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「あさひの塔🌞」完成❗

 醤油工場で廃棄となった重さ2.5トン、高さと直径2メートルの鉄製タンクを再利用。波型に切断した鉄板を溶接。側面には、5代目社長がハワイで起業すべく、波🌊を掻き分けて進む100年前の船を描いた。(その時の渋沢栄一氏との親交が、氏の旭講演に繋がった)
 それは津波やコロナの波に負けず、フロンティア精神で乗り越えようというメッセージだ。
 上部は木造で、接合部が(上から見ると)8角形、その上に6角形、5角形、4角形、3角すいの構造で、古代人の地球想像図でもある。中は空洞で、30個の窓には色ガラスをはめ、夜間は様々な色で周囲を照らす。
 最上部には、陶製で3つの目(屏風浦カベト土を一部使用)を持つ太陽が七本のパイプ(これも工場廃材)と共に支えられている。3つの目は、過去「慈愛」、現在「忍耐」、未来「希望」の意味を持ち、構造物の色ガラスは「黄」「赤」「青」を基調に符号させている。
 廃材の再生は、困難を耐え、栄光の未来を信じ、過去の様々な事象に目を背けず、かつ学ぶべきものを探し出し実行する姿勢を表す。(タンク開口部は、敷地内「氏神様(伝松尾大社分祀)」に向けられている)
 朝日は必ず昇る、より良い今日、より良い明日、「あさひの塔」に願いを込めて。

…ちば醤油飯田社長はじめ、関わってくれた多くの方に謝意を込めて

by 斉藤ザ☆モンゴルマン俊一

あさひの塔 
全高 約5.2メートル(台座含めず)
施工 (タンク設置してから)3カ月半

https://www.chibashoyu.com/
#ちば醤油アート広場
#渋沢栄一
#あさひの塔

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