見出し画像

運動音痴と体操教室

「○○ちゃんが行ってるから私も行ってみたい」
そんな子供の言葉をきっかけに、体操教室の見学に行きました。

私は筋金入りの運動音痴。
体操ってなんだっけ…
リボンとか持ってクルクルするんか???

そんなレベルで訪れた教室。
入口の窓から中を覗くと…

なんかカラフルな跳び箱とかトランポリンある!!! なんか楽しそう!!!

一緒に連れてった下の子も一目で「やりたい!!!」とテンションUP。

ちょっとソワソワとした気持ちになりながら、さっそく体験レッスン開始。
体験と言っても、普段通っている子に混ざって一緒にレッスンを受ける感じです。
リボンでくるくる~とかはせず、(それは新体操だろう)
鉄棒・跳び箱・マット運動・トランポリンを練習する教室です。

うん、見事に私の苦手なラインナップ。
(そもそも得意なものなどないが)

私は正直、授業参観や習い事のプールを見学しても、あまり面白いと思えないタイプです。
なので、今回もそんな感じだろうし、今後はレッスン中は付近のお店をうろちょろして、終わったら迎えに来よう、ぐらいの感じでした。

が!!!

私にとって思った以上に面白くて、約50分の時間があっという間でした!

なにが面白いか、というと、
まず教え方がうまい。
「○ちゃんは今こうなってるから、もうちょっとここをこうするといいね」
「スピードが大事だよ!」
などのアドバイスをしてくれる。

それを聞いていると
「はぇ~、そうだったんだ~」と感心します。
私が小学生中学生高校生の時のどの体育教師もそんなアドバイスはしなかったので。

聞いているだけで、「こうやって教えられていたら私もできるようになったかもしれない」という気持ちがふつふつと湧いてくるんですよね。
そういうコツがあったんだな~、と単純に自分の知識が増えていくのもまた楽しい。

そして、技(逆上がりやなんやらの)の合間にやるトレーニング。

この教室は、
鉄棒の技の練習(逆上がりとか)→ツバメ→斜め懸垂→簡単プランク?orゆりかご腹筋→壁倒立

のような感じで進みます。
鉄棒を例に挙げましたが、跳び箱やマットでも、このように基礎トレーニングのようなものを挟んでいます。

私は運動音痴ゆえに運動に近寄らずに生きて来ました。
なので、その基礎トレーニングもまた勉強になるんですよね。
「あ、それがこの技に繋がってくるんだ」という。

何度も言うように私は運動音痴で、倒立もできません。
できないから何も楽しくなかったしやる気も出なかった。
だけど、出来なくても壁倒立を続けることで、腕に筋力を付けることができるんだ!
とか、そういう発見がありました。

もちろん鉄棒も大嫌いでした。
出来る技も逆上がり・前回り・豚の丸焼き程度なので、何も楽しいと思えず鉄棒に近寄りもしませんでした。

でも、できないならできないなりに、
ツバメを続けることで腕の力が付いたりするんだ!と。
私はそんなことも知らずに生きてきたんですよ。

こうして体操教室で得た学びが面白くて、
自分でもググって調べてみたりすると、
あんなに運動嫌いだった私が、鉄棒やりたくなってくるんですよね。

「外遊び連れて行くのめんどくせぇぇぇ!」と思っていた私が、鉄棒練習に付き合う。
そして自分も一緒に鉄棒を使ってななめ懸垂をしたりツバメをしたり。
「ダイエットや筋力アップにもなりそうじゃん!!!」と楽しくなってくるんですよね。
(ただし調子に乗ると筋肉痛で翌日死ぬ)

そんな訳で、体操教室は私にとってかなりいい影響を与えてくれました!
「習い事、何にしようかな?」と思っている方は是非!是非!体操教室、オススメです!!!(回し者かw)

サポートありがとうございます。 とても励みになります。