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au Design projectによる、名和晃平氏と振付家 ダミアン・ジャレ氏共作の ARコンテンツ《Metamorphosis Garden_AR》が上演開始。 〜ArtStickerとのシステム連携も開始〜

GINZA SIXで開催中の、彫刻家 名和晃平氏によるインスタレーション「メタ モルフォシス Metamorphosis ガーデン Garden(変容の庭)」にて、現代アート作品を5GとAR技術で体験できるアプリ「AR×ART (エーアールアート)」を活用した名和晃平氏と振付家 ダミアン・ジャレ氏共作のARコンテンツ「Metamorphosis Garden_AR」(以下 本コンテンツ)が6月8日(火)より上演開始しました。

“Ether”や“Trans-Deer”から構成される実在の彫刻作品に「AR x ART」のアプリをかざすことにより、リアルとARが融合したコンテンポラリーダンスのパフォーマンスをお楽しみいただけます。

なお、「ArtSticker」は「au Design project」と昨年11月に開始した「augART (オーグアート)」プロジェクトの一環として、システム連携を通して本コンテンツを支援しています。


■「augART」プロジェクトの背景

KDDIは、先端技術により日本の文化芸術体験を拡張するau Design project [ARTS & CULTURE PROGRAM] の取り組みとして、現代アート作品をau 5Gと最新のAR技術を駆使し体験できるアプリ「AR x ART (エーアールアート)」を2020年11月24日から提供開始しています。

それに伴い、KDDIはThe Chain Museumの「ArtSticker」と共同で、5GやXRなどの最先端技術で新たな文化芸術体験のDXを推進する「augART」プロジェクトを開始し、第1弾のアート作品として、世界から注目を集める彫刻家・名和 晃平氏とのコラボレーションを実施しています。

▼「augART」プロジェクト発表時のリリース文はこちら
https://note.com/thechainmuseum/n/nec3f443fd7db


■「Metamorphosis Garden_AR」の概要

「Metamorphosis Garden_AR」とは、5Gならではの体験をスムーズに提供するau 5Gエクスペリエンス(注1)に対応し、大容量点群データをAWS Wavelength(注2)を用いてiPhone(注3)に5Gで配信することにより、高精細でダイナミックかつ情緒的な表現をARで実現しているコンテンツです。

本コンテンツは、お客さまにアートとの新たな出会いと楽しみ方を提案すべく、先端技術により日本の文化芸術体験を拡張する、au Design project [ARTS & CULTURE PROGRAM]が企画・開発を行っています。

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©︎ Kohei Nawa | Sandwich Inc.


▼「Metamorphosis Garden_AR」の特設ページ
https://adp.au.com/augart/arart_kn/metamorphosis_garden_ar/

▼au公式YouTube「Metamorphosis Garden_AR」予告動画
https://www.youtube.com/watch?v=eenhEaLv0oo


■「Metamorphosis Garden(変容の庭)」イベント概要

「Metamorphosis Garden(変容の庭)」は、生命と物質、あるいはその境界にある曖昧なものが共存する世界をテーマにしたインスタレーションです。瀬戸内海・犬島の「Biota(Fauna/Flora)」(2013)のインスタレーションの発展形として、混沌から生じる新たな物語を表現しています。

不定形の島々と雫、そこに立ち上がる生命の象徴としての“Ether”と“Trans-Deer”。アルミナとマイクロビーズの粒で覆われた彫刻群に振付家ダミアン・ジャレとの共作によるARのパフォーマンスが重なり合います。リアルな物体とARのイメージが調和し、絶えず変容する世界が描かれます。

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©︎ Kohei Nawa | Sandwich Inc.

・展示期間:2021年4月12日から2022年4月30日まで(予定)
・AR上演期間:2021年6月8日から2022年4月30日まで(予定)

・展示場所:
GINZA SIX 2階中央吹き抜け
・AR鑑賞場所:GINZA SIX 5F(4か所)
※AR鑑賞場所は変更になる場合があります。

・AR上演時間:
約3分30秒
※3回自動的に繰り返します。

・鑑賞料:
無料
※AR鑑賞にはiOSアプリ「AR x ART KOHEI NAWA」(https://adp.au.com/augart/arart_kn)とArtSticker(https://bit.ly/3x554a9)の会員登録が必要です。

