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【太鼓ドンフェス創作 #3】EX3話『よもぎまるの太鼓武士道』

<最終更新:2024.05.06>

 皆さんこんにちは。「346(Miyoro)」です。
 太鼓の達人創作ストーリー第3回、今回は武士道を重んじる戦国の太鼓、よもぎまるの修行に密着したお話です。

※ ネタバレ要素が含まれますので、「ドンダフルフェスティバル」のストーリーをスタッフロールまで見ていない方はブラウザバックすることをお勧めします。
※ 制作にあたっては「太鼓の達人」のファンメイドコンテンツポリシー(https://taiko-ch.net/ip_policy/)を遵守しております。


0. 登場キャラクター

<よもぎまる>
戦国時代の太鼓に魂がやどって生まれた、緑色の太鼓。
正義感が強く、毎日太鼓の修行を欠かさない。
さらなる上達のために、修行の舞台をオミコシティに移すことを決意した。

<クモマッチョ>
くもきゅんが変身し、マッチョになった姿。
オミコシティのジムでトレーナーを務める。

<雲蔵>
くもきゅん族の一人で、忍者。
ニンジャ道場で挑戦者にさまざまな試練を与える。

<???(×3)>
NS1のとあるモードでひょっこり現れた、名も知られぬ太鼓たち。
何者なのか、そしてどんな活躍を見せるのか…?

<???>
太鼓界とオミコシティの「生ける伝説」。
雷神やバチおと何らかの縁があるらしいが…。

1. EX3話-1

 太鼓修行に熱心な、緑色の太鼓がいる。彼の名は、よもぎまる。今回は彼の修行に密着してみよう。

『ボクはよもぎまる。戦国時代の太鼓に魂がやどって生まれたドン!』
『バチのようにまっすぐな心で、毎日ひたすら修行に励むドン!』
『日々精進して、どんなに難しい曲でも演奏できる究極のドンだーを目指すドン!!』

 太鼓教室にて——
 旅立ちの前、恩師バチおに決意を伝える。

よもぎ『バチお先生ーー!!』
バチお『どうしたんだい、よもぎまる。』
よもぎ『ボク、ついに決めたドン。』
よもぎ『演奏がもっと上手くなるように、街に出て修行するドン!』
バチお『なるほど。どこに行くつもりだい?』
よもぎ『太鼓の聖地、オミコシティだドン!!』
バチお『おっ、君もあのオミコシティに行くんだね。』
バチお『どんちゃんがオミコシティに行くときには、遊び過ぎ、食べ過ぎには注意とか、いろいろ言ったけれど…』
バチお『君はまじめだから、その心配はいらないようだね。』
バチお『成長と活躍を心から期待していますよ。楽しみつつ、真剣にやっておいで!!』
よもぎ『わかったドン!行ってくるドーーン!!』

 こうしてオミコシティにやってきたよもぎまる。
 数日後、雷音神社にて——

よもぎ『ついに来たドン!ここがあの雷神様を祀った雷音神社なのカッ。』
よもぎ『お参りといえば願い事!…と思うかもしれないけど、ボクは違うドン。』
よもぎ『神様に頼るんじゃなくて、むしろ、神様を讃えるんだドン!!』
よもぎ『全力の演奏を捧げて、まっすぐな心を示すドン!さあ、気合い入れていっくドーーン!!』

【演奏】
 雷神様への敬意と感謝を込めた魂の演奏が、神社に響き渡る。日頃から練習を重ねていただけあって、見事なバチさばきだ!

よもぎ『ドドカカドコドーーン!!』
くもきゅん『キミの演奏、すごい迫力だねぇ!思わず聞き入っちゃった…!』
よもぎ『まだまだこれからだドン!』
くもきゅん『ぼく、くもきゅん!よろしくね。』
よもぎ『ボクはよもぎまる。オミコシティに修行に来たドン!』
くもきゅん『よければ、ぼくも上達を手伝うよ!』
よもぎ『かたじけないドン!』
くもきゅん『それじゃ、変身!』

 くもきゅんがクモマッチョに変身!

よもぎ『こ、これは…!?』
マッチョ『私はクモマッチョだ!特別にキミの修行をサポートしよう!!』
マッチョ『ぜひ私のジムに来てくれ!いろんなトレーニングメニューを用意しているぞ!!』
よもぎ『そうと決まったら、早速行くドーーン!!』

2. EX3話-2

 トレーニングジムにて——
 クモマッチョと一緒にトレーニング開始!

