ちょこはちくんをまとめたい3(ちょこはちくんを語りたい ep.12)

だいぶ間を開けてしまいました。ひとくち感想“ちょこレポプチ”のまとめ。第3弾をお送りしたいと思います。

【ルール・注意事項】
・可能な限り1ツイートに収めての感想です。
・文字数に限りがあるため、読む人が曲を知っていることが前提の文章になります。知ってください。(暴論)
・主観による解釈などを多く含みます。思い違いはスルーを推奨しております。
・無理はしない。
・感想の感想、大歓迎です。

今回は3rdアルバム「音楽はメジャーが全てじゃない!」の収録曲からです。

***

17.ベイビーダンス

1曲目から面白がきたぞ!逃げろ!

“なんの役にもたたないゲームのレベル上げだって
本気でやってたはずさ 忘れないでいてね”

面白の皮を被りつつ、時折こういうグッとくる言葉をくれるから油断できない。この部分はメロディー展開も気持ちいいです。
そうだ、やはりこの曲は面白なんかで語れる代物じゃない。もっと深い深いメッセージが…

(MVをみる)

紛れもない面白の者でした。

18.ミラクルにロマンス

もう何から何まで好きな曲。MVのしゃおぴさんがむちゃくちゃかわいいので見て見て見て。
“処方箋にはチョコレイト”というフレーズから、勝手にちょこはちのテーマソングだと思ってる。
このキーワードの存在もそうですが、それを抜きにしても歌詞の世界観、楽しげな雰囲気の中に、ひとさじの寂しさを溶かしたような印象の音など、僕の感じるちょこはちのカラーが余すことなく詰め込まれた名曲です。
MVにもそれはしっかり表現されていて、聴く度に感情がゆさぶられます。

叶わぬ恋とわかっていて、それでも前向きなかわいらしい歌。けれどもポジティブな言葉のなかにふとよぎる、
“触れた熱は本物?
 残酷なだけじゃんか…”

という想いの吐露がたまらなく切ないのです。

19.冥王代で会ってる

冥王代とは、原始の地球、最初の生命が誕生する時代?のことらしい。
ためになるねぇー。
ためになったよぉー。

前世と呼ぶにも果てしない、遠い遠い、記憶…ですらない。呼び名の無い感覚。それを称して“冥王代で会ってる”…オシャじゃん!

“きっと神様さえも生まれぬ頃から 僕ら出会ってる”
“声 におい 仕草 君のすべてが
 新しくて懐かしくって 困っちゃうな”


“運命感じちゃう”を、超壮大なスケールで唄った歌・でよろしくて?
意外と他に無い?しゃおぴさんの高音域の響きが魅力的!

20.ダイスロール

曲調も歌声も、これまでにない激しさ・荒々しさを持った歌。バキバキのロックサウンドかかっこよ!です。
1トラック前の冥王代~が高音域の際立つ曲なので、続けて聴くと同じヴォーカルなのか一瞬疑いそうになる。(同じです)

“リスクを恐れぬ僕でありたいのなら
 「全て楽しめ」
 ニヤリと笑って賽をふった”

大ピンチ!からの起死回生の一手を見いだして、こっから大逆転が始まるやつだ。

21.この世で一番大切なもの

このタイトルだと夢とか愛とか、そういう話がきそうなものじゃない。それが

ちょ、ちょ、頂戴!カネカネ頂戴!

って!
Yeahかと思ったらYENとか、“嗚呼いつの間にか”と“AH It's No Money Now”で韻を踏んでいるのね、じゃないんですよもう。

悪ふざけがすぎますよね。いいぞもっとやれ。
(…いややっぱり程々がいいかな…)
“贅沢しすぎた 反省してるが後悔はしてないから”
とか好きです。

22.夢は覚めないまま

下を向いてしまいそうな気持ちに寄り添い、つよく、やさしく励ましてくれる、ちょこはち珠玉のバラード。
つらいときに聴けば元気に、元気なときには前向きになる勇気をくれます。

ライブでの、しゃおぴさんの切々とした思いの吐露とセットでどうしても見てしまう。
“歌うことをやめないで”というフレーズから、彼女はこの曲を、自身に向けても唄っているのかなと思ったりもする。
大事に歌っている姿がとても美しかったです。

23.シャンプーには勝てない

おしゃかわロックの“かわ”にパラメータ全振りしたやつ。抱き締めたくなる可愛らしさにくらくらくーです。
活動終了が決まったのちにドラマとのタイアップが決まったという面白い経歴を持つことになった曲。(オファー自体は終了決定前かな?)

意外にもライブで披露する機会はほとんど(全く?)なかったそう。名曲「ミラクルにロマンス」のカップリングに隠れた名曲なのです。
ちょこはちはカップリングもいい曲揃いだぞ気を付けろッ!

24.つらまろのきわみ3

ちょこはちの面白の代名詞ともいえる当タイトルも第3弾。今度はラップで勝負だ!(勝負?)
“日の目も見れぬインディーズ”
“下手で鳴らすピンヒール”

とか、韻の踏み方が巧みで笑ってしまう。
ある意味でちょこはちのテーマソングかもしれないね。

全体的に、面白そのものでしかないのだけど、時々ちょっとイイコト言ってくるから困る。困らんけど。
“辛い時こそ遊んでいたい”とか。
歌詞カードを見て初めて気付いたけど、(エモいMC)ってなんだよ(笑)。

エモかったです。

***

以上!
ちょこレポプチより、アルバム「音楽はメジャーが全てじゃない!」収録曲のまとめでした。
もはや“1ツイートに収める”という目標はどこへやら。

●「音楽はメジャーが全てじゃない!」総評

今回も、面白からかわいい曲、実は(?)珍しいラブソングと多彩なラインナップとなっております。
人から「このバンドの曲を色々聴いてみたいからオススメのアルバム教えてよ」と言われたら、迷わずこれをオススメします。

「この世で一番大切なもの」は、なんとか乗り越えてくれよ…!と拳を握りしめながら。

「ベイビーダンス」「ミラクルにロマンス」のコンボで、大抵の人は落ちると思ってる。
「ミラクルにロマンス」はMVもぜひ観に行ってください。できたら愛してください。冷たい水をください。(ん?)

●次回予告

今回で、ちょこはちがリリースしたCDアルバム収録曲の感想は終わりです。
次回からは、シングルCDにのみ収録のカップリング曲などを取り上げていきたいと思います。

もうちっとだけ続くんじゃ。

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