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第2回 MKB杯 トレードバトル 2ndステージの結果①

色々あった3月3週目と、4週目を乗り越えて、MKB杯2ndステージの結果は…

30万スタート 3月29日現在
口座状況:470,658円(3月運用成績:170,658円)
2nd成績:78,155円

3月16日~27日
勝率:69%(18勝8敗)
益平均pips:58.86 ※日経は100円=10pipsで計算
損平均pips:-94.85
損益率(RR):0.62
総利益:148,812円
総損失:70,657円
PF:2.1
合計pips:301.1
実損益合計:78,155円

でした。

そして、第2回MKB杯 2ndステージでも2位になることができました。
総合ポイントでは、なんと16ポイントで1位です!
収支では、2位のようですね

では記録を見ていきましょう。
勝率は0.69ですが、pipsベースの損益率(リスクリワード)は0.62と低く、バルサラの破産確率に照らし合わせると、約12.4%でした。
(勝率7割の場合、損益率が1あれば破産確率0%です。)

損失に対して利益は約2倍で、PFが2.1と高値でした。(金額ベース)
※勝率0.69で損益率0.62の場合、求められるPFは1.38
※PF1.38に必要な勝率が0.69、損益率が0.62という考え方もあります。

PFが2.1で必要とされる値より高いですが、損益率が悪いですね。
これらの原因は?どんなトレードを2ndステージではしていたのか?
振り返っていきましょう。

3月16日~20日の振り返り 事件が起きました・・・

 2nd初日の16日ですが、仕事が休みだったこともあり、1stステージの2位の勢い余って、寝不足の状態で3時からトレードをしました。(サクソバンクは、冬時間は朝3時からトレード可能)

 まず、NZD/USDをショートしました・・・
 週末の世界情勢の悪化や、サンデーダウが下げているし、下窓を開けてさらに下がるだろうでショート・・・
 もちろん損切りは設定しました。2万通貨で自分が考えていた許容損失範囲でエントリーです。損切りにあっても別に構わないと思っていました。
 本命は、日経のショートで考えていました。

 しかし、事件は起きました・・・

 仮眠をとって朝6時過ぎに起きてチェックをすると、案の定損切りにあっていました。

 「まあ仕方ないかな‥マイナス2万なら許容範囲だし…」と寝ぼけ眼をこすってしっかり見ると、なんと-60,799円!!
 自分が設定した逆指値(0.60475)から183.9pips(0.62314)もマイナス方向にずれていました。

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 履歴を見るとAM6:07に損切りになっていますが、その2分前にはロウソク足のヒゲで損切りラインに触れています。でも約定していません。「どういう事!?」

 流動性の低い時間で、6時過ぎにアメリカが緊急利下げをしたのが原因だとは思いますが・・・

 当然のように動揺します。
※トレードのルール違反は、こういった予想外の損失が出た後にも起きやすいです。

 「何故、6万も?」
 「1stステージの利益の3分2の損失?あり得ない…納得いかない…」

 3時にエントリーした後、仮眠をとったとはいえ、興奮していたので浅い眠りでした。そのうえこの仕打ちです。食欲もわきません。
 「早く取り返したい。日経CFDでエントリーしたい」
 しかし、サクソバンクの日経CFDはAM8:31から取引開始です。他のFX会社はすでに動いています。焦りと悶々とした気持ちで待つしかありません。どうにか気持ちを落ち着かせようとあれこれ考えますが、上手くいきません。

 8:31にしっかりがっつり下窓を開けて、チャートが動きます。すかさず分割決済用の数量50×2でエントリー。しかし、戻りを待たずのルール違反エントリー。しかも十分な窓を開けた後なので、すぐには落ちません。むしろ戻っていきます。

地獄かな?

そう思いもしました。昼になっても食欲はわかず、含み損が広がると、「先週の利益分マイナスになったら損切り…いや原資30万割っても、25万までは様子を見ようか…いや、しかし…」など恐怖と不安に苛まれてしまいます。

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 「なんでもう少し待って入らなかったんだ‥せめて移動平均線に引きつけて…」などと後悔もしつくし、疲れ果て、仮眠をとり、ようやく少し食欲がわいて、軽い食事をとりました。

 頭がわずかにクリアになり、まあしょうがないかと開き直り、欧州時間の値動きを見て決断しようと考えました。

3.16夕方日経

 結果、東京時間が閉まる前に日経は売られ、サポートを割り、欧州時間ではさらに加速しました。
 ようやくプラスに転じましたが、人間は欲深いものでどこで決済するか迷うようになります。朝の不可解なマイナスがそうさせます。朝のマイナス分だけではなく、もっととってやろうと考え始めます。じゃなきゃ気が済まないと・・・労力に合わないと考えだします。
 PC画面から離れられず、買い物の予定もキャンセルして張り付きます。
 含み益が9万を超えたあたりで、さらに利益をのばそうと指値をずらし、トレールをかけて、食事の準備をします。

 余裕が出てきて、ツイッターで「ステンバイ、ステンバーイ」などとつぶやいていました。

 本当は昼にするつもりだった天ぷらを作り始めます。(天ぷら用に買った食材を使い切りたかったので)
 揚げながらPCをチェックします。台所と居間の往復です。

 次々揚がる天ぷら。まだ決済しないトレード。
 揚げたてのタラの芽の天ぷらをつまみながら、何度目かのPCチェックをすると、最初に指値をしていた月足の節目で反発して、トレールに掛かっていました。 

3.16日経月足

3.16利確後矢印日経

決済1分日経

 ・・・うん、タラの芽うまい・・・

 落ちがついたところで、長くなってしまったので一旦ここで切りたいと思います。分割ですね。

次回は、日経のトレテン(上の決済直後の1分足画像に注目)についてや、引き続きトレードの振り返りを勝率や損益率、PFと絡めて記載したいと思います。

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