トライアンドエラーのトライの前に
初note。
普段はダンスインストラクターとして働き、週末にはダンスバトルに出るごく普通のダンサーをしている僕が気づいたことを書いてみようと思います。
今日はブレイクダンスのレッスンをしていました。コロナの影響受けまくりでみんな休みまくって今日はマンツーマン。
6人で踊る発表会の振り付けをマンツーマンでやってもしょうがないのでドリルという技を教えました。
簡単に説明するとちょっとだけ回るヘッドスピンです。
僕左回りで、生徒右回りなんですよね。
手本を見せてもしっくりこない様子。そりゃそうだわな。
なので動画を撮って比較することにしました。
まず僕が技をやる生徒を撮る。その後に生徒は鏡ごしに技をやる僕を撮る。
めちゃくちゃ良いじゃんこれ。笑
生徒もイメージがどんどん湧いてきて時間を忘れて技の練習にのめり込みました。
トライアンドエラーの繰り返し繰り返し…
習得はできませんでしたが。笑
好きこそ物の上手なれです。彼の挑戦はまだまだ続きます。
ブレイクダンスってクルクル回るんですよ。回ってる間は鏡見れないので先生と比較するっていうのができないんです。
でも良い時代になりましたおかげで、スマホで動画撮れるんですよ。スロー再生やコマ送りで、バランスを崩す瞬間、どのタイミングでシルエットが変わるのかを観察することにより力の入れるタイミングや軸の取り方を模索します。
僕も自主練はこれめっちゃやってます。
ダンススタジオで、レッスン中に生徒と2人で座ってスマホを眺めるって絵面的にはよろしくないかもしれませんが、トライアンドエラーはそもそもイメージから始まります。
自分を客観的に見ることにより、自分の体の感覚がどういう結果になるのかを理解できます。
足が上がりきってない、手が地面から離れるのが早い、などなど。気づけることがたくさんあるので気づいたことをベースに改善策を自分で考えます。
「もっとこうしたらうまくいくんじゃないか…?」
っていう思考が生まれて初めてトライすることができます。そのあとはエラーでもいいんです。
トライアンドエラーを繰り返すことにより正解が少しずつわかってきます。
まずはどんな形でもいいから自分でアイデアを出す。
これが本当に大事。全ての始まりです。
成功へ向かうスタート地点です。
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