50曲歌い切りました

2/5(日)の50曲歌うワンマンライヴ、無事に歌い切りました!観に来て下さった皆さん、harness鎌田さんとコンさん、超長丁場お疲れ様でした&ありがとうございました!途中退場した人もほぼおらず(一名だけご飯を食べに出た方がいましたが全然OK!無問題です!何なら俺も途中で目茶苦茶腹減って日高屋にチゲ味噌ラーメン食べに行きたかったくらいなので!)、最初から最後まで歌を聞いて下さって感謝しかないです!

先ずライヴを終えた直後の感想なんですが、「まだ全然イケるなぁ」でした。鎌田さんから55曲ワンマンをやった時のことを色々と聞いていた上に(右手が攣ったとか、翌日全く声が出なかったとか)、前日余り寝られなかったので若干の不安があったんですが、完全に杞憂でした。なので五年後に55曲歌うワンマンをやることに決めました。

左が開場〜開演時にかけた映画『ディア・ハンター』のサントラ、右はそれ以降かけっぱなしにしていたサンハウスの1stアルバム『有頂天』です。

次に反省点です。1曲だけ思い切りやらかしてしまいました。「マルテ」という曲で思い切りキーを間違えてしまい(オープンEのカポ無しで演奏するところを、2カポで始めてしまいました・・・)、サビで気付いた時には時既に遅しでした。一旦止めてやり直そうか迷ったんですが、強引に歌い切りました。ギョッとした人もいると思います。正直目茶苦茶焦りました。曲数が多い上にチューニングも3パターン使うので、しっかり確認してから演奏を始めるべきでした。超絶ケアレスミスなので、これに関しては本当に申し訳なかったです・・・。

次は反省点というか今後の課題がふたつあるので順にいきます。

①ピックでのコードストローク
ピックでコード弾きするのが目茶苦茶苦手なんです。特にアップテンポの曲だとコードが綺麗に鳴らずにグシャッとなってしまうんですよね。今回のライヴで改めて弱点だなぁと痛感しました。原因は何となくわかっているので、先ずはこれを克服しなければ!と思っています。

②メジャーにいた頃に作った曲のリアレンジ
前にもどこかで書いたことがあると思うんですが、フリーになる前と後とでは曲の作り方が全く違うんです。ギター一本の弾き語りでも通用する曲を〜と思っているのは昔も今も変わらないんですが、がっつりアレンジすることを前提に作るのと、初めから弾き語りを前提に作るのとでは大きく違ってきます。メジャーにいた頃に作った曲=音源として発表されている曲を演奏するためにはそれらをギター一本で良い感じで聴かせられるようにリアレンジする必要があるんですが、それが上手くハマった曲といまいちハマり切ってない曲があるんです。普段のライヴでセットリストに偏りが生じがちなのはそのせいです。それじゃあいかん!ということで日々あれこれ試行錯誤しているのですが、今回ようやくハマってくれた曲があった一方で、やっぱりいまひとつハマり切らない曲があったように感じました。じゃあどうするか?これまで通り日々の試行錯誤は続けつつ、積極的にセットリストに採り入れてガンガン試していくしかないと思います。

最後に良かった点ですが、ひとつ目は「イップスを克服出来そうだ」ということです。イップスとは何か?Wikipediaには「主にスポーツの動作に支障をきたし、突如自分の思い通りのプレー(動き)ができなくなる症状のことである」とあります。ストレス等の心の重荷がイップスの原因となることが多いらしいです。何年か前のライヴで肝心な時に裏声を出し損ねてしまったことがトラウマとなってしまったようで、普段は全然出せるのに、本番になると途端に打率が低くなってしまうんです。体感的には打率5〜6割くらいという感じです。メンタルの問題なので、こればかりはめげずにトライし続けて克服するしかないんですが、今回のライヴでようやく克服出来そうな気がしました。新譜のデモの歌入れを控えているのに裏声が出ないのでは話にならないので、その前にトラウマを振り切れたのは目茶苦茶大きいです。

良かった点がもうひとつ。新曲を披露出来たことです。ここ何年か本当に歌詞が書けなかったんですが、50曲ワンマンで新曲を披露したい!とずっと思っていたので、実現出来て良かったです。今後手直しする可能性がありますが、現時点での歌詞を載せておきます。

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「さっきまで夢を見てた」

さっきまで夢を見てた
言葉に出来ない綺麗な夢
そう、それは
二度と手には触れられない過ぎた日々の泡

さっきまで夢を見てた
形に出来ずに砕けた夢
そう、それは弱い蕾
自分の重さで潰れた花

儚い未来を庇うように
身体を丸めて眠るだけ
そんな夜に負けてしまうこともあるだろう

もう直ぐに夜は明けて
ここからまた歩き出すのだろう
強い風に逆らうように
襟を立てて、ただ前を向いて

瓦礫の世界に歌声を
荒地の彼方に花束を
息が切れたってかまわないぜ

hello,how low?

壊れたギターを掻き鳴らせ
儚い未来のその先を
そう、強く思い浮かべるように

hallelujah,hallelujah.

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50曲歌うワンマンライヴの振り返りは以上です。セットリストはオフィシャルサイトのdataページにアップしたので、そちらを覗いてみて下さい。第一部〜第三部では音源としてリリースした楽曲を、第四部では未音源化で尚且つ現在制作中の新譜には収録しない楽曲を、第五部は現在デモを制作中の新譜『songbook』収録曲を曲順通りに全曲歌いました(「真夜中のキャロル」とマッシュアップした「Hallelujah」のカヴァーは新譜には収録しません)。

次のライヴは3/21(火・祝)、阿佐ヶ谷harnessでの月一ワンマン三月編です。

『古明地洋哉ワンマンライヴ vol.126』
3/21(火・祝)@阿佐ヶ谷harness
開場18時/開演18時半
前売¥2,500/当日¥3,000(+1drink)
予約:info.komeiji@gmail.comまたはhiroyukikamata88@gmail.comへのメールにて受付

※来場者への無料頒布物有り(残り部数僅少!)
※後日note.で動画を販売します
※Zineを販売します(部数に限りがあるので売り切れ次第販売終了とさせて頂きます)

まだ1ヶ月以上先なので本番当日までに気が変わるかもですが、現時点ではクラシックギターで演奏したいと思ってます。エレキは勿論、アコギとも大分雰囲気が変わるので是非観に来て欲しいです。

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