AI inside

※最初に。ノンホルで、買い煽りではありません。念のため。

ずっと手を出せなかったAI inside(4488)が、NTT西のライセンス不更新見込みにより、ようやく手の届く株価まで落ちてきてくれました。

AI-OCRの強みは紙帳票で大量の業務を回しているところの稼働削減なので、この不更新はNTT西の業務内容から考えてまぁそうなるやろなぁという感じ。

普通の企業は既にペーパーレス化が進んでおり、今後も企業相手になかなか売り上げは上がらないと思います。

では、「どこに使ってもらうのか?」ですが、ペーパーレス化が追い付いておらず、運用業務が大量かつ多岐に渡る官公庁がメインターゲットになるかと思います。(販売パートナーであるNTTデータ等を通し、ジワジワと採用され始めています。)

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仕事柄、内閣官房や各省庁から意見を伺う機会もあるのですが、エクセルと紙で回っている運用を何とかしたいという思いが強く、RPAとAI-OCRの組み合わせで業務量の効率化を図る、という形で暫くは進んでいくと予想しています。

前者の「エクセルと紙で回っている運用を何とかしたい」の理由としては、各省庁における運用担当者の減少を見越しているようです。

これまでは、システム化する→業務量が減る→抱えている担当者の業務が無くなってしまう(雇用できなくなる)を懸念して取り組んでこなかったところが、そうも言ってられなくなってきた模様。

後者の「RPAとAI-OCRの組み合わせ」の理由としては、やはりシステム化と比較して安価、かつ短期間で実現可能なことが大きいです。

最低でも数億の開発費がかかり、運用保守費も毎月数千万かかるシステムを作るぐらいならRPAでやっちゃえ、ってことですね。

RPAは販売パートナーであるNTTデータのWinActorが圧倒的シェアを誇っているため、NTTデータのWinActorとAI insideのDX suiteを組み合わせての国内調達案件の独占も可能な状態になっています。

また、世界展開しているNTTデータと連携しての海外販売も夢ではないと思っています。(海外でどこまで紙運用が行われているかは把握せずに書いてます。勉強不足ですね。詳しい方いれば教えてください。)

ここまでつらつら語ってきた自分ですが、今すぐでも株を買うぞ!という勇気はありません。笑

決算終わって少し落ち着いてからかなあ。それまでに上がったらまた指をくわえて眺めることに。

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