LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶 メインストーリー完走した感想

今作も面白かったです。個人的には前作より好きかも。賛否が別れる話だというのも納得な、考えさせられる内容でした。ストーリーをクリアして、ふとGGXrdのベッドマンの台詞を思い出しました。以下抜粋

正論を敵に回すのなら、何事の介在も許さない力が必要だよ。
あぁ、勘違いしないでくれ。
「正論」とは妥当性の最大公約数を指し「一理ある」という反勢力を生み出す言葉だ。
加えてその一理の中にも正論は存在し、
さらなる一理を生む極めてアナログな一論調に過ぎない。
それを不可逆的な正当性の代名詞として振りかざす連中は僕も好まないんだからね。

ユースドラマの方はあまり触れてないので、これからボチボチ触っていこうかなという感じです。
以下はネタバレ込みの感想なので、まだクリアしてない人は今すぐブラウザを閉じて下さい。

他の方の感想や配信を見ててこれだけは言いたいんですが、「澤先生澤先生しつこいやんそれしか無いんか!」って思った人は是非前作をプレーしてみて下さい。理由が分かると思います。
















桑名(楠本)と八神のどちらの正義にも共感できるのが、今作の面白いところでした。
前作は結果的に見たら誰もが八神の方が明らかに正しかったという結末でしたが、今作はどちらが正しかったとハッキリとは言い難い結末でした。最終的には桑名側が折れたものの、それが良かったかどうかは人次第かなと。
桑名と八神だけじゃなく江原やRKや誠陵の各人物も含めて法で裁けないものを各々の手段で裁くことの「正義」を問う、面白い内容でした。

前作の話を覚えているのであれば八神が澤先生を寺澤と重ねている、だから「正義の中で生まれる仕方の無い犠牲」をよしとする連中を許せない事は理解できるのですが、いかんせんそれがしつこいのと説明が少ないせいで桑名の言うように「くどい」印象の方が先行しちゃうなとは感じました。特に今作から始めた人は「何でこんな澤先生に拘るの?」となっても不思議ではないかなと。もうちょっとその辺の説明があったら印象が変わっていたのではと感じました。

相馬さんより阿久津の方が目立ってた印象だったので、もっと相馬さんの出番が欲しかったです。キャラの立場上難しそうですが...

ここからはストーリー以外の話です。
戦闘はいい感じに緩めで気持ち良かったです。
ただ、中盤から戦闘でいきなりQTEぶっこむのやめて下さい。カットシーン中でもQTEが出てくる部分しか集中して見れなくてアレです。やるなら序盤からやって下さい。
スケボーは便利といえば便利ですが、タクシーがあるのでそこまで使いませんでした。中盤からは特に金も余ってくるので余計使わなかったですね。
前作のサブキャラや龍が如く7の趙やサバイバーのマスター(冷麺)が出てきたりとその辺りのサービスは嬉しかったです。

自分の中では龍が如くシリーズと同じくらい楽しみにしてるシリーズなので、今後も続くと嬉しいです。

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