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THINGiオンライン化クラウドファンディング 応援対談Vol.8  ~ファシリテーター&モンテッソーリ教育家菅原陵子さん~


THINGiクラファン応援対談フル動画

【1分30秒でわかる!】THINGiが内省ツールに使える可能性..!

■菅原陵子(りんりん)さんとの対談

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今回の対談は、THINGiファシリテーターでもありモンテッソーリ教育家の菅原陵子さんです。
自己紹介でも「りんりんと呼んで下さい」ということでしたので、ここでも勝手にりんりんさんで進めさせて頂きたいと思います!

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りんりんさんは普段、0~10歳くらいのお子さんのいるお母さん向けに、モンテッソーリ教育をベースとした『知育』と、『しつけ』と『夫婦関係』を整えながら、子供が小さい内の家族を作っていくことを伝えるというお仕事をされていらっしゃいます。

モンテッソーリ教育は、将棋の藤井聡太棋士や、Amazonの創設者ジェフ・ベゾス、マイクロソフト創設者ビル・ゲイツなどが受けた教育と言うことでも有名です。

それ以外にも、結構“ヘヴィーな”カウンセリングなどもされていらっしゃるりんりんさんにとってのTHINGiの面白さなど、THINGi開発者であるえんまりさんこと石原佳史子さんと、一体どんなお話が広がっていくのかとても楽しみです!!

これからTHINGiをしてみたいと考えているお母さんは、りんりんさんのゲーム会に参加してみられると沢山の発見があると思います。THINGiには個性やさまざまな能力を持ったファシリテーターが沢山いらして、それぞれのファシリテーターによって違いが出てくるのもTHINGiの面白い所です♪

◇元々は、お母さん向けのTHINGiがあったらいいねという話から
3:12~

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THINGi開発者のえんまりさんは、今後オンライン化してバージョン開発がよりスムーズにできるようになった暁には、お母さん向けのTHINGiの開発などを想定されています。現在のTHINGiでもお母さんに受けてもらうことは勿論可能ですが、お母さんならではのイベントや、時間の使い方が反映された物があることで、お母さん達だけではなく、お母さんを支える旦那さんや他の家族にもお母さんがの家事負担の現状など知ってもらえると良いなとおっしゃいます。

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りんりんさんは、お母さんになると、有無を言わさず色んなことに向き合わないといけないタイミングがやってくる、そして、子供がいなければ「はちゃめちゃでもOK」なことが、子供ができることでまず「どうやって子供を含めて家族としてやっていくか」を、旦那さんと話さなければいけない場面が出てきたり、「嫌なことは目をそらす」ことがあまり出来なくなったり、更には働き方も変えなければいけなくなったりと、とにかく色んな事が突然突きつけられる様になるとおっしゃいます。

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そんな時に、THINGiを通して自分の考えている事が明らかにパターンとして出てくるというのは、凄く良いと感じられているそうです。

◇THINGiは、内省(自分と向き合うため)のツールである?
6:05~

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THINGiはりんりんさんにとって、自分と向き合って自分で気づけるツール。ビジネスの達成って何?を見られることや、目標や必要なスキルの砕き具合が弱いなどという点が見えるのはもちろんですが、それよりも、「どうしていつもそっちに突っ込んでいっちゃうの~?」というその人のある部分が見えてくるのが面白いと感じるそうです。

それに加えてえんまりさんは、「そんな自分に、自分自身で気がつけるのが面白い」ともおっしゃいます。でも当初はそれを目的として開発された訳ではありませんでした。

えんまりさんにとって「働いていくって何だろう?」から色々なことを加えたりそぎ落として作ってきた中で、ゲームを通して自分と向き合うという側面が残って強く現れていることは、意識していたわけではなく“THINGiに教えてもらっている”そうです。

