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2018年 ウィンターセミナー&大忘年会

2018年12月22日(土)に毎年恒例のアースカフェ ウィンターセミナー&大忘年会を帯広にて開催いたしました。

【開催趣旨】今年は「6次産業化の戦略と今後の展望について」をテーマとし、畑作農家や酪農家が減少する中で、地域の活性化や農業経営体の多角化が非常に重要であると考えられます。その中でも、6次産業化として複合的に、かつ戦略的に取り組みを行なっている事例をご紹介いただき、これからの農業の在り方について参加者とともに議論を交わしました。

【基調講演】 有限会社 竹下牧場 代表 竹下 耕介 氏

「農泊 空家 ゲストハウス まち宿 牧場体験 チーズ 全部盛り!ありがとうしか生まれない仕掛けつくり小さな町のプラット フォーマー戦略」

中標津町で320頭の牧場を経営するとともに「牛と新しい関係が生まれる宿」として街中にゲストハウス「ushiyado」の共同運営を行なっていらっしゃいます。牧場アクティビティとして農場を解放し乳製品販売に向けて準備中とのことです。アースカフェとの繋がりは意外と長く、10年ほど前からたくさんの出会いや知識を与えてもらったとのことです。

竹下さんは地域の活性が失われている中、新たな産業としてゲストハウスを創りたいと考え、旅行者ではなく、旅人のように未知なる体験を求める人が集まる場所を作り、そこで食や景色、体験、宿泊に感動し、新たな発見をして欲しいという想いで中標津の街中にまち宿を建てたそうです。だからこそ未完成な宿であり、宿泊者が創り上げていけるような戦略を立て、地域のプラットフォーマーとしての役割を担っています。

これからの酪農家として、牛とともに開拓の大地に人を呼び込み、新しい産業を創造して行きたいととのことです。今後の展開として、カーシェアとキャンピングサイト、空き家を利用したデュアラーの提案など様々な取り組みを行なっていくそうです。


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