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2022オリックス優勝争いの最中に書き殴った散文

2022年オリックスが優勝するかしないかの最中にあった2022年9月27日、試合前の京セラドーム大阪で書いた文章です。
今更ですが、おもろかったので大晦日に供養します。

2020.9.18 院試合格
落ちたら就活に切り替えるつもりだったので
とりあえずゆっくりできて安堵。
先延ばししてしまった引け目を感じながらも。

院進は就活からの逃げだった。
将来ちゃんと生きていけるのか。そもそも生きている意味があるのか。

そんな中、オリックスが好きになる。

京セラドーム大阪でのオリックス対西武戦。先発山岡。
元々ネットでオリックスの試合をよく見ていたのですがこれが初の現地。
最初は山岡の縦スラを見たくて行きました(2020.9.18)。

山岡をきっかけに
福田、若月が好きになって

弱いって先入観があったけど全然強い。
強いし、若手のいきが良くて
数年後には強くなるんじゃないかという期待感があって
どんどんのめり込んでいった。

弱いオリックスを見ながら自分も頑張ろう
どんだけ自分が惨めでも、オリックスの選手たちほどの苦しさじゃない
不人気で弱いオリックスに自分を重ね合わせて
一緒に苦しみを共有できる感覚がして、親近感が湧いたい。

今は弱いけど数年後は強いぞ。
今は生きる意味を見出せていないが、ときが来るまで生きよう。
そうして2020年を終えた。

2021年は予想に反して大躍進だった。
そして、まさかの優勝。

自分自身もビックリするくらいの行動力で
就活や長期インターンなどいろんな経験をした。
自分も苦しみながら12月頃に
自分のアイデンティティ、生きる意味を見つけ出した。

オリックスリーグ優勝が決定し中嶋監督を胴上げ
オリックス リーグ優勝

2022年9月27日

来年から就職で東京に行くことに。
しばらくはふらっと行くこともできないだろう。
おそらく自宅から通う最後の試合。

長堀鶴見緑地線のメロディー

2年前。人生に絶望していたあの日も同じメロディーを聞いていた。
生きる意味が分からず死にたかったあの日。

いまだに苦しみながらも
あの日と違って今は自分に信念がある。
大人になれたのか、子どもに戻れたのか分からないけど
生きていて多少は未来がみえるようになった。

オリックスは今年も優勝争いをしている
全勝は必須、全勝しても優勝できないかもしれない厳しい立場ではあるが、ここまで希望を繋いでいることを誇りに思う。

今日も勝ってほしい。
最後かもしれないし勝利で終わりたい気持ちもある。
負けで終わって優勝が遠のくのも嫌やし。

ただ、なんだろ、言い訳? 予防線かもしれないけど、
弱いオリックスをみたい気持ちがぼんやりある
弱いオリックスを見てまた東京で頑張りたい。

(終)



てな感じでえらいエモーい話を書き連ねています。

オリックスが弱いからこそ頑張れる。弱いから自分も頑張る。

弱いオリックスと共に頑張れると共鳴した2年前の自分を思い出し、
未経験から社会人に飛び込む漠然とした不安を抱える今の自分に
同じように弱いオリックスを見て決意新たに頑張っていこうと
2年前と似たような心情を抱く。

だから、負け試合をむしろ求めている
そういう文章です。

ちなみに、
この試合はボロ負けでした。

まじでおもんなかったんです。
クソが。

ボロ負けを現地で見せつけられたので
エモさなんてなくイライラしながら帰って

しかも、これが最後は嫌だなあと思って、
京セラドーム最終戦のチケットを取りました()
↓詳細note

最後、とエモいことを書いて
さらに負け試合でもいいなんて書いておきながら
負けたら不満たらしてめちゃくちゃ未練がましく
最後の勝ち試合を見て満足する。
それがこのnoteのオチです。
思わずnote化しました()

p.s.
ホーム最終戦が最後のつもりでしたが、
日本シリーズにどうしても行きたくて観に行きました。

それがあの伝説の第5戦です。

来年から東京なので、本当に最後の京セラD観戦。
最後の京セラDがこの劇的な勝利となったのは最高の思い出です。

かなりの劣勢から勝利して
そのまま日本一になったターニングポイントの試合
その瞬間を現地で味わえた訳です。

この試合で勇気をもらってこの2ヶ月は頑張ったと言っても過言ではないです。
LINEやFacebookのアイコンもこのときに撮った写真にして
「いっぱい感動と勇気をもらったんだから、これみて自分も頑張るぞ」
とお気に入りです。

結局強いオリックスに勇気づけられて東京でも頑張る気持ちになれました()




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