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そのように自分と向き合うという側面があることから、りんりんさんは、起業塾の最初や、“キャリア”や“生き方”を考えたいときにTHINGiをやったら良いと思うとおっしゃいます。ちなみにりんりんさんご自身が初めてTHINGiをやられた時には、「私、隠していたことがモロ見えじゃないですか!」と驚いたそうです。例えば、(どこかで収支が合うと思っていて)お金に頓着しないという「しっかりものじゃないと見えそうな自分」は、なるべく隠していこうと思っていたりんりんさんでしたが、ゲームの中で丸見えになってしまったそうです!えんまりさんからは、「一回も(お金)を数えなかったですね」と言われたとか。そんな、ふとした部分が現れてくるのもTHINGiの面白さであり凄さですね。

◇緊張することについて
13:48~

りんりんさんは、企業や学校などで2テーブル以上(1テーブル4~5人まで)のゲーム会をやることが多く、その度に緊張しているとおっしゃいます。そういう時どうするのかというと、「緊張している」自分を、『緊張しているな~』と眺めるのだそうです。

実際に「ある気持ち」は「ある」として、遠くから眺めて、淡々とやるべきこと(ここではファシリ)を行なうという心の持ち方は、訓練しなければ簡単ではないかもしれませんが、私たちも日常で役立てるために参考にできたらよいですね!

実は元々大変な人見知りであったというえんまりさんも、起業してから沢山の人に会うのに、いちいち緊張していたら時間のロスだしもったいない(この考え方もすごいですが)と考え、緊張するのをやめようと研究したのだそうです。

それは同じように、緊張している自分を眺めて、どういう風にしたら緊張する度合いが少なくなるのかというのを、緊張する前の自分で調整して(例えば、こういう心の持ち方やバランスの度合いにしてから人と会うと緊張が少なくなるなど)、体験を通して何回も何回も実験して発動させなくしたのだそうです。

THINGiの中にも、「感情を手なづける思考」というのがあるのですが、開発者えんまりさんのこうした経験から生まれたと思うと納得です。

◇自分の内側を見つめること
16:18~

えんまりさんは、自分の内側を見つめること自体が未知の方が多いと感じているそうです。

りんりんさんは、そういった方々に向けて、どの様なアプローチをされているのでしょうか?

大切なことの一つ目は、思っていることを思っているまま言ってみる。それは、人に話すために脚色してきれいごとにして喋ることをやめて、まずは「そこにある気持ちをしっかり見つめて言葉にしていくこと」が大切だそうです。
でも一人だと難しいので、人の手を借りたり、或いはTHINGiを通して喋ったり、ファシリテーターにつっこんでもらえるのはとても良いとおっしゃいます。りんりんさんの講座でも、まずは自分が動いた気持ちを見つめていくことから初めていくそうです。

ノートが書くのが流行っていても、自分を掘り下げる所までなかなかできないというのは、自分自身の心に聞かずに、綺麗にまとめようとしたり、本当に感じている気持ちを見ないでわかったように書くからとおっしゃいます。

そして大切なことの2つ目が、反省をしない・判断をしないことだそうです。人は大抵ショックな出来事があった時に、「私が悪い」か「あいつが悪い」になることが多い。

その反省や判断は小さい頃の経験からくることが多いのだそうですが、りんりんさんは、そのショックな出来事があったことに対して「そんなことがあってガッカリだわ」という気持ちを、まずは感じて言葉にする所から始まらないと同じ事を繰り返すことになると続けます。えんまりさんも、すぐに反省したり判断したりするというのは、思考を放棄していて、感情を見ていないような気がするとおっしゃいます。

◇「人に迷惑かけちゃいけない」と教える子育て??
24:19~

今の子育てでは、あなたの気持ちは大事じゃない、人に合わせなさいと言っている子育てが横行しているとりんりんさんはおっしゃいます。

それは、お母さんが「お母さんダメね」と言われたくないがために、子供が悪いという風に持っていってしまうことが多いのだそうです。

自分を満たす前に他人を満たしなさいと言われることがあるそうですが、小さい子供(就学前の幼児)は特に、自分が満たされないと分からないとりんりんさんはおっしゃいます。

