお知らせしましたが、これは西島尊大としての作家活動がちゃんと動いている証拠です。今後も皆さんに楽しんでもらえるよう精励します。また1年後のこの記事で、いい報告が沢山かけるようにがんばりますね!

これからも変わらぬご支援を、どうぞよろしくお願い致します。

                              西島尊大




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