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「BASE」の不正決済への取り組みについて

平素より、ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」をご利用いただき、ありがとうございます。

昨今、インターネット通信販売における商品の入手を目的に、第三者が企業などのサイトから不正に盗み出した他人のカード情報を悪用した被害が多発しており、手口も巧妙かつ悪質化しています。

「BASE」をご利用の一部のショップ様においても、第三者が不正取得したクレジットカードを注文に利用し、その後不正決済であったことが判明するトラブルが発生していることを確認しております。

不正決済が発覚した場合、「チャージバック」という制度により、カード保有者は支払いを拒否できる一方で、決済は取り消しとなるため、ショップ様が商品を発送してしまっていた場合には、ショップ様は売上金が回収できないうえに、商品を失う被害が発生してしまいます。

また、チャージバックの仕組みを悪用した、カード保有者自身の虚偽申告によるチャージバック(Friendly Fraud)についても、国内での発生を認識しております。

「BASE」では、可能な限りショップの購入者様に負担をかけず、ショップ様に安心してご利用いただけるよう、不正決済防止への取り組みをおこなっております。
現在におけるこれらの取り組みについて、ご案内させていただきます。

・チャージバックとは
参考ヘルプページ: チャージバックとはなんですか

■「BASE」の不正決済への取り組みについて

<実施している取り組み>
・非対面取引におけるクレジットカードの不正利用対策
一般社団法人日本クレジット協会が定めるガイドラインに基づいて、防止施策を実施しております。

・不正決済対策チームの立ち上げ
不正決済の防止について、以前より対応に取り組んでおりましたが、現在は専門のチームを編成し、対応および施策の実施・検討をおこなっております。

・ 購入情報・行動分析
「BASE」をご利用のショップ様において不正利用された注文の情報、「BASE」以外で不正決済に利用された情報などを活用し、不正利用情報や利用状況などとの類似性などから、不正の疑いがある注文の検知をおこなっています。

・ 決済代行会社との連携
不正の疑いがあると判定された注文情報は、決済代行会社を通して、クレジットカード会社にて利用内容の調査をおこなっていただくよう、連携しております。
「本注文は調査中です」というメッセージをご案内し、ショップ様の注文の発送の一時保留をご協力いただくケースがあるのは、この取り組みによるものとなります(「本注文は調査中です」とはなんですか)。

これにより、「商品発送後に不正決済であったことが発覚する」ケースで発生するショップ様の被害の削減に取り組んでいます。
<対応予定の取り組み>
・不正検知精度の向上
・新たな不正検知システムの検討
・業界団体との連携強化

ショップ様と購入者様の間におけるご注文確認のメール・お電話の内容などにおいて、把握できる不正決済の疑いの有無など、BASEでは確認のできない内容もございますため、ショップ様におかれましては、ヘルプページなどを参考にしていただきつつ、不正決済の疑いがある場合や、ご対応にさいしてご不明な点がございます場合には、BASEのカスタマーサポートへご連絡をいただければ幸いです。

<ショップ様にておこなえる、不正決済の防止策>
チャージバックや不正利用(悪用)を防ぐためにはどうすればいいですか
不正利用が発生してしまった際の対応について


BASEは、今後も皆様に安心・安全な環境でネットショップを運営していただけるよう、不正決済による被害をなくすために尽力するとともに、被害に遭われたショップ様に対するサポートを強化してまいります。

ご理解とご協力のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。