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AIの生成と脳の生成作用

クリエイティブAI講座:アニメと360度画像の生成~Stable Diffusion Animation, HeyGen, blockadelabs - YouTube


 森羅万象に八百万の言霊、言の葉が宿り、宇宙を生成しているという脳内生成Conception懐念を、脳神経細胞に代えて半導体で電子担体情報プログラムによって、デジタルにアナロジカルなイメージで(!)生成させているのが、生成AIではありませんか?  
 ここでアナロジカル類比的にしかならない作用・働きは、一体何か?  
 分子担体情報プログラムで働きの一回性(代替不可能性)しか持たない生物意識(主観クオリア)作用と、電子担体情報プログラムでの作用の普遍性(代替可能性)が示す情報知識作用との間には、類比的関係しか認められないからではないでしょうか?  
 理論的にはAIの生成作用は普遍性を有し、同じ作用を何度も再現できる。電子という素粒子のエネルギー状態(スピン・波動)は個体性無く普遍的なので、半導体の条件が変わらなければ作用様態も結果も同じ。不確定性が問題となるシステムのフレーム・スケール・レベルではない。  
 それに対して、生体脳が働く条件は、分子レベルの個別性が影響を与える。働きは「今ここ」現在=現に在り、という条件に左右される。それが主観意識クオリアとして反映され、この意識に自己意識、即ち個別存在として代替不可能性を受け取らせる。  
 人間脳の生成とAIによる生成との違いが、その辺りにあるということはないのでしょうか?

 AIがサーチする情報プールも人間が集合集積した情報で、プロンプトも人間が与える。そこから生成される情報は、人間の観測選択効果でバイアスがかかったものになりますか?人間の生活環境の描写であったり、人間の顔の画像であったり・・。数学でさえ、使用記号などが、人間的になりますか?プログラム言語はどうなのでしょうか?

 以前、カール・セーガンがボイジャー計画で、地球人類の情報を普遍的理解が可能になるようにして送り出しましたが、生成AIに人間的バイアスから解放された情報生成をさせると、一体、どのように出力するのでしょうか?

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