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【フラットヘッド大宮店】~フラットヘッドのカバーオールが最高なわけ!~

いつもスタッフブログをご覧頂きありがとうございます。
大宮店スタッフ織間です。
今日はカバーオールのお話。カバーオールの良いところ挙げるとキリがありません。Gジャンと比較するとインナーの自由度が高い事。シャツの上に羽織りたい時なんか、Gジャンだと裾が出てだらしない印象になってしまったりしますよね。寒い時なんかは中にスウェット、パーカーなんかも余裕で着られますし。ジーンズと合わせる時もカバーオールの方がライトオンスなのでGジャンみたいに色のずれは気にならないですしね。ボトムスを選ぶ時なんかもカラーものもオールマイティー井上(昭和のレスラー)。そんな便利なフラットヘッドのカバーオールの細部についてのご紹介していきます。

着用タッフ183センチ、40インチ
https://www.flat-head.com/fn-oj-dc001/

まず袖のカフスボタンが1個しかない。寂しい。2個ちょうだいよ。何なら、ちょっとちょうだいよ。
「ちょっとちょうだい」と言うと、女性と飯屋に行くと必ず人が頼んだ物を「ちょっとちょうだい」って言いますよね。
俺がナポリタン食べたくて頼んだのに。カルボナーラなんか興味ないのに。そのうちあなたが頼んだカルボナーラを僕が食べる羽目になってさ。
そんな風に思っちゃうから女性にモテないんだな。反省しよう(笑)
本題に戻ります。アジャストがあっても使わないのでシンプルに1個だけにしています。ボタンも銅製で打ち抜き。チェンジボタンなんて選択肢もあったんだろうけど、実際に袖のチェンジボタンは危ないんです。裏ボタンの針金の先が爪の間に刺さっちゃって。私は過去3回ほど刺さりました。
ボタンとくればボタンホール。「上の方に付いてる斜めのボタンホールって何ですか?」ってたまに聞かれます。試しに斜めのボタンホールにボタンを掛けてっと。なんか皺が寄って気持ち悪い。
普通のボタンホールにボタンを掛けると気持ち良い。そうか!「普通のボタンホールって気持ち良いよね」って分からせるために付いてんだ。
絶対にそんなはずないでしょ(笑)
正解は懐中時計のチェーンを通すためのものです。
当時の雰囲気を表現しているんですな。

袖ボタン打ち込みと
謎の1個余計な斜めのボタンホール

最後に縫製で強度の必要な部分は巻き縫いの3本針です。よーく見ると3本のステッチが揃ってないんです。ミシンの構造上、針に通した上糸をルーパーを通した下糸がすくって縫うんですが下糸のルーパーを平行に配置できないので、少しずつ均一にずれるんです。3本針のチェーンステッチのミシンで縫われた証です。

3本針のステッチが左上がりに。

今回はフラットヘッドのカバーオールのご紹介でした。拘りの詰まったアイテムなんだと思って着込んで頂けたら幸いです。

以前、販売していたカバーオール
こちらは2本針仕様です。

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