マッチョ『さあ、トレーニングを始めよう!キミが上達させたいスキルは何だい?』
よもぎ『いろいろあるけど…まずはいろんなフレーズをうまく叩けるようにしたいドン!!』
マッチョ『それならば…今すぐ「複合アタック」に挑戦だ!』
よもぎ『それだーー!!』
マッチョ『準備はいいかな?さあ、始まるぞ!!』
よもぎ『キミも一緒に手を動かして練習するドン!』
【ドドカッ!ドカドン!ドカカッ!】
【カカドン!カドカッ!カドドン!】
【ドドカカッ!ドカドカッ!ドカカドン!】
【ドドドカッ!ドドカドン!ドカドドン!カドドドン!】
【ドカドカドン!ドドカカカッ!】
【ドカカドドン!ドドドカカッ!ドカドドカッ!】
【ドカドカカドン!ドドドカカドン!】
【ドドドカカカドン!カカカドドドカッ!】
よもぎ『よーし、しっかりできたドーン!』

 さまざまな複合を順調にマスターしていくよもぎまる。次に挑戦するのは…?

マッチョ『お見事!さあ、次はどんなトレーニングにしようか?』
よもぎ『演奏のペースを続けられるように、体力をつけたいドン!!』
マッチョ『よし、それでは「音符マラソン」に挑戦してみよう!』
よもぎ『さあ、いっくドーーン!!』
よもぎ『ドコドコドコドコドコ…100コンボ!』
よもぎ『カカカカカカカカカカ…200コンボ!』
マッチョ『いいぞ!』
よもぎ『ドカドカドカドカドカ…400コンボ!』
マッチョ『なかなかやるな!』
よもぎ『だんだん疲れてきたドン…それでも、ボクは叩き続けるんだドン!!』
よもぎ『ドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコ…!!』
よもぎ『765コンボ~!フルコンボ、達成だドーーン!!』

 無事に「音符マラソン」も完走。その次は…?

マッチョ『素晴らしい!その勢いで次に行こう!!』
よもぎ『次は…バチさばきをとことん磨きたいドン!!』
マッチョ『それでは、次は「スピードバチさばき」だ!!』
マッチョ『先に進むにつれて、だんだん速くなるぞ!どこまで叩けるか挑戦だ!!』
マッチョ『準備はいいかな?用意、スタート!「テンポ120」!』
よもぎ『ドコドン、カカカッ、ドドカカドン!このくらいは余裕だドン!』
マッチョ『スピードアップ!「テンポ160」!』
よもぎ『ドドカッ、カカドン、ドカドカドン!本番はここからだドン!』
マッチョ『スピードアップ!「テンポ200」!』
よもぎ『ドンカッ、ドドカッ、ドン、カドン、ドカッ…』
よもぎ『ちょっとキツくなってきたけど、まだまだいけるドン!』
マッチョ『もっとスピードアップ!「テンポ240」!!』
よもぎ『ドコドン、ドコドン、カカカッ、カカカッ…!』
よもぎ『まだだ…まだいくドン!!』
マッチョ『ラストスパート!「テンポ300」!!』
よもぎ『ドンドン、ドコドン、ドンドン、カカカッ、ドンカッ、ドドカッ…!!』
よもぎ『腕がほぼ限界だドン…でも諦めずにやりきるドン!!』
よもぎ『ドコドコドン、ドドカカドン、ドカドカドカドカ…!!』
よもぎ『連打ーーーーーっ!!!』
よもぎ『ハァ……な、なんとかクリアできたドン……!!』
マッチョ『よくやったな!さすがのバチさばきだ!!』

 難関「スピードバチさばき」も見事にクリア。高速耐性もついたところで、いよいよ最後のまとめだ!

マッチョ『それでは最後のまとめとして、1曲演奏してもらおう!』
マッチョ『今日のトレーニングの成果を思う存分発揮してくれ!!』
よもぎ『わかったドーン!』
よもぎ『キミも準備はいいカッ?さあ、始まるドーーン!!』

【演奏】
 いよいよ腕前発表。複雑なフレーズやリズム、スピードを次々攻略していくよもぎまる。果たして、その結果は…?

