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2019年9月の記事一覧

「 フェスの持つ物語性 」にある、『 氣志團万博 』の他にない魅力

今年で8年目を迎えた『 氣志團万博 』。 日本一の万博ファンを自称し、フェス形式で初の開催となった2012年から見届けている僕が考える『 氣志團万博 』の面白さは、「 フェスの持つ物語性 」にあると思う。 物語という言葉には質も内容も年々レベルアップして、他ではあり得ないブッキングやここでしか生まれない奇跡をたくさん実現し、唯一無二のフェスの形を作り上げていった“フェスとしての成長物語”という意味もあるが。 氣志團だけでなく、万博への愛情を持って何度も出演している常連組

『 氣志團万博 』の他にない魅力は“過剰なほどのおもてなし精神”にある!?

千葉県広域が停電や断水に苦しむ中で開催された『 氣志團万博2019 』。 主催者だけでなく、参加者も「 こんな時に楽しんでいいのか? 」と不安や懸念を抱く中での開催だったが、主催者である綾小路 翔(氣志團)が実直な言葉を届けた開会宣言と痛快なロックンロールに全ての人の気分が晴れやかになり、万博は最高のスタートを切った。 そして、とことん楽しんで、来てない人のためにもたくさんの力を蓄えようと気持ちを切り替えた参加者を、『 氣志團万博 』は最高のエンターテイメントとホスピタリ

『 氣志團万博2019 』が指し示した、音楽の先にある希望

このタイミングで『 氣志團万博 』を開催するべきか、するべきではないのか? この人生で一番悩みました。 結局、悩み抜いて答えは出ませんでした。 俺達は人生の岐路に立たされた時、いつだって前に進むことを選択してきました。いま、この判断が正しいかどうか分かりません。 だけど、俺達が夢見た音楽の先には 必ず希望がありました。 だから俺は 氣志團万博を開催することを決めました。 開会宣言で、綾小路 翔( 氣志團 )は台風 15 号の被害に遭われた方へのお見舞いの言葉を語っ