職種別、スペシャリストを目指すためのスキルセットを考えてみた!

今の時代、管理職は割に合わない。部下からハラスメントで通報されたり、責任も重いし、年収以外にメリットが無い。しかも、その年収も、役職定年や定年退職後は激減する。スペシャリストのほうが、長く安定して稼げるだろう。というわけで、職種別にスペシャリストになるスキルセットを考えてみたい。

金融系の営業

知識の幅が広いほうが、顧客への提案力は高まるだろう。どちらかといえば法人営業のほうが花形だが、定年退職後も稼げるのはリテールのほうだと考える。個人FPとして活躍しやすい。法人向けだと、個人事業主など相手にされないだろう。証券、保険、不動産、経済学、そして富裕層の生活スタイルの知識があると強いと考えられる。意外と強そうなのが、医療の知識だ。富裕層がお金で解決しづらいのが病気だ。腕の良い医師の情報があると富裕層の顧客から信頼されるかもしれない。大学は慶應が良いと思う(特に内部進学)。東京三田倶楽部で富裕層とのつながりをつくろう。

ITコンサルタント

SAP、AWS、セキュリティ、AIあたりのスキルを磨けば鉄板だろう。英語も話せると良い。SAPの場合は、ベーシスやBTPはできる人が少ないので希少性が極めて高い。併せてAWSもできれば、食いっぱぐれはほぼ無いと考えられる。あとは、業務プロセスと業界知識だ。ITだけではなく、業務プロセスやビジネスモデルの知識もあれば、御用聞きではなく、提案力が高まるだろう。US CPAの資格があると強い。

経理

正直微妙だ。SAPなどのERPにAIが搭載される可能性は高い。そうなると、事務屋は消される運命だろう。事務屋ではなく、データサイエンスや管理会計、経営戦略、ファイナンスの知識があれば長く活躍できると思う。やはり、英語やUS CPAがあると強い。中国やインドなど、外国の会計基準の知識もあると食いっぱぐれのリスクは減ると思う。

法務

法務も、事務屋は消される可能性が高い。M&Aの法務や、外国法務、英語などに精通して、付加価値を上げなくてはならない。特許権侵害訴訟でも活躍できるように、特許や技術に詳しいと食いっぱぐれは無さそうだ。ただし、大企業では法務と知財は業務が分かれるので、自分の会社に合わせて知識を伸ばしていくと良いだろう。どうしても独立したいならば、司法試験や行政書士に挑戦しても良いと思う。そうしないと定年退職後は稼げない。司法試験は無理でも、行政書士くらいならば法務経験があれば受かると思う。

マーケティング

知識ではなく、独創的なアイデアが必要となるため、難しい。また、若い人や異性(自分とは異なる性の人)、LGBTQ、高齢者、外国の人など、色々な属性の人の気持ちを理解しないと厳しい。自分目線だけのマーケターなど不要だろう。論理的思考とクリエイティブな思考の両方が必要であるため、個人的にはかなり難しい仕事だと思う。少なくとも私にはできない。。。定年退職後は、マーケティングの知識を活かして、YouTubeで活躍するのが良いと思う。

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