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お金の心配、日々の不安。「見える化」してみませんか?

家計簿や日記の効果は「可視化」と「振り返り」ができること。
心のモヤモヤがはっきりと見えてきます。

はじめに

老後のお金や仕事の悩み、なんとなく感じる不安で心がモヤモヤする。
そんなこと、よくありますよね。
なかなか晴れない「心のモヤモヤ」の正体を知る、「可視化」と「振り返り」の方法を考えます。

家計簿は「お金の可視化」の基本ツール

お金の流れを「可視化」するためには、家計簿をつけることが基本です。
ただ、ノートやエクセルに毎日記入するのは大変でしょう。
ですのでアプリで管理することをお勧めします。
(ちなみに僕が使っているのは「Money Froward」です。)

家計簿をつけると「現在の状況を可視化」できます。
こうすることで、何にいくら使ったか「振り返り」が出来ます。

「ライフプラン表」をつくって、将来に備える

家計簿だけでは「将来に対するのお金の不安」は見えてきません。
ですので、次に「ライフプラン表」を作成してみましょう。

ライフプラン表とは、簡単に言えば「将来のキャッシュフローを年表でまとめたもの」です。
老後資金の心配も住宅購入などの夢にかかるお金も見えるようになります。
日本FP協会のHPなど、紹介されているサイトはたくさんあります。)

ライフプラン表も将来のお金の流れを「可視化」するツールです。
では何を「振り返る」のか?ここは視点を変えて、

「将来を起点に、今のお金の使い方を振り返る」

のです。未来に向けて今を考えるのが、ライフプラン表の目的です。

筆記開示で不安や感情を可視化する

エクスプレッシブライティングともいわれるもので、メンタリストDaiGoさんの書籍でも紹介されていますね。やり方は簡単で、
「その日の出来事や、今どんな感情かをノートに8~20分書く」
これだけですが、自分が何に不安を感じているのか「可視化」できます。

僕も毎日実践していますが、ノートに書いた後は読み返しています。
そして書いたことを1行でまとめて、ノートの初めのページに
「4月20日 納期の心配、焦りを感じている」
「4月21日 仕事何とか終わる、寝不足で良くない」
といった感じで、書いています。

こうすることで自分が何に不安を感じているか「振り返り」ができます。
(ちなみに最近のものを振り返ると「お金」→「仕事」→「時間管理」と不安の内容が変化していることに気づきました。)

「可視化」と「振り返り」をする意味

「漠然とした不安」とよく言います。
「漠然」とは形が曖昧でつかみどころがないという意味です。
この漠然とした不安の正体を知ることが「可視化」の意味です。

不安の正体がわかったら、その対処方法を考えることができます。
対処方法を考えるときは「一歩引いて」見るのが効果的です。
不安から一歩引いた視点で見ることが「振り返り」の意味です。

最終的には「自分の不安や悩み事を客観的に見る」状態を目指します。
悩み事から距離を置くことで、心は軽くなります。

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