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【太鼓ドンフェス創作 #5】EX5話『チビキャラたちの休日』

<最終更新:2024.01.31>

 皆さんこんにちは。「346(Miyoro)」です。
 太鼓の達人創作ストーリー第5回、今回はたこやき水マリ子ひよこなど、チビキャラたちがオフの日にわちゃわちゃ遊ぶお話です。どんちゃんたちに加えて、もう一つの世界に現れた「あのキャラ」も登場…!?

※ ネタバレ要素が含まれますので、「ドンダフルフェスティバル」のストーリーをスタッフロールまで見ていない方はブラウザバックすることをお勧めします。
※ 制作にあたっては「太鼓の達人」のファンメイドコンテンツポリシー(https://taiko-ch.net/ip_policy/)を遵守しております。


0. 登場キャラクター

※ 一部独自の設定あり

<たこやき>
大阪出身の10人兄弟。
つまようじでブスり、それが快感らしい。
一流のギャグセンスの持ち主でもある。

<水マリ子>
縁日の水風船で、チビキャラ達のアイドル的存在。
かつに恋する一途な少女。
女子組、特にアイドル仲間でもあるどん子とは仲が良い。

<ひよこ>
縁日のカラーひよこ。
戦隊物にあこがれて「ピヨレンジャー」を結成。
今回は「プラスワン」を招いてパワーアップ!

<わたがし>
ふんわりとして甘い、縁日の綿菓子。
全てにおいて考えが甘いタイプ。

<すずどん>
神社でありがたい音を響かせる鈴。
オミコシティに来てから、雷音神社に居候中。
どんには劣るものの、食欲はかなり旺盛。

<ちょうちん>
夜のお祭り会場を明るく照らす、縁の下の力持ち。
無表情だが、しっかり仕事はこなす。

<???>
「もう一つのオミコシティ」でしばしば騒動を起こす、謎多き太鼓。
こちらの世界でも何かを企んでいるらしいが…。

1. EX5話-1

 ちょうちんうなぎやかめと共に祭りを盛り上げる、チビキャラたち。小さくてもよく働き、意外と頼りになる存在である。今回は、そんな彼らのオフの日に密着してみよう。

たこやき『どうも~、たこやきやで~。屋台でもステージでも、しゃべり出したら止まらへんで~!!』
水マリ子『歌うの大好き!みんなのアイドル、水マリ子で~す!!』
ひよこ『ボクたち、ピヨレンジャー!オミコシティの平和のために、毎日パトロール!!』
たこやき『ワイらはうなぎの親分と一緒にお祭りをやっとるけど、それだけじゃないんやで~。』
たこやき『お祭り以外の日も、いつだってエキサイティングなんやで~!!』
たこやき『今日はワイらの日常を見せたるで~!ほな、楽しんでや~!!』

 公園にて――
 ギャグセンス抜群のたこやきは、今日もネタを披露する。

たこやきA『どんちゃんの太鼓チャンピオンシップ優勝記念に、漫才を披露するで~!!』
どん『マジカッ!?お~!それは楽しみだドン!!』
くもきゅん『どんちゃん、人気者だね~!お願いしま~す!!』
たこやき(全員)『ショートコント「チャンピオン」!!』
たこやきA『太鼓チャンピオンシップ、ほんまにアツアツやったなぁ~!』
たこやきB『その熱気で焼けてまうかと思うたわぁ~。』
たこやきA『あんた、元から焼けとるやろ~!ま、ワイもやけど。』
たこやきB『あ、せやったな。それにしても、どんちゃんにはかなわんなぁ~。』
たこやきC『ワイはかっちゃん派やったんやけどな~。ほんまに惜しかったわぁ~。』
たこやきB『ワイも今度出てみたいけど、今のままじゃ手も足も出えへんわ~。』
たこやきA『ワイら、そもそも手も足もないやろがい!!』
どん『カッカッカッカッ!笑いが止まらないドーーン!!』
くもきゅん『ふふふっ、おもしろ~~い!元気が出るね!!』
どん『おかげで次も頑張れるドン!ありがドーーン!!』

 楽しそうな様子を見て、カレクッタ=ドンディーも加わった。彼もなかなかのセンスの持ち主と噂されるが…?

