8月になりました
築地本願寺に通うようになって、8か月たちました。毎月1日は必ず参拝して、その月のカードを頂いています。
8月のカードの言葉。
「すべてのいのちに金メダル」A gold medal for every life
人間は競争や他人との比較の世界を生きています。誰もがよりよく生きようと「金メダル」をめざして日々を送っています。そんな私たちに、仏さまは「すべての命は金色に輝いている(悉皆金色 しっかいこんじき)」とおっしゃってくださいます。浄土真宗の教えを聞くということは、評価を超えたあたたかい仏さまのまなざしの中をいきるということです。
悉皆金色
浄土真宗本願寺派のサイトに説明がありました。
阿弥陀さまの四十八願(しじゅうはちがん)の第三番目に、たとひわれ仏(ぶつ)を得(え)たらんに、国中(こくちゅう)の人天(にんでん)、ことごとく真金色(しんこんじき)ならずは、正覚(しょうがく)を取(と)らじ。
とあります。
この願いを「悉皆金色(しっかいこんじき)の願」といい、すべての〝いのち〟が金色に光り輝くことがなければ、さとりを開かないとお誓いくださっています。 阿弥陀さまの願いのなかであらわされる「金色」とは、一つには「価値」あるものとして、二つには決して色あせることのない「不変」という意味があります。つまり、すべての〝いのち〟を、変わらず価値あるものとして光り輝かせようという願いです。
「どうして金ぴかにしたの?」
以前娘と参拝したときに、娘が本堂を指さして、「あそこもここも、どうして金ぴかにしたの?」と言いました。
「金色は尊い色だからだよ」としか答えられませんでした。金色の意味を考えたことはありませんでした。
子どもが理解できるくらい分かりやすく話すには、自分の中でしっかり理解できていないと言葉の変換ができません。まだまだ未熟。
灼熱の築地本願寺。東京はインドよりも暑いという噂。今度インド人のママ友さんに聞いてみよう。
いつも願いを込める牛。とてもかわいいです。
51枚目のカード
今年1月から始めた築地本願寺への参拝。参拝カードは51枚になりました。
「悟り、という言葉を引用するのもおこがましいくらい、まだまだまだまだ遠いけれど、明らかに自分の中で新しく生成されてきた心境」が出来上がってきたので、今度きちんと書いてみたいと思います。
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