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日系品質☆妄想考/ep2;中華大陸•逃避行

ここでは、ep1での深圳(海外)サプライヤーとの品質談義を起点に話を進めます。
最初に思い出したのは、”1ロット生産での売り逃げ”をされたとの深圳駐在員の話でした。何それ??でしたが、聞いて見ると、ローカルサプライヤーとの購買契約の時、大口ロットでの契約を強く要求され、初回納入後、随分と間が空き2回目の発注をしたら相手の会社が消えており、新たな手配先探しなど、大変困ったとの事(品質業の目線だと、外注変更での顧客申請も大変だったことでしょう)。しかし、幸いな事に、大きな品質不良は無かったと話されておりました。だが、他の日系企業からは、不良品を掴まされ大変だったとの話も聞くとの事。これが“売り逃げ騒動”。
 
ここで頭に浮かんだのは、同じ中国大陸の劉備玄徳。本当に、高祖劉邦の末裔なのか?騙りなのか?と一緒に思い出し。。。。う?これって、近頃の日本で言えば、品質(自分)のデータ改竄ですかね?
戦国乱世だと言うのに、劉備、負け戦が多い。しかし、逃げるのは上手い、逃亡しながら再起をはかり、三国志の一角となり、皇帝にもなる。
日本の戦国乱世だと負け戦が続くと、自害か、突撃玉砕。島国だから逃げ場にも限界がある。WW2の万歳特攻や、神風特攻も、そんな島国の歴史に起因かと思っちゃいます。そこに比べると、中国は広大です。大陸です。方法次第では、逃げまくり、再起もはかれます。皇帝にもなっちゃいます。同じ劉氏かは解りませんが、高祖劉邦も戦は下手ですね〜。戦上手の項羽に、負け戦ばかりでしたが、皇帝になっちゃいます。劉備のような一部地区での皇帝じゃなく、中華の覇者。
 
乱世で、戦が弱いのに皇帝になるって、ある種、製造業では、”品質が凄く悪い状態“でも、業界TOPになる感じに思える私です。品質(いくさ)が悪く(へた)ても、大陸だと逃げのび、天下を取る事も可能なのですね(だから義経は、大陸でジンギスカンになるしかない。土方さんはロシアらしい)。ある種、これも大陸文化!
 
小休止; 私が三国志の群雄で好きなのは、孫堅文台。別の時代なら岳飛も好きですが、この両名、戦(品質)は強いが、謀殺されてます。ある種 “過剰品質” への反動、自滅か?品質(戦)だけでは、 市場(天下)確保は出来ず。“マネジメントも重要“です。
 
コロナ禍の少し前や最中にも、日本の同調圧の強さが話題にありました。
これって、周りに同調しないで、村八部的になると、逃げ場がなくなる。そんな立場は避けたい。これって、前述の逃げ場のない島国での環境影響、歴史の積み重ねと思っちゃう私です。個人的な感想ですが、小学校のクラス分け初日に先生が、新しいクラスのお友達!と言う話に、子供心に凄く違和感を感じていました。“え?今日、初めて会った。まだ、話したことがない、遊んだこともない。”と思ったものです。今思えば、ここから同調の摺り込みが始まる気もします。文化の継承、島国文化!
 
大陸文化と島国文化の整理が、少し出来たので、更なる品質業務への考察、深耕へと進みます。

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