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【New Event】北林加奈子個展「urn:骨壺」がArtStickerに加わりました

皮膚や体をなくした骨に与える、容れ物。
死後に与えられる、あたらしい身体。

この度表参道DiEGOでは、微細な皮膚感覚や他者との距離の間にあるもの、触覚や視覚で感じとる気配などを作品の主題とし、彫刻作品を発表してきた北林加奈子による”骨壺"をテーマとした個展を開催いたします。

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urn : 骨壺

自身の死への考え方や、亡き人への思いに基づき制作された骨壺のシリーズ。
形なき存在に”姿”をもたせたいという思いで制作され、まるで“そこにいる”ような気配を感じさせる。実際に使うことができるように作られており、自らの最後に行き着く場所についての想像を観る者に促す。

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北林の作品には、神聖な場所に足を踏み入れた時のような静けさや祈りがある。 あいまいなカタチ、自然界にあるようなテクスチャー。 そことここを結ぶ細い糸、ちらちらと存在を示す木片。 それらの気配は、奥深く眠る記憶や感覚を呼び起こし、やがてその中に入り込むような 錯覚を抱かせる。それはまるで、長い旅を思い出し、静かな場所に還るような。
最後の場所は、自分で決めたい。それが、自分の感覚に触れるもの、自分が愛おしく 感じるもの、と思うとのんびり生きられるように思う。大切に日々を過ごせるように思う。そして、消えるようにその場所に入っていきたい。

静謐な気配をまとい、エレガントにたたずむ北林の骨壺は、そこに眠る者、それを眺める者に、ささやかな祈りを届け、おだやかな時間をもたらしてくれることだろう。 (DiEGO ディレクター立原珠美)

【イベント基本情報】
会期:2019年10月5日(Sat)~11月2日(Sat)
会場:DiEGO
住所:東京都渋谷区神宮前4-17-8 オリエンタル原宿205
開館時間:水・木・祝 13:00〜18:00、金・土 13:00〜20:00
休館日:日・月・火
※本展は祝日も開廊いたします。

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