・GINZA SIX営業時間:10:30~20:30
※2021年6月8日現在、緊急事態宣言延長に伴い営業時間は11:00-19:00となっています。急遽、営業時間が変更になる場合があります。最新の営業時間はGINZA SIX公式ホームページ(https://ginza6.tokyo/)または総合インフォメーションにてご確認ください。

GINZA SIXによるご案内はこちら(https://ginza6.tokyo/news/94805)からご確認いただけます。


■ARについて

このARコンテンツはiPhone/iPad専用です。
推奨機種はiPhone12シリーズ以上/iPad Pro 2020年モデル以上。
推奨機種以外では再生品質が低下する又は再生できない可能性があります。

au 5Gにより高精細でダイナミックなAR演出を実現します。iPhone5Gモデルをご利用で、auのデータ使い放題料金プランご契約の場合はGINZA SIX館内のau 5Gで快適にお楽しみいただけます。

iPhone5Gモデルをご利用でauその他のプランをご契約またはau以外をご契約の場合、iPhone4Gモデル/iPadをご利用の場合は専用Wi-Fiでau 5Gに接続してご鑑賞いただけます。

■AR鑑賞方法

①「AR x ART KOHEI NAWA」(https://adp.au.com/augart/arart_kn)からApp Storeにアクセスし「AR×ART」アプリをダウンロードします。

②「AR×ART」アプリを起動し、ArtStickerの会員登録を行います。
(すでに会員の場合はログイン)

③メニュー画面から「Metamorphosis Garden_AR」を選択します。
auのデータ使い放題料金プランご契約の場合はそのまま、それ以外の場合は専用Wi-Fiに接続して下さい。

④鑑賞スポットのガラスフェンスに貼られたAR Markerを読み取り、画面の指示に従ってください。

※音楽もお楽しみいただくため、お手持ちのイヤホンのご利用をご利用ください。ノイズキャンセリング機能付のイヤホンがお勧めです。


■同時開催「GINZA 456 Created by KDDI」
AR×ART KOHEI NAWA体験コーナー

GINZA SIXと同じく銀座中央通り沿いにある5Gや先端テクノロジーが体感できるコンセプトショップ「GINZA 456 Created by KDDI」では、「AR×ART KOHEI NAWA」(https://adp.au.com/augart/arart_kn/)アプリを体験できるコーナーを7月上旬から開設します。名和晃平氏の彫刻「White Deer」がGINZA 456の屋内にARで出現したり、身の回りのモノが名和晃平氏の代表シリーズ「PixCell」に変換され透明の球体に覆われたりするARコンテンツを5G対応の最新iPhoneでお楽しみいただけます。

※展示期間については、GINZA 456 Created by KDDI 公式ホームページ(https://ginza456.kddi.com/)をご確認ください。

▼「GINZA 456 Created by KDDI」
https://ginza456.kddi.com


■彫刻家 名和 晃平(Kohei Nawa)氏について

彫刻家/Sandwich Inc.主宰/京都芸術大学教授

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1975年生まれ。京都を拠点に活動。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。博士第一号を取得。2009年「Sandwich」を創設。感覚に接続するインターフェイスとして、彫刻の「表皮」に着目し、セル(細胞・粒)という概念を機軸として、2002年に情報化時代を象徴する「PixCell」を発表。生命と宇宙、感性とテクノロジーの関係をテーマに、重力で描くペインティング「Direction」やシリコーンオイルが空間に降り注ぐ「Force」、液面に現れる泡とグリッドの「Biomatrix」、そして泡そのものが巨大なボリュームに成長する「Foam」など、彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。

近年では、アートパビリオン「洸庭」など、建築のプロジェクトも手がける。2015年以降、ベルギーの振付家/ダンサーのダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品「VESSEL」を国内外で公演中。2018年にフランス・ルーヴル美術館 ピラミッド内にて彫刻作品“Throne”を特別展示。

▼「KOHEI NAWA」公式サイト
http://kohei-nawa.net


■振付家 ダミアン・ジャレ(Damien Jalet)氏について

振付家/ダンサー

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©Koen Broos

ダンスをはじめ、彫刻家のアントニー・ゴームリーやミュージシャン、振付家、映画監督、デザイナーらと作品の合同制作をするほか、オペラや音楽ビデオの振付を手がけ、その活動は多岐にわたる。2013年パリ国立オペラにおいて、シディ・ ラルビ・シェルカウイ、マリーナ・アブラモヴィッチと共同創作した『Boléro』を初演、好評を博し、フランス芸術文化勲章 シュヴァリエ章を受章。

