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「彼氏持ちで2人きりのデートに応じる子は100%持って帰れる」 無名芸人なのに“モテ研究"で女性にモテまくってる木下ニイソって何者!?

今回は木下ニイソさんにモテ研究の詳細や芸人としての活動など気になることを聞いてきました。ニイソさんがおすすめする恋愛本も紹介してます。

木下ニイソは何してる人?

木下:自己紹介とかした方がいいですか?大して情報出てこないと思うので。

立川:こちらもある程度調べたんですけど、現状はオークスってコンビでの活動はされてないんですか?

木下:コンビが終わってしまって、ピンでいろいろやってる最中です。2017年に今の事務所の養成所に入って、夏頃に組んだんですけど、その1年後に相方が謎の体調不良で休養すると言い出して。最終的にやめようとなって今年の年明けに解散しました。

オークス宣材

オークス宣材写真

立川:木下さんはピンになられてから結構舞台上に出られてるんですか?

木下:お世話になってる作家さんのカードの企画に注力してて、これからその企画を持って舞台に出て行こうとしてるところです。

立川:そもそも大手企業の営業マンの方がモテそうなのになんで芸人になったんですか?

木下:あ、今回ってそういう切り口なんですか?

立川:結構どうしようかなと思ってる最中で。

坂本:恋愛が得意って聞いたもので。

木下:得意っていうか、週刊誌の記事を書かせてもらった時期もありました。それってご覧いただけたんですか?

坂本:SPAで袋とじになってたってことは知ってます。(記事はこちら

木下:芸人になったのは元々メディアの仕事をしたくて、1番なれそうなやつをピックアップしたら、子供の頃から見てたお笑いっていう入り方なら芸能界に入れるかなと思ったからです。会社員やりながら通える養成所だとワタナベだったので、最初はそこに入りました。

モテ研究って何?

立川:モテ研究自体は大学生の頃からですか?

木下:ちょうど18歳の頃からです。僕は小学生のとき普通に過ごしてたんですけど、テストが全部100点だったんです。で、このメンバーと一緒にいてもビッグになれないと思って、中学受験して比較的進学校へ行きました。高校生の頃からメディアの仕事したいなとも思ったんですけど、大学進学率が98%くらいのガチガチの中高一貫校の男子校だったので大学へ進学して。だから18歳まで童貞で、なんとかしないといけないと思って、今まで得意だった勉強のスキルを恋愛に置き換えたら多少は恋愛でもうまくいくんじゃないかと思って始めました。

立川:まず最初はどういうことするんですか?

木下:最初は本屋さんの恋愛本を読んだんですけど、脳科学とか生物学の本とか最終的には行動経済学の本を読みました。なんで人がお金を使うのかっていうのを知って、じゃあどういうときに抱かれるか全部置き換えてみて、自分なりにトライアンドエラーしてみて。

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当時読んでいた本の一部

立川:研究結果的な資料は自分でまとめてみたりしたんですか?

木下:社会人1年目のときにとにかく数を増やそうと思ってルーズリーフに出会った日と落とせた日を書いて、それまでに何が起きたかとどのテクニックを使ったかとか全部まとめてました。今はもう数を増やすことには興味ないので、その資料がどこにあるかわからないんですけど。
ワンナイトにこれは向かないとか、自分なりの検証結果があって、その中の1つでSPAで書かせてもらったのが「彼氏いる子で2人きりのデートに応じる子は100%持って帰れる」っていう記事。彼氏がいるときに誘われて、ついて行くときと行かないときがあると思うんですけど、ついて行くときは彼氏に1%でも不満がある状態なので、その不満を埋めるデートをすればどんどん加点式で評価されるからピーク時に誘えるんですよ。でも彼氏がいないときに誘うと『この人と付き合ったらどんな風になるのか』って一瞬でも考えるじゃないですか。だから少しでも悪いところが見えたらどんどん減点されていく。

坂本:狙う女性は彼氏持ちがメインだったんですか?

