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日系品質☆妄想考/ep7;品質志道

TS16949導入初期、工場の現場から職人が消えても、QMSさえマネジメントされれば、品質が確保出来る事を経験した小生です。しかし、その後のマネジメント不足での品質劣化も経験した者でもあります。
もしも、職人達が発した苦言(Quality  Force)を糧として、品質に矜持を持ち、マネジメントをする上の方々が表れれば、データ改竄や隠蔽、品質不祥事への抑止となるでしょう。更には、実務者との共感による調和によって、下も育ち、品質も向上、改善するでしょう。これを工場での品質トップダウンと言うのでしょう。
 
とは言え、それを待っていては、長期戦となるでしょう。
実務者は、品質向上事始めとして、先ずは、品質マネジメント改善へのキッカケとなる品質スキルアップの必要性、品質工数確保などの苦言や、是々非々による上申をすべし。これにて品質マネジメントへの改善を働きかけましょう。これを品質ボトムアップ、職人達の志(魂)の継承と言うのでしょう。Quality Forceと共に!

 “品質志道” 品質を志す道を歩む者は、Quality Force/志(魂)を身に付けることが大事です。

ノーマネージ(シス)を、島国文化、負のダークサイドとするならば、職人達は、品質ジェダイマスター。ジェダイマスターが消えた今、ノーマネージを打破することが、シスとジェダイの融和(SDGs?Forceの調和?)、改善策。
忖度忌避と、是々非々目線、更には、QMS(Quality Management System)を精査することで、“新たな時代の品質職人”が生まれるでしょう。
 
品質工数削減による目先の収益狙い、品質システム実行工数削減マネジメントは、ep1でのN社、M社にも言えたかもしれません。
歴史を繰り返させず、歴史を模倣し、昔の職人よろしく、実務者からの品質マネジメントへの働きかけ。近年のパワハラ防止の流れに乗って、苦言を言えるチャンスを窺おう!
とは言え、チャンスが来るかは解らない。そこでも職人よろしく、自分自身で品質スキルも磨いていこう。それが前述的な品質ツールの研修要請でも良いではないか!模倣し、真似て、改善するのも日本人の良い特性。
さぁ進もう!職人の志(魂)を模倣(修行)しよう!Quality Forceを身につけよう!
 
更には、海外が相手の時は、日本人思考より、国際規格(IATF16949)基準の方が理解が求め易い実体験もしております。QMSを単なる美辞麗句の紙•画餅(ISO規格、QMS規定原理主義)とか、認証ビジネスにするだけでは、勿体ない。
品質マネジメントの書であるIATF16949を是々非々基準で扱うならば、上や、海外とも戦うツール(武器)になるでしょう。
国際規格(IATF16949)をライトセーバーよろしく、武器として、“現代の品質職人”への道を歩んで行こう!
さぁグローバル化による多様性に基づき、品質向上、改善へと歩み出そう!

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