マッチョ『おつかれ!それではメカドンより、スコア発表!!』
メカドン『今回ノスコアハ……987650点メカ!』
マッチョ『とても良い成績だ!』
よもぎ『まだまだ!ボクのポテンシャルはこんなものじゃないドーーン!!』
マッチョ『また来てくれるのを楽しみにしているぞ!これからも頑張ってくれ!!』

3. EX3話-3

 ニンジャ道場にて——
 今日は太鼓で武道修行。

よもぎ『太鼓で武士道を極めるには、ただの演奏だけでは足りないドン。』
よもぎ『ということで、今日はニンジャ修行だドン。演奏しながら体を動かすドン!』
よもぎ『押忍!!』
???『そなた、よく来たでござるな!!』

 そこに現れたのは、ニンジャ雲蔵だった。

雲蔵『ニンジャ道場へようこそ。拙者はニンジャ雲蔵と申す!そなたの名は?』
よもぎ『よもぎまると申すドン!!』
雲蔵『よろしく頼むぞ、よもぎまる!』
雲蔵『早速だが、ニンジャ修行を始めるためにこれを着てもらうでござる!』

 きせかえ「ニンジャ(みどり)」を着装!

よもぎ『これがニンジャの修行服…!身も心もニンジャだドン!!』
雲蔵『勇ましき姿なり!真のニンジャにふさわしいでござる!!』
雲蔵『それでは特訓を始めるなり!我が試練、越えてみせよ!!』
よもぎ『どんな試練も越えてみせるドン!!』
雲蔵『その意気なり!さあ、行くでござるよ!!』
よもぎ『いざ、参るドンっ!!』

 準備が整ったところで特訓開始。雲蔵が次々と攻撃を仕掛ける!

雲蔵『出でよ!絡繰り忍者の術!!』
よもぎ『叩き落しの術!ドンドコドコドーン!!』
雲蔵『くらえ!手裏剣の術!!』
よもぎ『弾き返しの術!カカカカカカカーッ!!』
雲蔵『一斉にかかれ!忍者蜂の術!!』
よもぎ『弾丸連打の術!ドコドコドコドコドコドコドコドコドコドコドーーーン!!』
雲蔵『お見事!さあ、次は兵の流れを変えるでござる!』
雲蔵『燃えさかれ!火ドンの術!!』
よもぎ『切り裂きの術!!ドコドコカカカカドカドカドーーン!!』
雲蔵『波よ荒れ狂え!水ドンの術!!』
よもぎ『波乗りの術!!ド~ンカ~ッカドコカド~ン!!』
雲蔵『疾風のごとく飛べ!風ドンの術!!』
よもぎ『全集中!見極めの術!!ドコドカカカドコカドーーン!!』

 さすがは戦国の太鼓なだけあって、軽々と越えてみせた!

雲蔵『よくやったでござる!』
よもぎ『このくらい朝飯前だドン!早速勝負がしたいドン!!』
雲蔵『今日は3人の弟子たちを相手に勝負をしてもらうなり!出でよ、我が弟子たちよ!!』

 よもぎまるの前に立ちはだかる3人のライバル太鼓。桃色のももえもん、青色のあいのすけ、黄色のファン=咚音ドンインだ。

ももえもん『ヘイ、そこのキミ!このクールでイカしたボクと勝負だドン!!』
あいのすけ『この世は適者生存……迅速かつ正確に、堅忍不抜の精神で挑むドン!!』
ドンイン『ニーハオ☆台湾からはるばる来たドン!ドンドンいっくドーン!!』
雲蔵『みんな手強いでござるよ!覚悟はよいでござるか!?』
よもぎ『手加減はいらないドン!真剣勝負、よろしくだドン!!』
雲蔵『それでは、勝負!!』

ニンジャ道場モード】
 いざ対戦!絶え間なく続く攻撃、生き残りをかけた熾烈なせめぎ合い…その結末やいかに…?