木下:いや、そういうわけではないんですけど。数を増やすときは純粋に落とさなきゃいけないとしか考えてなかったので、どういう風に提案したらどう乗ってくるのか調べるだけだから、1番人間として終わってる時期を過ごしたっていう(笑)

趣味は攻略法作り

立川:まあでも、普通の人だけど努力の末にこうなったってことは知られるべきですよね。

木下:今まで恋愛でやってきたことをメディアの仕事でやっていきたいんですよ。そのメソッドでメディアの仕事に置き換えたら、僕みたいな一般人で何のコネがなくてもメディアでも多少世に出れるんじゃないかって実験してます。趣味が攻略法作りなんで。小学生の頃もゲームはやらないで攻略本ばっか読んでて、『ここにこういうトリックがあるとこのゲームはおもしろくなるのか』っていうのをゲームをやらずに見てたっていう。
勉強と恋愛は得意だからストレスにはならないんですけど、10年後、20年後も何かを目指そうとするときに、またその攻略法を作ろうって多分思うので、それを日々やっていって。無理なんですけど、死ぬときにそれを総動員して死ぬことに対して抵抗したいんです。死ぬときに走馬灯の中で生き返る攻略法が見つかるかもしれないじゃないですか。

坂本:生き返る攻略法がわかったらすごいですよ。

木下:M1も2017年の7月に組んで9月に出て1回戦は通ったんですよ。まず、どういうネタを作ったら通りやすいか研究したんです。ユウキロックさんが講師だったからハリガネロックさんの漫才を1日100回くらい練習して、テンポだけ作り上げてネタ作ったら通ったので、その攻略法作りが全部に生きてはいるんですよね。

立川:恋愛もお笑いも何かに対して頑張るときに、ちゃんと研究してこれだったら自分にもできるみたいなことを取り入れていくって感じですかね。

木下:今何が求められてるのかを調べて、その中でかろうじてできることを考えてやってる感じですね。お笑い論で言うと、お笑いって世間体とか全部気にしなくていい業界だと僕は勝手に思ってるんですよ。ただ、今それがすごくコンプライアンスうるさかったりしますよね。メディアの仕事はしたいけど、なんか新ジャンルになってそれ全部アリくらいのとこまでいきたくて、それを目指してます。

結婚するなら事務所に内緒で…

立川:芸人になってからモテだしたというのは感じますか?

木下:サラリーマンを続けてたらあんまり知り合えない女性には知り合えますよね。どうしてもサラリーマン寄りの見た目になってると思うし、出会うにも労力が必要ですけど、こういう層が好きな女性は一定数いますし。サラリーマンやってないととれない層は努力でなんとかします。

坂本:どういう女性がタイプなんですか?

木下:本気で結婚前提だったら16歳なんですけど、それだと結婚しないと罪になっちゃうんで(笑)一応18歳以上で見てます。今1番籍入れていいよって言われてる中で若い子は19歳の声優の子。その子が東京の彼女ってことになってて、山梨にも彼女がいます。僕は池袋に住んでるんですけど、その家は1人女の子がいて、板橋にも「いつでも来ていいよ」って鍵もらってる子がいて、あとNetflix見るためだけの家があって、今夜会う子がいるんですけど、その子をどこのポジションに置くか今考えてます。

立川:人が多すぎて処理が追いつかないです(笑)そういう人たちは過去にライブとか見に来た人ですか?

木下:いや、お客さんは1人もいないです。合コン(飲み会)とか紹介とか2、3年知り合いで急接近したりとか。あまり大きな声では言えないですけど、たまに入るエキストラの現場で他事務所のタレントさんと知り合ったり(笑)

坂本:なるほど。結婚願望はあるんですか?

木下:最初、29歳のうちにしようと思ってて、しそうになった子がいるんですよ。結構闇が深いけど人柄はめっちゃ良い子。別にプロポーズする気はなかったんだけど、話の流れで「売れてはないけど、俺もメディアの仕事してるし、おまえの楽しいことくらい一生作ってやるよ」みたいに言ったらそれがプロポーズになっちゃって。で、籍入りそうになったんですけど、その日を境にその子がちょっと明るくなったんですよ。それまでは籍入れることで何かが起きたらいいかなくらいのアプローチだったんですけど、この関係性のままでいいかなと。そしたら30歳になっちゃって。だから今は32歳くらいで結婚しようかなと思ってるんですけど、事務所に内緒でするつもりです。何かでバレたいなと思って。

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立川:ん〜と、今日の話ってどの程度まで公表できますか?

