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自慢の地元、つなげる

地元に帰って、小学生の頃以来に家族みんな揃い、家族の温もりを感じながら日々人とのつながりを感じる。友達にずっと会えないのは寂しいですね。当たり前が当たり前だった頃についてよく思いに耽っています。

自分の地元での人とのつながりについて書こうと思います。故郷っていいですね。すみません、少し長くなりますが少しお付き合いいただけたら嬉しいです:)

先日地元に帰った時、ランニング中に私が通っていた幼稚園の前で、幼稚園生の時のサッカーのコーチに会いました。思わず声をかけてしまいました。私は当時からやんちゃで、相変わらずずっとおしゃべりしていたそうです。”コーチ覚えてますか!?”と急に話しかけた時も、小学生ぶりに会ったにも関わらず、すぐに”ひなたおっきくなりすぎたなぁ!”と返してくれました。今と変わらないです。笑

最初はただただみんなでボールを追いかけるのが楽しかったサッカーとは言えないサッカーをしていたけれど、それからそのコーチには小学校6年生の時まで指導していただき、コーチのおかげでずっとサッカーを続けていると言っても過言ではないくらいサッカーの楽しさを教えてもらった。小学校の高学年に上がったときは女子トレセンに連れて行ってもらい、初めて女子だけでサッカーができる環境がとても楽しく、たとえ片道2時間かかろうと、家の帰ってくるのが24時近くになろうと親に頼んで連れて行ってもらったのを覚えています。

これを打ちながら、私が所属する部活で、地元の少年サッカーチームに所属する少女たちを集めて女の子だけでサッカーをできる素敵な環境を提供してて、、と語りたくなってきました。笑 私はコーチとして関わっているわけではないので脱線はこれくらいにしておきます。

私は当時男の子に混じってサッカーをしていたのですが、コーチは現在独立して女子のサッカーチームを経営しているそうです。学年に1人いるかいないかくらいしかいなかったサッカー少女も増え、各学年ごとでチームを組めるくらいになっておりサッカー少女も多くみるようになりました。

コーチの他にも、その場に園長先生や、私の年長の時の担任の先生もおり、きちんと1人の人間として話せるようになったことをとても喜んでくれました。担任の先生に関しては、お子さんも生まれていて年中さんとしてその幼稚園に通っていました。すごい元気に園庭を走り回っており、鬼ごっこの鬼をやらされました。私も歳をとったもんです、こうやって世代が回っていくんですね。笑

前置きが長くてすみません。ここで伝えたかったこと3つあります。

1つ目は、ステキな地元に生まれ育ったなってことです。いつでも地元に帰れば小さい頃に繋がっていた人と繋がれて、小学校とか中学の友達もまだまだ沢山地元に住んでる。私を気にかけてくれてみんな応援してくれるし、逆に私もみんなの活躍を聞いて心を躍らして自分も頑張ろうと思える。こんな地元は、今の自分を形作っている大切な宝物です。要するに自慢です。すみません。

2つ目は、1つ目と少し関係があるのですが、今まで地元のみんなの暖かさが私の大きな影響を及ぼして支えとなっているように、これを自分より後の世代につなげていきたい、ということです。私が地元に育ててもらったように、自分たちよりあとの世代にもこの地元で生まれてよかったと思ってもらいたい。今、将来の夢が決まりました。将来を担う次の世代の成長を助ける。入試で使うような文言になっていましました。実際使ったんですけどね。しかし今まで漠然としか思っていなかった夢が、実際にこの地元で育っている若い子たちをみて明確になったのは事実です。今できることは限られているかもしれないけど、将来、子供たちの成長をそばで見守って、この街だけじゃなくそれぞれの子供が自分のコミュニティを誇りに思えるようになってもらいたいなぁ、あわよくば小児科医になって普段から健康で元気に走り回る子供たちの姿をみたいなぁとか考えてます。まぁ本心を言えばサッカーをやりたい子に思いっきりやってほしい!っていうのが一番です。

3つ目は、この自粛期間をみんなで協力して乗り切ろう!ということです。つい最近幼稚園の近くを走っていたとき、閉鎖しているはずの幼稚園で子供たちが走り回っていました。そこに園長先生もおり少し話を聞いたところ、両親が医療従事者で家にいないため日中預かっているとのことでした。公園で走ってると普段は土日でしか見かけないようなお父さんと遊んでいる子供たちの姿を多く見かけます。オンラインの普及により私含め多くの人が、普段はずっと一緒にいることが少ない家族と多くの時間を過ごしているのに対して、医療の現場で働いてる人たちは今もコロナの収束に向けて病院で働いています。医療崩壊を防ぐために復職した医師や看護師の存在もニュースで耳にします。また現在の医療社会は、幼稚園の先生たちなどの一見コロナとは関係がないように感じる人たちも含めた想像がつかないほど多くの人たちのおかげで成り立っています。

そんなの当たり前じゃん!と皆さん思うと思います。私も今自分は改めて何を言っているんだろうと少し恥ずかしいです。しかしこの言われなくてもわかっているはずのこの事実が私にとっては衝撃的でした。少しくらい外出してもいいんじゃないか、と少なからず思っていた自分がおり、それがどれほど無責任だったのか、雷に打たれたようでした。反省しています。

私は当たり前のように家族や友達、地域の人たちに育ててもらいました。その当たり前が揺らいでいる今こそ、この当たり前を当たり前にし続けることが、コロナ根絶の先の目標としてあるのではないかと思います。現在の医療、社会は、幼稚園の先生を含めた一見コロナとは関係がないように感じる人たちも含めた協力のもとで成り立っています。

私はいま病院で患者さんを診ることもできません。リーマンショックを超えると言われる現在の経済危機を救うようなこともできません。ただ毎日誰かが管理してくれている水を飲み、お風呂に入り、誰かがスーパーまで運んでくれた食料を、貴重なマスクをつけて買いに行って食べるだけです。

そんな私でもできる最大限のこと、外出しないこと。これをみんなで徹底して協力してコロナを乗り切り、また当たり前の日常に戻っていきたいですね。

やかましくてすみません、少し熱が入ってしまいました。笑

みんなでサッカーができる日がただただ待ち遠しい。当たり前が当たり前だった頃に戻りたい。今自分ができることをコツコツサボりながら進めている日々です。

だらだらと長い文章になってしまい申し訳ありません、ここまで読んでいただきありがとうございます:)