カレクッタ『面白そうだドン!ミーにも聞かせるドン!』
たこやきA『ほな、次のネタに行ったるか~。』
たこやき(全員)『ショートコント「目玉焼き」!!』
たこやきA『目玉焼きには、やっぱソースが一番や!なぁ?』
たこやきB『そうか?ワイはしょうゆの方が好きやな~。』
たこやきC『何を言うとるん。ケチャップしか勝たんやろ!』
たこやきA『おいおい、ワイらは「ソースで勝負」やあらへんかったか?かなんなぁ~。』
たこやきA『しゃあない、こうなったら多数決や。カレクッタ、あんたは何派や!?』
カレクッタ『ふふ~ん♪ ミーはもちろん……』
カレクッタ『カレー粉、一択だドーーーン!!』
たこやき(全員)『えっ……?』
たこやき(全員)『……(沈黙)』
たこやき(全員)『なんでやね~~~ん!!!』
カレクッタ『一本、取ったド~ン♪』
どん『カレクッタらしい答えだドン!』
くもきゅん『なんか、シゲキを感じるね…!』
カレクッタ『その通りだドン!カレーもギャグも「スパイス」が大事だドン!!』
たこやきA『なんやコイツ…ただもんやあらへんなぁ~。』

2. EX5話-2

 一方その頃、水マリ子は…

水マリ子『先週のライブ、大盛況だったね~!』
どん子『ね~!すっごく楽しかった~っ!!』
水マリ子『かっちゃんにも喜んでもらえてうれしい~!!』
かつ『サイコーにかわいかったドン!!』
ミミズ『ミュー?ミュミュ、ミュミュミューー!?(あらー?それって、両思いってことじゃなーーい!?)』
水マリ子『キャーッ!ハ、ハズカシイ……』
かつ『いつでも仲良しだドン!』
どん子『水マリ子ちゃん、うらやましいわ~。でもでも、どん子だって負けてないんだから!』
どん子『この前、どんちゃんとデートに行って、ついでにアルバムも勧めてきちゃったの!』
どん子『どんちゃんたら、チョーノリノリで演奏してて……どん子の歌にすっかり夢中になっちゃったみた~い♡』
ミミズ『ミュミューー!!(その調子よーー!!)』
どん子『恋もアイドルも、一緒に頑張りましょっ♪』
水マリ子『うんうん!楽しくやりましょ!』
どん子『…あれ?あ~っ!見~つけた~っ!!』

 何かを見つけた様子のどん子。その頃、たこやきたちは…

たこやき(全員)『どうも、おおきに~!』
どん『キャハハハ!!』
くもきゅん『やっぱり上手いね~!!』
カレクッタ『センス特盛りだドン!!』
たこやきA『さてさて、お次は……ん?』

 そこへ…

どん子『ど~んちゃ~~~んっ!!』
どん『え~~っ!?どん子ちゃん、いきなりなのカッ!!?』
どん『道をあけるドン!!ドドドド…!!(慌てて駆け出す)』
くもきゅん『どんちゃん!?』
たこやきA『うおっ、なんやなんや!?』
たこやきB『どど、どないしたん!?』
たこやきC『ひぃ~っ、とりあえずワイは逃げるで~っ!』
どん子『ず~っと♡会いたかったの~~!!』
どん『と、とりあえず落ち着くドーーン!!』
どん子『あ~ん♡大好きが止まんな~~い!!逃げちゃやだ~~っ!!』
どん『ドンギャーーーッ!!』
どん子『照れないで~!な~んでも♡し・て・あ・げ・る~~~!!』

 どん子の愛のチカラはやはり計り知れない。その様子を見たみんなの反応は…

くもきゅん『どんちゃん、大丈夫かなぁ…』
たこやきA『ふぅ~、ビックリしたで~。危うく吹っ飛ばされるところやったわ~。』
たこやきB・C『かなんなぁ~。』
水マリ子『どん子ちゃんたら、相変わらずね…』
ミミズ『ミュ、ミュミュー。(まあ、いつものことねー。)』
かつ『ボクには手に負えないドン…』
カレクッタ『人生、こんなスパイスもアリだドン。おつカレーライス!』
たこやきA『さ、気を取り直して次のネタや~。』

3. EX5話-3

 ひよこたちは今日も4羽集まってパトロール。今回はさらに「プラスワン」もいるようだ。

ひよこ(緑)『ピヨグリーン!』
ひよこ(黄)『ピヨイエロー!』
ひよこ(青)『ピヨブルー!』
ひよこ(桃)『ピヨピンク!』
ひよこ(緑)『ボクたち全員そろって…』
ひよこ(全員)『ピヨレンジャーー!!』
ひよこ(緑)『今日はさらに、強力な助っ人が参戦だーっ!!』
よもぎ『悪者は「悪・即・斬」で成敗いたす!太鼓武士よもぎまる、参上だドン!!』
ひよこ(緑)『最強タッグ結成!その名も……』
ひよこ&よもぎ『ピヨモギレンジャーーー!!!』

 ピヨモギレンジャー、任務開始。すると早速事件の匂いが…?