木下:全部公表してもいいんですけど、記事として必要じゃないかなと思って。喋っててあれなんですけど(笑)

坂本:結婚したらこれまで関係を持ってた女性たちには会わなくなるんですか?

木下:どうしたらいいんですかね?

立川:いや僕らは何とも…(笑)結婚相手にまで被害が及ぶんだったらやめた方がいいとは思いますけど。

木下:僕名義で借りてる家に住まれてて、うさぎも来てるんでそこは切れないなと思ったりもして。

ニイソ_ウサギ

自宅で飼ってるうさぎ

坂本:でも拠点がいっぱいあっていいですね。拠点の作り方って教えてもらえますか?

木下:世間体気にせず転がり込めばいいだけの話なんですけど、みんな多分そこでブロックかけちゃうんですよね。1回家行って、荷物ちょっと置いてって、『荷物取りたいときあるから鍵ちょうだい』って言っていつでも入っていいよって言ってもらう。

坂本:すごいなあ。

サンジャポに出たい

立川:尊敬する芸人さんとか理想の芸人像は?

木下:あ、これお笑いメディアのインタビューですもんね(笑)それこそオークスで漫才やってたときに意識してたのはチュートリアルの徳井さん。小学生くらいの頃にオンバト見てたときからずっと好きで、漫才とかコントの世界観も含めて徳井さんは揺るがない。でも今後僕ができそうなことの一番先端にいるのは、くりぃむしちゅーの上田さんかなと。憧れの芸人さんで、目標にできるなら目標にしたいなみたいな。

立川:希望するならまたコンビで活動したいですか?

木下:相方がいてくれれば漫才とかはしたいんですけど、もっと仕事に繋げたいという気持ちが強いので、趣味くらいで漫才する気はないですね。今やってるカードの企画もネタだと捉えてるんで、今エントリーフィー払って2分ネタやるような芸人はいっぱいいるけど、企画だけに毎回来る人はほとんどいないので、そういう出方になろうかなと思ってます。

立川:小屋を借りるために芸人さんがそれぞれ1000円とか2000円とか払って、それで小屋代を賄うみたいな。お客さんからしたらそんなの関係ないから、僕もそういう話を芸人さんから聞くまでは知らなかったんです。大変ですよね。賞レース前とかで新ネタを試したい場合はガンガン出まくったりするんですよ。

坂本:なるほど、バンドとかと同じなんですね。

立川:今後の一番の目標は?

木下:お笑い関係なくなってくるんですけど、なんでメディアの仕事やってるかって、最終的に映画の仕事に関わりたいと思ってるんです。でも入り口がわからなすぎて、ここにたどり着いたって話をしたら、『本当にそこを見据えるなら、どうせ叶うかわからない夢だったら、叶いそうになったときに後ろ盾がある事務所がいいんじゃないか』ということになって。松竹芸能だったら配給持ってるから、近付きやすくなるんじゃないかと思って今に至ります。お金できたら昔の版権だけ買いたいんです。僕がプロデュースで監督さんも脚本家さんも全部雇ってそれを映像化したくて。

立川:リメイクみたいな?

木下:いや、原作は買うんです。サラリーマンやりながら養成所通ってた頃、何もうまくいかなくてやめようかなと思った時期に『砂の王国』っていう小説を読んで、この本おもしろいから映画化してほしいなと思ったんです。でもせっかくこの業界でやろうとしてるなら、それくらい自分でできなきゃだめだなと。それが続けるきっかけになったというか、これを映像化できることで昔の自分にちょっとでも頑張ったよって言えるのかなって今目標にしてます。あとはサンジャポ出たいです。

坂本:サンジャポいいですね。

立川:肩書は何にしますか?

木下:なんでもいいです。

坂本:じゃあこれ書いておくので、サンジャポ出演の際は私たちの話もしておいてくださいね(笑)

ニイソさんオススメの参考図書はこちら

【木下ニイソプロフィール】

オークスというコンビでの活動を経て、現在ピンで活動する松竹芸能所属の
芸歴2年目の芸人。独自に始めた「モテ研究」でミスキャンパスやレースクイーン、セクシー女優など様々な女性と関係を持ち、自身のメソッドが週刊SPA!で掲載された事もある。趣味は攻略法作り。


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