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-ギターを爪弾いて-

昨晩は、久しぶりにエレキギターをアンプに繋いでみました。

小型アンプだけど、それでも、なるべく音量は絞りながら。

まぁ、住宅地とはいえ、密集してるわけではないので、ある程度は許容範囲かな、とは思いますけど。

でも、ギターの弦が切れてしまい、あえなく終了しました。

ものの十分くらいかな、繋いで弾いてたのは。

でも、真っ先に弾いてみるフレーズは、X JAPANとか。

Silent Jealousyとか、WEEK ENDとか。

ほんとうに腐るほど弾いたのは、他にはLUNA SEAとか、L'Arc〜en〜Cielとか。

まぁ、そういう時代だった、といえば、それだけかもですが。

とはいえ、その辺りのバンドの指向性から、そのあと、本を読むようになったり、アートを学ぶようになったり。

今、本を書いているのも、短歌を詠んでいるのも、アート作品を描いているのも、演劇の分野に関われるのも、すべての源泉は、この辺りのバンドの音楽。

最初の頃は、彼らの世界観のような本や詩集を選んだり、そういう絵画を探したり、そういうところから、始まりました。

そこから、自分なりの世界観を探して、色んな音楽を聴いてみたり、弾いてみたり。

でも、やはり還るところは、X JAPANとか、そういう楽曲をコピーしてた、ギター少年の頃の記憶かもしれません。

そんな初心のようなものも、ふとギターを手にして、アンプに繋いで、ざくっと弾いてみると、ふわっと思い出せるものもあります。

これから、どういう活動をしていくにしても、活動を終える決断をする日が来るにしても、いずれにしても、大事にしていたいもの。

そういう感覚を、覚えることができました。

X JAPANのギタリスト、hideさんが亡くなり、20年以上の歳月が流れました。

あの頃に思い描いていた未来とは、異なるものかもしれません。

でも、そこまで悲観はしていないし、日々のなか、ありがたいことも多いなと思っております。

こうして、誰かに読んでもらえる、言葉を探せる日々も、よいものですし、そのようなささやかな愉しみを大事にしていたいもの。

また、次の作品も、これからの作品も、少しも楽しみにしてもらえたら、ありがとうのほか、何を思えましょうか。

それでは、蒸し暑い日々、どうぞご自愛ください。

また、愁いの好き日に。

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