電車では絶対に寝ちゃう
SNSをやっているとたまに、丁寧な暮らしをしていますね、というようなニュアンスのことを言っていただきます。
それを受けると私はどうしても「😳」の顔になってしまう。まったく嫌な気持ちではないんですけど。というかむしろ時間に追われず、丁寧に自分を大切にして暮らせたらいいなとは思っている。とにかく恐れ多いです。
でもたぶん昔から知っている友人からは「○○が丁寧な暮らし?ンフそうかな?」って鼻で笑われそう。
そもそも丁寧な暮らし、憧れてはいたけれど丁寧な暮らしってなんだろう?
鉄瓶でいれた白湯を飲んだり?お花をちゃんと育てたり?寝る前にぬるめのお風呂にゆっくり入ってアロマ焚いてヨガやってハーブティー飲んで?みたいな感じ?
体感でいうとここ最近、言葉がひとり歩きして丁寧な暮らしって一体なんなのか分からなくなっています。
そうやって色々考えると、私は全然丁寧に暮らせていないです。
朝に白湯こそ飲んではいるものの、それはあくまで調子良く会社までたどり着くためのほぼお薬。風呂に入るのは毎晩面倒で誰かに代わってほしいし髪の毛乾かすのも億劫でいつも60%ぐらいは自然乾燥。時々ひとり自宅でお酒を飲みすぎて翌日をパァにする。仕事の日は5時に起きているけれど、余裕を持った5時ではなくて慌ただしい、親と「間に合わない!!!」と騒ぎながら化粧も8分で済ませる5時。洋服はいつも猫の毛だらけ。あとはなんといっても電車では絶対に寝ちゃう。
電車で寝ちゃう。丁寧に暮らしている人は絶対にしないことだと思う(偏見?)。
いかにして、他人に迷惑をかけずに(寄りかからずに)寝るか、何年もの研究の結果から導き出したメソッドはあるけれどたいそうくだらないのでここでは省くとして、職場まで毎日往復3時間かけている身としては電車時間は1日の中でかなり大きいもの。
朝はもう眠くてしょうがないので座れるところすべて当然のようにお休み💤しているんですが、帰り。座れた時はいくら面白い本を読んでいても絶対に絶対に最後の10分寝てしまう。立っていてもよくガクガクしている。もうね、電車の小さな揺れはとにかく睡眠に適しているのですよ。とにかく。気持ちよく寝ちゃう。抵抗はできない。
なんでこんなことが頭の中でぐるぐるしているのかというと、空気階段の踊り場(ラジオ)、第81回のアフタートークを聞いていたところ電車でよく寝るもぐらさん、新宿から横浜へ向かうところ寝過ごして熱海へ、熱海から折り返したら宇都宮まで、ってやってしまったくだりをかたまりさんが「ちょっとうとうとするぐらいなら分かるけど考えらんないよ!」「電車でそこまで寝る人の気がしれない!」というのがあって。
いやもぐらさんの気持ちめちゃくちゃ分かるわと。私はほっとんど寝過ごさず目的地の一駅前でぱっちり目が覚める体質なのですが、電車でそこまでガッツリ寝る気持ちはとてもよく分かる。けれどかたまりさんからしたら異質なものとして思われるんだろうなぁと思った。いびきこそかかないものの、多分相当スヤスヤいいながら寝ているので。あっでも他の場所では寝ません。喫茶店とか。
いやぁまったくだらしないなぁと思いつつ、そもそも必要である布団での睡眠時間の確保をこれからも蔑ろにして、朝も夜もスヤスヤ寝させてもらおうと思います。とにかく気持ちいいので…もうちょっと人間レベルが上がったら寝ないよう頑張ります。
…なんの話?
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