拠り所

一人の時間が増えたからだろうか。最近ふと考えることがある。拠り所とは何かと。
ある人にとっては家族や恋人、友人かもしれないし、ある人にとってはテレビやラジオ、音楽かもしれない。
またある人にとってはアイドルや歌手といったスター自身かもしれない。

自分にとっての拠り所とは何だろうか。
はたから見たら「音楽」や「ラジオ」という印象を持たれるかもしれない。
たしかにそうなのだが、自分からしたら何か違和感がある。
この二つとも拠り所にしては近すぎるのだ。

個人的な感覚として、「拠り所」とは自分から少し離れた場所にあるものだと思う。
そしてどうしようもなく流れる日々の生活に活力をもたらしてくれるものであると。

それこそ、中学高校では、日々の生活の傍らに音楽やラジオがあって、傍らにあったからこそ日々の生活に張りが出た。
それが今では二つとも生活の一部であって、拠り所というよりは「生活必需品」なのだ。

何故こんなことを書いているのかというと、昨晩観たアメトーークの影響かもしれない。
「生きづらい芸人」を観て、自分の内省的な部分が引き出されてしまった。

ここまで拗らせてしまっているが、それでも毎週末の「ゲラへー」を楽しみにしている自分がいるし、ただの考えすぎなのかもしれない。

そしていつものようにサカナクションを聴き

「今日もまた一人考えてる」

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