ひよこ(緑)『オミコシティは今日も平和……ん?あれは一体…?』
ひよこ(緑)『誰か、あそこにいるな…』
???『カッカッカッ…』
ひよこ(黄)『不気味な声…何か運んでる…』
よもぎ『怪しいドン…みんな、気を付けるドン!!』

 そこにいたのは、ドクロ印のついた黒き太鼓——イタズラ常習犯のふかであった。

ふか『今日はとっておきのイタズラを仕掛けるドン…』
ふか『花火の中にバクダンを交ぜてやるドン!打ち上げ花火でドッキリ大爆発だドーーン!!』
ひよこ(桃)『タイヘンだーっ!』
ひよこ(青)『またヤツの仕業か…!』
よもぎ『やはり…あれはふかっちゃんだドン!最近街中でイタズラばかりしているドン!』
よもぎ『見つからないように、忍び足で行くドン…!』

 忍び足で接近する一行。そして…

ひよこ&よもぎ『そこまでだ!ふかっちゃん!!』
ふか『カッ!?お、お前たちは…!』
よもぎ『話は聞いたドン!この街でのイタズラはボクたちが許さないドン!!』
ひよこ(全員)『そうだそうだ!!』
ふか『チッ…見破られたカッ…!』
ふか『こうなったら…演奏で勝負だドン!やれるもんならやってみろドン!!』
よもぎ『望むところだドン!!』
ひよこ&よもぎ『いざ、勝負!!』

【演奏:スコア対戦】
 直接対決「ピヨモギレンジャー VS ふかっちゃん」!次々とバクダン音符やオジャマ攻撃を仕掛け、オート発動までしてくるふかに対し、正々堂々とフェアに戦うよもぎまるたち。その死闘の結末は…!?

ふか『ドンギャーーッ!このオレ様が負けるなんて…!』
よもぎ『見たカッ!正義は必ず勝つドン!!』
ひよこ(全員)『さあ、潔く負けを認めるんだ!!』
ふか『こ、これで終わったと思うなよ!覚えてろドーーン!!』

 ふかは退散していった。ピヨモギレンジャー、お見事!

よもぎ『オミコシティの平和はボクたちが守るドン!』
ひよこ(緑)『超・お祭り戦隊!!』
ひよこ&よもぎ『ピヨモギレンジャーーーーー!!!』

4. EX5話-4

 他のチビキャラたちは…

わたがし『動いてばっかりだと疲れちゃうよ~。』
わたがし『な~んて、甘いかな~。でも休日くらいはリラックスしたい!』
すずどん『ガラガラン…(ボクはちょっと動いただけで音が鳴っちゃう…)』
すずどん『ガラン、ガラン…(お腹いっぱい食べたし、あとは静かに寝よっと…)』
ちょうちん『ボクは仕事で夜型だからね~。昼間は太陽に負けちゃう…』

 そろって昼寝タイム。

どん子『かわいい寝顔ねぇ~。ずっと見てられる~♡』
どん『みんな気持ちよさそうだドン。お昼寝、ボクも好きだドン…』
どん子『どんちゃんの寝顔…おヨメさんになったらきっと毎日見られるのね…♡』
どん『な、なんか話がそれてる気がするドン…?』
どん子『そんなわけで~。今度、おうちに泊まりに行ってもいいかしら~?』
どん『ええっ!?話が急すぎるドン!!』
どん子『い~っぱい遊びましょっ、どんちゃん♡』

 するとそこへ…

たこやき『お~い、いつまで寝とんねん!』
すずどん『ガラ、ガラン…(あっ、おはよ…)』
わたがし『ふぁ~っ……どうしたの…?』
たこやき『せっかくの自由時間がもったいないで~!!』
水マリ子『みんなで遊べば楽しいよ!!』
ちょうちん『まだ明るいけど…ボクにも何かできるかな?』
ひよこ『一緒なら、誰だって心強いさ!!』
たこやき『よ~し!みんなそろったら、縁日音頭の始まりや~!』
たこやき『歌って踊って、フィーバーやで~!!』
水マリ子『みんな、準備はいい~?』
たこやき『ほな、いくで~~!!』

