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週報67(2019.9.16〜9.22)

このところ、気候はもっぱら夏と秋とのせめぎ合いです。「三寒四温」は冬と春のことですが、これを夏と秋について表す言葉はないのだろうか。ご存じの方がいれば、教えてほしいと思います。

ともあれ、私達は暑い夏を十分に過ごしてきたので、きっと涼しい秋を楽しむ権利を持っていますよね?文化的活動もしやすくなりますから、作家としてはここでエンジンブーストをかけないわけにはいきません。

○M3

10月27日の即売会に向けて準備を進めています。

ちょうど今日、M3準備会から書類が送られてきました。いよいよって感じですね。何やかやで1年ぶりの出展になってしまったのでここでしっかりCDを出します。

準備に使えるのはあと1ヶ月強。まさに不安と希望の鬩ぎ合いです。記事の書き出しふれた「夏と秋との鬩ぎ合い」ですが、人心と季節とにはなにか通ずるところがありますね。

○読書

歌詞を書くのに言葉のストックが要るので読書を強化しています。最近読み始めたのは「韓非子」。ちょっと内容は硬めですが乗っけから山陰・山陽地方の名の由来がわかるなど思わぬ収穫を得ました。もう一つに「茶の本」。岡倉覚三(雅号岡倉天心)が西洋向けに英文でしたためた作で、茶にとどまらず日本文化全体に言及する筆致が面白く読まれます。

最近頭の一部を占める言葉に「読書の時間は"死守"せねばならない」というのがあります。これは「人は本を読むべきかどうか」の話ではなくて、「読みたいという気持ちがあるなら一日のうち本以外に触れてはいけない時間を作るべし」という、本の読み方の話です。特に時間拘束のある人に向けられた言葉ですね。「動いているもののほうが見ていて楽しい」と言った人がいますが、特に映像の強い時代ですからなおさらこれを思います。

○言語

先週TGSについて書きましたが、本当に英語でコミュニケーションをとれませんでした。生まれてはじめて英語で話すことに必要性が生じたので、これを機に勉強しようと見始めたのがこちらの動画です。

英語を話す人に囲まれて感じたのは「何を言っているのかわからない」ということ。要素に分けると「スピードが速すぎて聞き取れない」「知らない単語がある」「人ごとの話しぐせを頭の中で矯正できない」といったところです。まあとにかくすごい経験でした。

実際のところ、英語のシャワーを浴びることになるTGSへの参加は多少躊躇もあったんですが、ここで参加しなければ英語に対する関心がいま以上に上がることはないだろう、という思いが勝ちました。変な話なんですが、今回の主要なミッションは「英語で話したくても全然話せなかったという経験をしてこい」と考えていました。劣等感とか絶望を感じてこいと。それさえ得られれば今回は合格ですよ、っていう感じですね。なかなか面白くありませんか?人は目的がなければ動けません。

○また来週…

今週のYouTubeは【9月 第4週 3370人(前週対比101%,+20人)】でした。毎週、そこまで書くことがないのにワンコーナーを割くのも間が悪いので、YouTubeのことはこうやって最後に書くことにしました。

さて、まだ台風通過の懸念があります。みなさんも、自然災害には十分気をつけてお過ごしください。

それではまた来週!

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