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アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」が福井県立美術館と音声ガイド連携を開始。

福井県立美術館で開催される「永遠のアイドル・麗子にあいたい! 教科書で見る巨匠たち ウッドワン美術館名品展」に、ArtStickerの音声ガイドシステムを導入


アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォーム「ArtSticker」を運営する株式会社The Chain Museumは、
福井県立美術館で2021年4月23日から5月30日まで開催の「永遠のアイドル・麗子にあいたい! 教科書で見る巨匠たち ウッドワン美術館名品展」において、「ArtSticker」アプリ上で作品解説を聞くことができる「音声ガイドシステム」を提供開始いたしました。

広島県のウッドワン美術館が所蔵する明治から現代までの名品を福井県立美術館版「美術の教科書」として展示する本展覧会では、個性豊かな作品と、巨匠たちをもっとお楽しみいただくため20作品の音声ガイドをご用意しました。

ウッドワン美術館名品展に続き、今後は印刷博物館で開催の「グラフィックトライアル-Baton-」など、順次 音声ガイドを公開予定です。


音声ガイド機能の概要

「音声ガイド機能」は、美術館・博物館・ギャラリーや芸術祭などの音声ガイドを、ArtStickerアプリから再生できるシステムです。
作品に込められた物語や作者の思いとともに作品を巡っていただくことで、より理解を深めていただくことができます。

ArtStickerで気になったイベントや展覧会のチケットをそのまま購入することができる「チケット機能(時間制来館者システム)」とともに「音声ガイドシステム」が導入されることにより、オンライン・オフラインを超えてアートコミュニケーションの促進をお手伝いいたします。

感染症予防およびコロナ対策としても活用可能


「ArtSticker」の音声ガイドシステムは、誰もがより安心・安全に、より深いアート鑑賞を体験出来るよう、新型コロナ対策としてもご活用いただけます。

①音声ガイド専用端末ではなく、お客様自身のスマホのみで音声ガイドが利用できるため、不特定多数の接触を回避することができます。

②運営スタッフによる有人ガイドツアーをデジタルの音声ガイドに置き換えることで、飛沫感染のリスクを減らすことができます。

③通常、有料の音声ガイド機器を貸し出す場合には貸出時に料金の精算が発生しますが、ArtStickerの音声ガイドシステムはアプリ内オンライン決済で購入が完結するため、会計時の接触を回避することが可能です。


ArtStickerの音声ガイドのメリット

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①音声ガイド専用端末が必要なくなります。
これまでの端末型の音声ガイドはもういりません。必要なのは、スマホだけ。機材管理コストなどから解放されます。
来場者は、使い慣れた自分のスマホひとつで音声ガイドを楽しめるため、衛生的にも安心です。

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②購入は、アプリ内決済で。
受付での「現金」のやりとりはもう必要ありません。小口現金の管理からも解放されます。

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③マルチリンガルにも対応可能。
一つのイベントに複数音声ガイドをつくることも可能ですので、たとえば、日英中などマルチリンガルのコンテンツを提供したい場合も対応可能です。

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④かんたん導入、使われた分だけ
初期費用・月額費用は一切かかりません。
かかるのは、音声ガイドを購入された分からの手数料のみです。

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⑤ArtSticker ユーザーにダイレクトにアプローチ。
ArtStickerサービス内での紹介はもちろん、PUSH通知・メール告知などを利用してイベントの告知をしながら、そのまま音声ガイドの販売が可能。
イベントの告知と音声ガイド販売をセットで行うことで、シームレスな体験を提供することができます。

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⑥リッチなイベントページが作成可能。
画像や映像などを組み合わせて、イベントの魅力を最大限にアピールしたイベントページが作成可能です。

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▼音声ガイドシステムに関する詳細は下記よりご覧ください。
https://artsticker.app/services/audio-guide/

「永遠のアイドル・麗子にあいたい! 教科書で見る巨匠たち ウッドワン美術館名品展」について

黒田清輝、岸田劉生、横山大観、上村松園、いずれも美術の教科書でお馴染みの作家たち。けれども、実際はどんな絵を描く人?どこがいいの?と聞かれても困ってしまいます。というわけで、本展ではウッドワン美術館が所蔵する明治から現代までの選りすぐりの日本近現代絵画の巨匠たちの名品67点から、福井県立美術館版「美術の教科書」を作ってみました。岸田劉生の「麗子像」の傑作《毛糸肩掛せる麗子肖像》を筆頭に、藤田嗣治がブラジルの大地に生きる労働者の姿を描いた巨大壁画《大地》のほか、フィンセント・ファン・ゴッホの《農夫》も特別出品。作家の多様な行元、絵によせた想い、そして美術の豊かさをご堪能ください。


「グラフィックトライアル2020 - Baton-」など、続々と音声ガイドを公開予定

グラフィックトライアルは、トップクリエイターと凸版印刷が協力して新しい印刷表現を探る企画展です。ArtSticker上で、参加クリエイターの印刷実験をわかりやすく楽しく解説する音声ガイドをご用意しました。ナレーターは人気ブックデザイナー・祖父江慎氏です。

・現在、ArtStickerにて音声ガイドシステムを導入したい、美術館・博物館・ギャラリーや芸術関係者様を募集中です。お問い合わせはこちらまでお願いいたします。
→ toi@t-c-m.art

ArtSticker(アートスティッカー)について 

株式会社The Chain Museumが開発。アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォームです。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。

「ArtSticker」でできること

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1. あなたの心を動かす作品に出会えます
ArtStickerでは国内外のアーティストの作品を掲載しています。
作品のジャンルは絵画、彫刻といった現代アートだけではなく、インスタレーション/映像/建築/写真/演劇/コンテンポラリーダンス/ファッションなど様々なジャンルの作品と出会えて、くわしい情報も見られます。
キーワードで検索し探すこともできます。

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2. アーティストを直接支援することができます
金額に応じた色の「スティッカー」を好きな作品に貼ることで、アーティストを直接・気軽に支援できます。
支援のスティッカーをおくった方のみ、感想をアーティストに直接伝えられます。SNSだと誰でもコメントをできるので誹謗中傷のコメントが見受けられますが、ArtStickerの場合はポジティブな感想が多いのが特徴です。
あなたの感想に、アーティスト本人から返事が届くこともあります。

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3. イベントや展覧会のチケットが買えます
気になったイベントや展示会のチケットも、その場でオンライン購入。
アプリをひらいてQRコードを提示するだけで、すぐ入場できます。

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4. 気になった作品の購入もできます
作品を購入して、アーティストを支援することもできます。
お気に入りの作品を、ぜひあなたのお手元に。

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5. アプリ内で音声ガイドを聴くことができます
美術館・博物館・ギャラリーや芸術祭などで、あなたのスマホから音声ガイドを聴くことができます。
作品に込められた物語や作者の思いとともに作品を巡っていただくことで、より理解を深めていただくことができます。

ArtStickerのダウンロードはこちらから
▶ iOS版:App Store
▶Android版:Google Play

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TCMは「世の中の体温をあげる」という想いをかかげ、「Soup Stock Tokyo」等を手がけてきた遠山が構想する「新たなアート体験」に、PARTYが得意とする「デジタルでの体験設計」を融合させ、アートと個人の関係をテクノロジーで変革させ、新たな価値の提示を目指しています。