[読書感想]『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた』著:梅田悟司(984文字)

タイトル、長ッ^^;。図書館で借りてきた2019年出版のちょっと前の本です。

著者はコピーライターで、ジョージアの「世界は誰かの仕事でできている。」、リクルートの「バイトするなら、タウンワーク。」などのコピーを作られているそうです。

尚、借りた後にKindle Unlimitedで読めることを知りました。あちゃ~😱。

雑草という名前の草はないように、雑事という名の仕事はないのです。はい、今いいこと言いました。

そして、雑学と言う学問もない・・・いや、あるな。学問かどうかはさておき^^;。


さて、それはともかく、この本は家事などの本のコーナーにありましたが、家事にまつわるコツや裏ワザ、ノウハウなどを集めた本ではありません。
 
家事の中でよくある小さな出来事、名前もつけられずに、あぁそういうことってあるよねー的なものに名前をつけていき、見える化をしていく本です。
(著者はコピーライターですので、ネーミングが面白いです😆)

まぁ見える化したからといって、共感はあっても、それを解決するための、アッというコツや裏ワザはないんですけどね💦。

もっとも基本的に家事をしないボクには、ノウハウを書かれても・・・というのもありますがf^^;。

さて、では日常の名もなき家事70項目に、どのような名前が付けられたのかいくつか書いてみます。


🔲タッパーのフタと容器を正しく組み合わせる家事 ⇒ タッパー神経衰弱

🔲スーパーで買ってきた豆苗をキッチン菜園で何回育てられるか限界に
 挑戦する家事 ⇒ キッチン二毛作

🔲買い物をしているときに「ソースもなかったはず」と思い出して
 ソースを買って帰ると、冷蔵庫にまるで減ってないソースを発見する家事
 ⇒ 魔の二重買い

🔲絶対に自分がつけていない便器の黄ばみを落とす家事 
  ⇒ 他人の尿ぬぐい

🔲思いきって捨てようと決意したのに、思い出にひたってしまい何ひとつ
 捨てられず時間だけ浪費する家事 ⇒ 思い出テロ

🔲布団を干すたびに物干しざおをふくかどうか指でなぞって判断する家事
  ⇒ 姑の指先

🔲メールの返信が「わかった」と来て、「最後に『よ』くらい足せない
 わけ?」と軽くいきどおる家事 ⇒ 語尾不足


家事じゃないのもありますが😆。
なにやら妖怪の名前つけにも似てますが、かように名もなき家事と苦闘しながらも、毎日家事をしてくれているお母さんに感謝ですね😆。

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