雲蔵『勝負ありでござる!!』
よもぎ『この勝負、一本取ったドン!!』
ももえもん『キミ、やるね~!実にクールな戦いだったドン!!』
あいのすけ『研究を重ねてきたボクを凌ぐとは……まさに、新進気鋭だドン!!』
ドンイン『ニンジャはサイコー☆楽しかったドン!シェシェ☆』
雲蔵『よもぎまる…そなた、なかなかの腕前でござるな!』
雲蔵『しかし、これで満足してはならぬぞ!今後も精進するでござる!!』
よもぎ『もちろんだドン!真の太鼓武士、目指すドーーン!!』

4. EX3話-4

 街中にて——

よもぎ『キミと一緒に修行して、腕前が順調に上がってきたドン!』
よもぎ『もうすぐ腕前発表だドン!最後の最後まで気を抜かずに頑張るドン!!』

 と、そのとき…よもぎまるの元にファインダードローンが飛んで来た。

ドローン『ヨモギマルサマ!ヨモギマルサマ!』
ドローン『シハンダイ タイコマルサマガ オヨビデス!コドウカンヘ オムカイクダサイ!』
よもぎ『ついにその時が来たカッ…!覚悟を決めて行くドン!!』

 鼓道館・控室にて――
 師範代太鼓丸の元へ。

よもぎ『たのもーーー!!』
太鼓丸『うむ、よもぎどのか。修行の調子はいかがでござるか?』
よもぎ『順調だドン!今回のために、精一杯やってきたドン!!』
太鼓丸『腕が上がっておるならば、何よりでござる。』
太鼓丸『さて、おぬしには鼓道館にて腕前を披露してもらうなり!』
太鼓丸『魂を込めてひたすら叩き続けるでござる!下手な演奏は決して許されぬぞ!』
太鼓丸『大会はちょうど2週間後なり!当日までひたすら練習するべし!!』
よもぎ『もちろんだドン!ベストを尽くすドーーン!!』

 発表当日、鼓道館にて――

よもぎ『押忍!!只今参上、太鼓武士よもぎまるだドン!!』
よもぎ『達人を目指す一心で、日々怠らず修行中だドン!!』
よもぎ『今日はボクのこれまでの集大成、そしてこれからの幕開けの演奏だドン!!』
よもぎ『魂の音よ轟けーー!!ドコドーーーーーン!!!』

新曲(仮)『太鼓武士・蓬丸 / よもぎまる VS 世阿弥』

よもぎ『ドカドカドカドーーーーーン!!!』
観衆『ヤーーーーーーーッ!!!パチパチパチパチパチパチ!!!』
太鼓丸『うむ…おぬし、悪くないでござるな!!』
バチお『いやぁ~、なかなかやるじゃないか!!』
よもぎ『バチお先生!!』
太鼓丸『バチおどの、久しぶりでござる!』
バチお『これはこれは太鼓丸様、ご無沙汰しております!』
バチお『ここまでオミコシティでどんな修行をしてきたんだい、よもぎまる?』
よもぎ『雷音神社で、トレーニングジムで、それからニンジャ道場でも、たくさん練習してきたドン!』
よもぎ『クモマッチョや雲蔵とも仲良くなったドン!支え合える心強い友達だドン!!』
マッチョ『これまでで一番の仕上がりだったぞ!!』
雲蔵『さすがは我が戦友なり!あっぱれ!!』
よもぎ『努力の成果が出せて、本当によかったドン!!』
バチお『雷神様も君の成長を見て、きっと喜んでおられますよ!』
太鼓丸『太鼓の音は皆の心に響き、互いを強め合う。それはいつの時代も変わらぬと、我が友、雷音丸も確かに申しておった。』
太鼓丸『今後の活躍を期待しておるぞ、よもぎどの!!』
よもぎ『ボクはこれからも、太鼓のチカラで戦っていくドン!!』
よもぎ『キミと一緒に、みんなの心をもっと動かしていきたいドーーーン!!!』

 太鼓の道に終わりはない。真の達人になる日まで、いや、なってからもずっと――現代に生きる太鼓武士の子、よもぎまるの挑戦はまだまだ続く。

5. あとがき(解説等)

 今回のストーリーの主役、よもぎまるは、ゲーム内では4Pのキャラとして登場しますが、カレクッタと同様にストーリーには一度も登場していないようです。いつか公式でストーリー出ないかなぁ…(願望)。そんな思いで、よもぎまるの創作ストーリーを書いてみました。