例えば、子供のお友達が何かを落とした時に、「ほら、拾ってあげなさい」とお母さんに言われる。

でも一方で、お母さんの中に、『自分のことは自分でできるようになって欲しい』という価値観があると、子供自身が自分のものを落とした時には、「自分のものは自分で拾いなさい」と言われる。

これでは、子供は『ぼくの物はだれも拾ってくれない』ということになり満たされないのだとおっしゃいます。

こうした話を聴いて、「子供をコントロールしようとしていると感じました」とえんまりさん。

つまり、お母さんの価値観の中に「他人の目」というフィルターが入っていて、まっすぐに子供を見られていないと感じたそうです。りんりんさん曰く、まずはその「他人の目」というフィルターに気がつくということまでが一山で、その山を越えることがまず第一歩だそうです。

そして、お母さんが自分の価値観をしっかり持って伝えられるようになるためには、小さいことでも、「NO」は「NO」ということが、自分を大事にする時にとても大切なのだそうです。

さらにえんまりさんは普段から、『自分の細かな感情や、その感情がどこから生まれてくるのかということに気づいたり、掘り下げていく練習』をすることが大事で、他者との対話の中でスピード感を持って対処できるように日頃からその練習をしていないと、人に誤解されたり伝わらないという事が起きてしまうとおっしゃいます。

ちなみに、例えばご飯を残しちゃだめだと言われて泣きながら食べさせられるような子供は、自分の体の声に聞かずに自分に嘘をついてしまうようになり、そのまま大人になると、仕事を断れない様に大人になってしまう人もいて、その様な大人がまず自分に嘘をつかないで自分を感じるためには、お腹がいっぱいになったら御飯を残す、というところから始めると良いのだそうです。

◇THINGiでも人からよく見られたいという所を抜けたら面白い
34:57~

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ゲームの中でその人らしさが出てくることに、人としての愛しさを感じるとお二人が口を揃えます。

りんりんさんは、その人がその人のままで良い、とは良く言われますが、それが簡単じゃないから色んな問題が起きて来るのだけど、THINGiではゲームを通して自然にその人の人間らしい部分も出せて、そしてそれを自分自身で気づいて受け入れられるところが、THINGiの好きなところだと感じているそうです。
えんまりさんは、その人が例えば子供っぽかったり、一般的には至らないと感じられるようなところをすっと出せる人は可愛らしいと思ってもらえると感じていて、そういう感覚をもっと信じて、かっこつけない自分をもっと出していっても良いと思うそうです。

ダメな自分も自分で受け入れる、というところから自分に対する扱い方というお話に広がっていきました。

◇パンツのお話
40:36~

自分を大事にしているかと言うときに、ある時「下着をいつ買い換えましたか?」という質問から、りんりんさんは思った事があるそうです。「身につけている下着は心地が良いか?」という質問もあり、「気がついたら1年上買い換えない」という人が多かったそうですが、それは、くたくた感が心地よいなら良いなら良いけど、外側の服はよく買い換えるときにその差はなんだろう?と考えた時に、外の服は人に不快感を与えるけど、下着は自分しかみないからどうでも良い、つまり自分をどうでも良いと扱っているのに等しい??のではないかと考えたそうです。またえんまりさんは、下着に関しては、家族にはよれよれ見られても良いというないがしろにしている可能性もあると続けます。

更に、何で買いに行かないの?という問いに対して、「時間がない」「恥ずかしい」と答えた場合、これも外側の理由だったりするとおっしゃいます。それは、自分に対して時間を使わないということにも繋がるのだそうです。なんともはや、「自分は大事にしてますか?」がパンツにもでる、というお話でした♪