新曲(仮)『アツアツ縁日音頭 / たこやき&水マリ子 prod. 自営山(Jesahm)』

たこやき『どうも~、おおきに~~!!』
どん『ドンドン!ヒュー!楽しいドーーン!!』
くもきゅん『おもしろい曲だね~!パチパチパチパチ!!』
うなぎ『おうおう!やけに騒がしいと思ったら、お前らじゃねぇか!』
たこやき『親分!』
水マリ子『お疲れ様で~す!』
うなぎ『おもしれぇ音頭だなぁ~!どうでい、良かったら次の祭りに使わせてくんねぇかい?』
かめ『みんなで踊って、盛り上げるであります!』
たこやき『使うてはるんすか?ぜひぜひ~!!』
水マリ子『ありがとうございます~!!』

 見事なパフォーマンスで、うなぎの親分にもお墨付きをもらった!

たこやき『楽し騒がし、お祭り組合!』
すずどん『ガランガラン!(音がなきゃ生きてられない!)』
わたがし『ときには甘える!』
水マリ子『それでも自分磨きを欠かさない!』
ひよこ『小さくてもしっかり働く!』
ちょうちん『縁の下の力持ち!』
たこやき『それがワイらや!これからも頑張っていくでーーっ!!』
全員『おーーーーっ!!!』

 個性豊かで、それぞれ違った才能をもったチビキャラたち。屋台から芸能まで多岐にわたり活躍し、オミコシティを支え動かしているのであった。

5. あとがき(解説等)

 今回はチビキャラたちが主役のストーリーでした。ドンフェスのメインストーリーでは、水マリ子が第3話でアイドルデビューしステージで歌うという活躍を見せ、第6話や第10話にも登場している一方、他のキャラに関してはたこやき(第9話)、わたがし(第6、9話)、ひよこ(第9話)がワンシーンに登場するのみで、それ以外のキャラは登場すらしていません。同じ仲間なのに、ちょっと格差のようなものを感じますね…。ただし、たこやきはパーティゲーム「どんちゃんバンド」のストーリーではプロデューサー「TK☆ボーイズ」として活躍しています。
 今回のEX5話も時系列的にはメインストーリー第11話より後で、前回(EX4話)よりもさらに後の話です。