 公式設定によると、よもぎまるは正義感が強く、毎日太鼓教室での修行を欠かさないらしいです。恐らくどんちゃん&かっちゃんと同じくバチお先生に教わっていると思いますが、たまにサボりがち(?)な彼らとは違って真面目な性格なので、さほど手は焼かないでしょう。なので、送り出すときも割とすんなり話が進みそうな気がします。
 神社で出会ったくもきゅんが変身した姿のクモマッチョは、演奏ゲームの「上達サポート」モードでおなじみのキャラですが、実はメインストーリー第6話にも一度だけ登場しています。トレーニングメニューのネタをどうするか結構悩みましたが、ドンだーの皆さんの練習を意識して複合練習などが妥当と判断しました。
 武道修行にも熱心なよもぎまる。道場で出会った雲蔵は今年6月28日のアップデートで追加された新モード「走れ!ニンジャ道場」に登場するキャラで、今のところゲームのストーリーへの登場は同モードのプロローグのみとなっています。ちょっともったいない気もするので、この創作ストーリーに登場させてみました。忍法の名前は公式ストーリーでは出ていませんが、それっぽいものを適当に考えてみました。
 同じく道場で登場した3人のライバルは、NS1の「eスポーツトーナメント」で初登場した5P~7P枠のキャラ(どんちゃんの色違い)です。名前も詳細設定も未だ不明ですが、勝手に想像して付けてみました。

NS1「eスポーツトーナメント」プロモーション画像(2020年8月19日のGamer記事より)。いつもの1P~4Pの仲間たちに加え、5P(桃)、6P(青)、7P(黄)、8P(紫)の新キャラ4人が登場

あれ、8P(紫)の子は…?と思った方もおられるでしょうが、忘れたわけではありませんのでご安心を。今回は出番がありませんでしたが、今後のストーリーで登場予定です(詳細設定もあとがきに書きます)。乞うご期待!
 そして最後に登場する太鼓丸は、太古の太鼓に魂が宿った存在で、オミコシティでは伝説の存在とされています。メインストーリー第8話では雷神様(雷音丸)の親友として昔話の中に登場し、第11話では名前のみの登場となっていますが、雷神様と共にオミコシティを開拓したこと、そして現代では太鼓界で師範代として活躍していることが明らかとなります。現代での活躍を見てみたいということで、今回から登場させてみました。なお、太鼓丸についてはバチお先生や雷神様と併せて、今後のストーリーで詳細に密着・考察する予定です。
 ところで、よもぎまるのセリフをよく見ると「ドカドカ」「ドコドカカカ」など複雑なフレーズが散りばめられていますね。これはおにコースの譜面で出てくるような複合をイメージしたものです。いつものどんちゃんたちの「ドコドン」だけではつまらないと考えて、ちょっとアグレッシブに入れてみました。

 今回のプラスα要素は「達人イベント」。ガチ勢向けに高難度のイベントを揃えています。よもぎまるのセリフが複雑なのも、そういうことです(?)。
 新曲(仮)のテーマは、戦国時代の太鼓であるよもぎまるのイメージに合った「和風戦闘曲」。タイトルは古風な雰囲気を引き立てるために、あえて「蓬丸」と漢字にしました。また「太鼓武士」は「太鼓・節」「対・拳」そして「鼓舞」との掛け言葉でもあり、「武士道に励み頂に立つべく、天に向かって拳を掲げ、自身を鼓舞する戦歌」という意味合いを込めています。アーティストには、まさに戦国時代がテーマの「幽玄ノ乱」など和風曲を多く発表されている世阿弥(Tatsh)さんをチョイスしました。名義は戦闘曲を意識して、"feat" の代わりに "VS" を使っています。「世阿弥曲の試練に挑むよもぎまる」という感じです。難易度設定は、毎日太鼓修行を欠かさないよもぎまるの姿と、真の達人を目指して全力で努力するガチ勢ドンだーの皆さんの姿とを重ね合わせて、全コース最高難度の難関譜面としています。これについては、ガチ勢の方にもキャラソンを楽しんでもらいたい、そして「幽玄ノ乱」のようなむずかしい以下も超難関という感じの曲が最近はあまり出ていないので久々に来てほしい、という思いもあります。可愛らしい見た目や声とは裏腹に曲や譜面は疾走感MAXという、ギャップ受けを狙ったものでもあります(笑)。

 ということで、今回もお読みいただきありがとうございました。次回はどんちゃんに一途な恋する乙女、どん子ちゃんが登場します。お楽しみに!

6. 画像素材ほか

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