◇会社員のいいところ
51:50~

会社員の方が合っている人もいて、大きなお金を動かせたり、安定安心が自分に得られて働く場所があるというのは幸せなこと。THINGiでも、会社員のままでもいいんだという答えにたどり着くことも、ゲームの一つのゴールでもあるとえんまりさんは考えているそうです。ただ、双六形式なので、前に進まないといけない気持ちになるのだけど、THINGiはゴールがないので、進むことに意味がないということにも気づいて欲しいとおっしゃいます。
一方で、りんりんさんは会社員であったとしても、THINGiでいう“フリーランス”や“起業家”の視点を持つことはとても大切なので、会社員でありながらも、その視点を持ちながら進んでいくことでも遊び方が変わるかも知れないとおっしゃいます。また、疑似体験として、違う立場を経験してみてから現実を選択するというために、進んでみるのも良いかもしれないとお二人はおっしゃいます。

◇キャリア教育はそれ自体答えがないから「考える力」が必要
57:30~

キャリア教育はどこの学校も悩んだり模索しているので、今後、(THINGiを紹介するのに)偏差値上位校の校長先生に手紙を書くことなどをりんりんさんは考えておられるそうです。えんまりさんも、先が見えない時代や、「キャリアを教育する」っていうことは答えがなく目に見えないものなので、『考える力』や『時代を読む力』がとても必要という話になりました。これから、日本の学校のキャリア教育にTHINGiが使われる日も遠くないかもしれません。それはとても楽しみですね!!
ということで、ここまでモンテッソーリ教育家でTHINGiファシリテーターでもあるりんりんさんこと菅原陵子さんと、THINGi開発者であるえんまりさんこと石原佳史子さんとのクラファン応援企画対談をお伝えしてきました。お読み頂きどうもありがとうございました。


■0:15 対談Vol.8の対談相手モンテッソーリ教育家の菅原陵子さんです
■0:47 自己紹介(りんりんさん)→モンテッソーリ教育を基本に、知育・しつけ・夫婦関係を整えながら、子供が小さい頃に家庭を整えていこうという仕事
■3:11 元々は、お母さん向けのTHINGiがあったらいいねという話から始まった
■4:32 お母さんになると、有無も言わさず自分に向き合わないといけないタイミングがやってくる
■6:06 えんまりさんも、未だにTHINGiについて知らないことが沢山
■7:03 THINGiは自分の癖を自分で気づけるのが面白い
■8:26 えんまりさんにとって「働いていくために必要なこと」を入れたゲーム
■9:44 「生き方を考えるってなんなんですかね?」
■11:35 お金にまつわる自分を見つめる部活~お金のマインドブロック外し部~
■14:06 りんりんさんはファシリの時、緊張を眺めている
■16:45 自分の内側を観るってどうするの?という方へのアプローチとは
■18:09 THINGiもそうだけど、喋るチャンスと突っ込んでもらうチャンスを活かす
■20:40 2つ目は反省をしない、判断をしない
■24:20 「人に迷惑をかけちゃいけない」と教える?!
■27:46 子供をコントロールしているように感じる今の子育て
■29:48 自分を大事にするときに、小さくても嫌なことは嫌という大切さ
■31:06 内省を文化に!!をスローガンに掲げて選挙に?笑
■31:47 御飯を残さないで食べなさいと言われて育った子供は将来どうなる
■34:57 THINGiは「やばい賢くみえなきゃ」を越えたら見えてくる
■37:02 どんな自分でも大丈夫と、ゲームを通して感じられる
■38:38 自分自身の一般的な至らなさを、もっと皆んな愛でて出せば良いと思う
■40:42 ところで下着はいつ買い替えましたか??
■46:26 対の靴下が必ずなくなる
■51:15 鬼編集長時代のりんりんさん
■52:15 会社員のままでいいというのも一つの答え
■55:01 THINGiはせっかくゲームだから経験してみて選択肢の材料にしてもらう
■56:49 りんりんさんも定期開催しましょう!
■1:00:03 キャリア教育はそれ自体答えがないから「考える力」が必要

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