 たこやきは大阪生まれの10人兄弟で、喋り出したら止まらない性格です。公式のキャラ紹介は「つまようじでブスり、それが快感らしい」とか「熟成された濃厚なソースで勝負」とか、割と謎な設定があります。そもそも生命体として体内の構造がどうなっているのか気になるところです(笑)。そして流石は関西人、ギャグセンスがかなり高く、PSP2ではそのポテンシャルを遺憾なく発揮しています。そんなわけで今回のストーリーでも、太鼓チャンピオンシップなどをテーマにしたギャグを披露しています。どんちゃんやカレクッタ=ドンディーとの共演もバッチリ決めて見せました。なお、途中で話題になったかっちゃんの準優勝についてはEX1話で触れています。
 縁日の水風船、水マリ子はチビキャラたちのアイドル的な存在で、前述の通りドンフェスでもアイドル活動をしています。歌以外の要素といえば、かっちゃんに恋をしているという設定が挙げられます。これについてはEX1話でもあとがきで紹介しましたが、そちらのストーリーには恋愛要素があまりなかったので、このストーリーではかっちゃんとの甘酸っぱい会話や、どん子ちゃんやミミズとの恋バナといった要素を入れました。ちなみに、会話中に話題になったどん子ちゃんのアイドル活動については、前回のEX4話で取り上げています。ところで、そのどん子ちゃんは最近はどんちゃん一筋ですが、CS6あたりまでは揺れており、かっちゃんを追いかけることもありました。彼女が運命の相手としてどんちゃんを選んだ理由ははっきりとは分かりませんが、どんちゃんの方が表舞台での活躍が多いことに加えて、もしかしたらかっちゃん一筋な水マリ子の存在が大きな要因の一つになっているのかもしれません。
 続いてひよこ。冒頭の自己紹介で「ピヨレンジャー」を名乗っていますが、これは戦隊物にあこがれた彼らが結成したグループの名前で、実際にPSP2のストーリーやクレイアニメで活躍しています。しかし最近の作品では目立った活躍がなく、ちょっと寂しい気がしたのでここで復活させました。「正義の味方」のイメージで、よもぎまるとは気が合いそうですね。そんなわけで、今回はよもぎまると共に「ピヨモギレンジャー」結成、見事な連係プレイを見せました。なお、現実世界ではやはり動物愛護の観点から、最近のお祭りでカラーひよこが売られることはまれになっています。太鼓世界のひよこたちはカラーリングされても健康や生活に影響が出ることはなさそうですが、だからといってそれを現実と混同すべきではありませんね。
 一方、残りのわたがしすずどんちょうちんはこれまでの作品でも目立った活躍があまりなかった不遇なキャラで、私自身ネタを考えるのに悩みました(苦笑)。多少強引かもしれませんが、なんとなく「休日はマイペースに休んでいそうな印象」という共通点があります。そこで、彼らは敢えて静かに休ませて、他の活発なキャラとのコントラストを付けてみました。自分に甘えて休むわたがし、音を出さないように休むすずどん、夜に光るために昼は休むちょうちん。理由は三者三様ですね。ただ、これだけだと流石にストーリーとして面白くないので、最後にたこやきたちと合流して一緒に演奏を盛り上げる、という展開にしました。
 さらに今回は拙作初の試みとして、「アニメば~じょん!」からの逆輸入キャラ、ふかっちゃんを登場させてみました。ふかっちゃんといえば、アニメではイタズラ好きな性格で、しばしば騒動を起こす困ったヤツです。もし、パラレルワールドと思われる原作(ゲーム)世界のオミコシティにもふかっちゃんがいるとしたら、どんなやりとりが見られるだろうか、と考えて書きました。今回、彼が仕掛けようとしたイタズラは「花火の中にバクダンを紛れ込ませ、爆発で驚かせる」というものでしたが、これはCS4のミニゲーム「打ち上げ花火」で、何故か花火の中にバクダン(誤って着火すると爆発し失速)が交じっていたというネタを意識しました。そういうイタズラを率先して阻止する正義の味方としては、前述のひよこ&よもぎまるが最もしっくりくる気がしたので、彼らとふかっちゃんとの直接対決という展開にしました。

 今回のプラスα要素は、中盤で現れるふかっちゃんとの「対決モード」。イメージとしては、従来の「スコア対決」と「ボス戦」を掛け合わせたような感じで、譜面には「叩くと減点になる」バクダン音符が交じり、さらに相手が一方的に「オジャマで妨害し、その間だけ自分は譜面を隠してオート演奏になる」(おもちゃ対戦と異なり、プレイヤーは相手を妨害できない)というようなシステムを想定しています。
 新曲(仮)のテーマは「ギャグ風音頭」。たこやきがボーカル、水マリ子がコーラスという位置づけです。たこやきについてはNS1で諸岡大貴さんがCVを担当しています。クレイアニメでは声こそ違いますが「たこやき数え歌」というテーマ曲が出ていることもあって、ゲームで歌唱曲を出しても面白くなりそうですね。一方、水マリ子についてはもともと歌が得意という設定のはずなのに、2024年1月現在未だにCVの公表すらありません。そしてドンフェスのストーリーで実際に演奏する課題曲はなぜか男声ボーカルのGM曲というミスマッチ…。そろそろ水マリ子が歌っているという設定の曲がほしいものです(ただしたこやき同様、クレイアニメで歌うシーンはあります)。そこでCVは誰が良いかな…と考えていましたが、個人的にはこれまで「魔法の喫茶店」など多くの曲を歌っており、加えて時空大冒険のローズちゃんの声も担当している、愛原圭織さんがよく合うと思います。そしてアーティストは「たのしい太鼓道場」や「平成太鼓街道 ~バチの女~」などの曲で知られる自営山(じぇさーん、Jesahm)さん。実は、チビキャラたちの親分たるちょうちんうなぎの2代目CV(NS1~)でもあり、そういう意味でも良い組み合わせな気がします。

 ということで、今回もお読みいただきありがとうございました。次回はワイルドドッグの和田ジョンが登場します。他にもおなじみの仲間が続々登場!あの懐かしのキャラも…?お楽しみに!!

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