近作として、ジム・ホッジズらとコラボレーションした『THR(O)UGH』(2015)、『BABEL 7.16』(2016, 「アヴィニョン演劇祭2016」) などがある。2017年には、イギリスのナショナル・ユース・ダンス・カンパニーのアーティスティックディレクターに任命されている。パリ国立シャイヨー劇場のアソシエイト・アーティスト。

・ダンサー:湯浅 永麻(Ema Yuasa)、大宮 大奨(Daisuke Omiya)
・音楽:原 摩利彦(Marihiko Hara)
・プログラミング:白木 良(Ryo Shiraki)
・XRストリーミング技術提供、ソフトウェア開発:Mawari Inc.

▼株式会社Mawari(https://mawari.co.jp/)について
AR体験をより身近なものにするために、リアルタイムかつインタラクティブな高品質3Dストリーミング技術「XRストリーミングSDK」(特許出願中)を開発・提供。これまで多数の先進的なARプロジェクトを実現に導く。


■au Design project[ARTS & CULTURE PROGRAM]について(https://adp.au.com

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「INFOBAR」をはじめとした携帯電話におけるデザインの変革を志すau Design projectの精神を受け継ぎ、文化財、現代アート、メディアアートなど文化芸術体験を拡張するクリエイティブプラットホームとして、日本の文化芸術の発展に寄与することを目指すプログラムです。


■ArtStickerについて
https://bit.ly/3ionYon

株式会社The Chain Museumが開発。アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォームです。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。

「ArtSticker」でできること

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1. あなたの心を動かす作品に出会えます
ArtStickerでは国内外のアーティストの作品を掲載しています。
作品のジャンルは絵画、彫刻といった現代アートだけではなく、インスタレーション/映像/建築/写真/演劇/コンテンポラリーダンス/ファッションなど様々なジャンルの作品と出会えて、くわしい情報も見られます。
キーワードで検索し探すこともできます。

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2. アーティストを直接支援することができます
金額に応じた色の「スティッカー」を好きな作品に貼ることで、アーティストを直接・気軽に支援できます。
支援のスティッカーをおくった方のみ、感想をアーティストに直接伝えられます。
あなたの感想に、アーティスト本人から返事が届くこともあります。

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3. イベントや展覧会のチケットが買えます
気になったイベントや展示会のチケットも、その場でオンライン購入。
アプリをひらいてQRコードを提示するだけで、すぐ入場できます。

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4. 気になった作品の購入もできます
作品を購入して、アーティストを支援することもできます。
お気に入りの作品を、ぜひあなたのお手元に。

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5. アプリ内で音声ガイドを聴くことができます
美術館・博物館・ギャラリーや芸術祭などで、あなたのスマホから音声ガイドを聴くことができます。
作品に込められた物語や作者の思いとともに作品を巡っていただくことで、より理解を深めていただくことができます。

ArtStickerのダウンロードはこちらから
▶︎iOS版:App Store
▶︎Android版:Google Play

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(注1)au 5Gエリアかつデータ容量無制限のプランに入っている場合、動画などを自動的に高画質化・低遅延化することで、5Gらしい体験をスムーズに提供する機能。

(注2)au 5Gネットワーク内にAWS(Amazon Web Services)のコンピューティングサービスとストレージサービスを配置しデータ処理することで、5Gの特性である超低遅延の実現を可能にするサービス。

(注3)iPhoneの5G対応モデルはiPhone 12, iPhone 12 mini, iPhone 12 Pro, iPhone 12 Pro Max、iOS14.4以上。本コンテンツの鑑賞には大容量のデータ通信が発生するため、iPhoneの5G対応モデルをご利用でauのデータ使い放題の料金プランに加入されていないお客さまや、iPhoneの5G非対応モデルをご利用のお客さまにお使いいただける会場専用Wi-Fiをご用意しています。

※iPhoneは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。iPhoneの商標はアイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※会社名、各製品名、各作品名は、一般に各社の商標または登録商標です。

TCMは「世の中の体温をあげる」という想いをかかげ、「Soup Stock Tokyo」等を手がけてきた遠山が構想する「新たなアート体験」に、PARTYが得意とする「デジタルでの体験設計」を融合させ、アートと個人の関係をテクノロジーで変革させ、新たな価値の提示を目指しています。