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#12 人口過密化と海上都市構想の可能性の話〜アフタートーク〜

第12回は都市計画に関するエピソードでした!

音声配信はこちらから➡︎『人口過密化と海上都市構想の可能性の話』

さて今回は卓士の言うところの「頭の良さそうなテーマ」でした。
それなのになぜか笑い多め。
そこらへんは真面目な話と面白い話とうまいことバランスを取ってこれからもいきたいと思います。

本編でも触れていたスペースX社代表のイーロン・マスクは2022年より火星への移住計画に着手する予定と言うことです。
ちなみに彼曰く「火星に自立的な都市が完成するのは2050年頃である。」
しかもうまく進んでという事だと思うので、なんだか遠い未来の話ですよね。
よって人類がまず目指す先は“空”ではなく“海”なのです。

# 火星移住計画の仮想サミットでの発言
# 2020年現在の見積では火星への移動だけで1年
# オランダの団体マーズワンは2025年までに火星に永住地を作るらしい

イーロン・マスク by 『Esquire』


清水建設が発表している環境未来都市構想“GREEN FLOAT”
この計画では赤道直下の太平洋上に約4万人居住の街(セル)を作る。
そしてその1つのセルが2,3個集まり1つの都市(モジュール)になり、その都市が10個程度集まり1つの国家(ユニット)になると言うイメージのようです。
もう聞いているだけでワクワクしてきませんか?
もっと詳しく知りたい方は下記の公式ページを参照ください。

# グリーンフロート
# 植物質+海上の都市
# 深海未来都市構想というのもあるらしい

清水建設HP

後半のお話は「テクノロジーや芸術など様々な分野で先進的な思考を持った人々が集まる自由自治の共同体を作ってはどうか?」と言うものでした。
最近の世界は“分断”が叫ばれていますが、個人的に感じていることは

「人々の生き方や思考が多様化していく中で、現在の国家単位の共同体には限界があるのではないか?」

と言うことです。

「結婚したい/結婚したくない」
「仕事を思いっきりしたい/趣味に時間を使いたい」
「ワチャワチャ楽しく生きたい/ひっそり静かに生きたい」
「好きなモノを好きなだけ食べたい/ビーガンがいい」
「感染症なんて怖くない/感染症がとても怖い」
etc…

もちろん自分と違う人と出会えることはとても素晴らしい事です。
それこそが人生の喜びだと言っても良いかもしれません。
しかしあまりにも人間は多様化しすぎた。
民族や血筋や言語だけで一括りにするのには限界が近づいている。
現在の国家という共同体そのものの存在が揺らいでいると思うんです。
このような都市構想計画というものが、より良い社会を形成するための一旦を担うことができると私は信じているのです。


さー次回は私たちになくてはならない“食”に関するエピソードです!
乞うご期待!

西田

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