『怪しいかも...?』高校生にクラウドファンディングについて聞いてみた
現在、さまざまな業界を巻き込んで資金調達の新しい手法として活用されているクラウドファンディング、若者のお金事情が変わりつつあります。 周りからの依存から自立へと変化していく多感な年代の高校生はクラウドファンティングについてどう思ってるのか、そもそも認知しているのかを実際に聞いてみました。
今回協力してくれた人の紹介
A君
普通高校に通っているサッカー部のキーパー。
YouTubeが好き
B君
同じく普通高校に通っているサッカー部のセンターバック。
ゲームが好き
C君
普通高校に通っているバレー部のリベロ。
イケメン
Dさん
普通高校に通っているバドミントン部のマネージャー。
アイドルが大好き
E君
普通高校に通いつつ、学生団体に所属している。
アート、マーケティングに興味がある
Fさん
普通高校に通いつつ、学生団体に所属している。
青春を謳歌している
Gさん
普通高校に通いつつ、東京でインターンしている。
自分で記事を書くのが趣味
普通の高校生は全然知らない...。 クラウドファンティングについて取材してみた。
取材に協力してくれた人全員にクラウドファンティングについて知っているかをアンケートした結果...
普通高校に所属している学生(A.B.C.D君(さん))→全員知らない
学生団体に所属している学生(E.F.G君)→全員知っている
普通高校で校外活動などをやってない人と、学生団体などの校外活動を積極的にやってる人とで大きく別れた結果になりました。
「怪しそう?」クラウドファンティングの最初の印象
「知らない」と答えた人にクラウドファンティングの仕組みを伝えて感想を聞いてみたところ....
A君「自分に対して投資してくれる利点がないから怪しそう....」
B君「お金だけとられて逃げられたりしそうだし怖い...」
C君「自分のやりたいことが応援されるなら嬉しいけど、お金が簡単に入ってきそうで怖い...」
Dさん「好きなアイドルがお金を集めてるなら速攻投げる!」
クラウドファンティングの最初の印象は「怪しい」や「怖い」などの負の印象が、クラウドファンティングについて知らなかった高校生に聞いたところ多かったです。
信用=お金になる。学生団体の高校生にクラウドファンティングについて聞いてみた
もうクラウドファンティングについて知っている学生にクラウドファンティングの印象について聞いてみました。
すでに使用して支援してもらった人もいて、様々な意見が聞けました。
E君
「自分も一回東京に行くためにpolcaをやった時にTwitterでの発信力がほとんどないのにも関わらずに行きと帰りの交通費を支援していただけたから、『熱意でもらえる奨学金』みたいなイメージかな。」
Fさん
「中学生以下でまだバイトが出来ない年齢の子でも自分の行動次第でお金を貰えるチャンスにもなるからその子たちにとってもいい経験になると思う!今までは自分の労働時間=お金に変換してもらうのが一般的だったけど、たらしい形に変わりつつあって、そう考えるとクラファンって新しい形だよね!!これからの時代にクラファンが私たちにとってどんな存在になるのかが楽しみだよ!」
Gさん
「日本人って貯金癖が多いから、最初の経験としてで少額で知ってる人を応援したりするのもありかも。
支援する時にはだいたいTwitterからとか、他のアプリから飛んでくるから、基本的にクラウドファンティングサイトの中で支援することがないから、もっとニッチな検索方法とかがあったら面白いかも!
今の課題としては、Polcaとかは少額から支援できる学生向けのアプリなのにクレジットカードでしか決済できないのはハードルが高いかなーって思うね。」
この意見を見ると、高校生の中での二極化が進んでいるように見えますね。
では、若い世代をターゲットにしたクラウドファンティングはどのように行うべきなのでしょうか。
若い世代は中々自分が知らない領域にお金を払うという文化がなく、おこずかいの範囲も少ないので、プロジェクトの支援金額を高校生が払いやすい価格(1000~3000円)にすると、学生でも払いやすくなるのではないでしょうか。
また、若い世代はTwitterやInstagramなどのSNSを日常的に使用しているので、SNSでのアプローチもかなり強いと思われます。
いかがだったでしょうか。
このように、若い世代が集まる場所はSNSにたくさんあるので、そこをうまく狙ってアプローチするとうまく販売できるのではないでしょうか。
若い世代がお金を払いずらい背景に、若い世代は現状クラウドファンティングを認知しておらず自分が支援するためにお金を払うという文化がないのが一番大きな理由でしょう。
なので、若い世代にクラウドファンティングを普及させるために各SNSとの連携をし発信をしていくことが大切だと思います。
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