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余裕がある人になりたい

 最近忙しさのあまり、目の前の情報を追うことに精一杯になってしまっている。そういうときって、良い服とかメイク、カバンとか目で見て簡単に価値を測れるものに惹かれてしまう。そっちの方が分かりやすいし、時間がなくて余裕がないわたしには楽な選択だから。

 でも、人間一番すきなのはあったかい言葉とか、お互いの気遣いとか、簡単に目で見えるものじゃない。こんなことちょっとの心の余裕があれば気づくのになんでいつも見逃したり、つい軽く見たりしちゃうんだろう。
 大事なことなのにすぐ忘れちゃうから、真っ青や空ともくもくの雲を見たときにはふと思い出したいと思う。そんな綺麗な晴れの空を見ると心に余裕が生まれるから。

 最近よく考えるけど、余裕があるって本当に素敵なことだと思う。余裕がある人は、大切なことをちゃんと大切にできて、他の人にも当然のように思いやりを持って接することができている。自分の知ってる人や関わりのある人だけじゃなくて、初めてあった人やその時しか関わらない人にも同様に気遣いややさしさを注いでいる。たとえば、長い列が出来ているコンビニで、待っていても、レジをしてくれた人に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたり、道路工事をしてる時、道を誘導してくれる人に会釈したり、レストランで間違った料理が届けられたときに、間違ってるよって寛容に伝えたり。自分の思う余裕がある人ってこんなかんじ。かっこよくて、彼らの周りってプラスのエネルギーを感じて、笑顔になれる。

 そんな余裕というスキルを装備したい。外見で着飾るのもかっこいいけれど、「余裕」を身に着けたらそれだけでさらにかっこよく美しくなれる気がする。
 正直まだ自分のことに手いっぱいすぎて余裕なんてものは全くない。いつもあくせくしてる。私の目指す「余裕ありありな人々」から離れすぎていてもはや見えない。せめて見えるところまで行きたい、まずは。せめて自分の周りの人には「ありがとう」ってちゃんと伝えて、ちょっとでもハッピーな気持ちにしたい。

 忙しさに追われた日常でふと立ち返りたくなって。

 

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