レポ RuRu Ballad 4/10 1公演目
私は今日のこの気持ちを忘れたくなくて、いつまでも覚えていたくて、でも人間は忘れてしまう生き物だから、慣れないメモと拙い記憶と、もしかしたら捏造の幻も含めて、書き記しておこうと思った次第です。
発言等は思い出せる限り忠実にしているつもりですが、事実と異なる部分がある可能性と、オタクの身勝手な感想が入り込む点については予めご了承ください。
明らかに間違いと思われる部分についてはコメント等でご指摘いただけると幸いです。
突貫工事の作成ですが、プレイリストも置いておきます。
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■開演前
朝からずっと、なんなら1週間前ぐらいからずっとソワソワしていました。るるちゃんのバースデーイベントもまだ参加経験がないので、終始彼女の歌を聴くことができる時間の贅沢さに、若干おそれおののいていた気がします笑
お昼のグッズ案内を見て急激に実感がわいて、そこから意味わからんぐらいずっと緊張してました。緊張でリアルに手が震えたのなんて何年振りだったんだろうか笑
半蔵門駅から徒歩3分ほどで、本日の会場「TOKYO FM ホール」に到着しました。
まずホールの距離感の近さに歓喜。ハズレの席とか存在しないです。
座席は最前列が除かれていて、24席*11列+最後列に7席の計271席。
シートの上にはるるちゃんからのメッセージカードがすでに置かれていました。
リッ、リクエスト!?と思いながらも、どうにか心を落ち着かせて席につきます。
高い天井に層のような構造のパネルがついていて、なんかめちゃめちゃ荘厳なクラシックがかかっていて面食らいます。(会場写真)
ステージ下手にはグランドピアノが鎮座されており、中央はぼんやりとオレンジの照明が当たっていました。
オレンジ色の服の方は少ない印象でした。昼公演だったしスーツの人も少なかった。ツアーのるるタオル首にかけて行ったけどそれも少数派でした。前日にアップされたていたドレスの情報もあってか、みんなそれとなく綺麗めカジュアル感。これ今日ペンライト振って良いんかな??って不安になるぐらいには独特な雰囲気です。
開始時刻が迫ってくるにつれて、みんなが息を呑んでその時を待っているのが伝わってきます。ペンライトをつけたり消したり、みんなソワッソワしてた。
そしてついに開演のアナウンス。
300人弱とは思えない、歓声のような大音量の拍手が響きます。
開幕〜1.歌うたいのバラッド-斉藤和義
イントロとともに下手袖から現れたるるちゃんに、より一層盛大な拍手が送られました。
そしてその流れているイントロに驚愕。まさかのせっちゃん!(=斉藤和義のニックネーム、由来は自分で調べてください笑)
「Ballad」というタイトルを聞いて1番に思い浮かぶ曲ではありますが、るるちゃんが選ぶとは思わなかった。ゆったりとした男性ボーカル曲で、力強い”愛してる”の歌詞。
個人的にめちゃめちゃ思い入れのある曲で、初っ端から号泣かますところでした。
ステージの中央から上手、そして下手へと移動しながら、会場を見回すように、一人一人と目を合わせて歌い始めます。
レスくれた、どころの騒ぎではありません。完全に「見られている」。1人の個として認識されている。
1曲目から、すでに彼女から目が離せませんでした。
2.First love-宇多田ヒカル
続く2曲目は、2020年のHello! Project 2020 〜The Ballad〜でも披露していたFirst love。
そういえばブログで「First Love 初恋」好きって言ってた!(謎の伏線回収の心持ち)
前回のBalladコンで歌ってた曲は外すのかと思ってたから、聞けて嬉しかった。この映像よりもスローテンポでしっとりと歌い上げてた印象です。
るるちゃんの英語の発音すき、肩の力抜けてて気取ってない感じで。
3.ひまわりの約束-秦基博
前2曲と比べて、少し幼さを感じる歌い方をしていました。
”君のためにできることが僕にあるかな
いつも君に ずっと君に 笑っていてほしくて”
やさしい笑顔で、客席に目線を向けて歌ってくれていました。こんなのにやけずにはいられない。ずっとオタクの心情みたいな歌詞が続いてて、「こっちのセリフや!」って思ってた。
4.やさしいキスをして-DREAMS COME TRUE
ドリカムの中でもこれをチョイスするのか!と若干意外な選曲だったかも。
もしかして高木さんへのオマージュだったりしたんだろうか。
”何もかも放り出して”
このフレーズをるるちゃんの歌声で聞けて本望だった。
咆哮のようなシャウトが響いた後、囁くような歌声との緩急に惹き込まれました。
息をつく暇も無いぐらいの怒涛の歌唱パートが終わり、本日はじめてのMCパートに移ります。
MC1
「朝から緊張してソワソワしてたんですけど、大好きな歌を皆さんの前で歌えるのがすごく幸せ」
「普段BDイベントでもコーナーとかやらないんだけどね、今回はやってみました。って言っても歌うんだけど笑」と、リクエストコーナーの説明に入ります。ここで冒頭のリクエストカードの出番です。
抽選箱から座席の番号を引いて、当たった人のリクエストを歌う…だけじゃなく、ステージ最前列に置かれた椅子に呼び込んで至近距離で歌うという神企画。
るるちゃんはステージ上の椅子に着座して、当たった方と対面するような形をとっていました。
「ま、少しぐらいね笑(=コロナ的な意味合い?緩めだけどいいよね的なニュアンスに感じた)」
「安心して!映像とか残さないから」←これ何回も言ってた笑
5.リクエスト①オリビアを聴きながら-杏里
抽選で当たったお姉さんのリクエストに「渋いですね!笑」のコメント。もとはるるちゃんの選曲なのに笑
個人的に一番聞きたいリクエスト曲だったから選んでくれてありがとうのお気持ちでした。
ものすごく優しい歌い方だった。そして目の前に座りお姉さんに時折語りかけるみたいにしてて、これはやばい企画だと思った。こんなの○んでしまうやろ……
6.リクエスト②糸-中島みゆき
企画のヤバさを理解した会場中が固唾を飲んで見守る中、2人目の抽選に移ります。当たったのはオレンジのキャップ?ターバン?を巻いた見るからにるるオタ然とした男性。(当たった人が同じ列で、最初恥ずかしがって(?)その場でいいみたいなこと言ってたから何してんだよ!いきなよ!ってジェスチャーしそうになった)超うらやましかったと同時に、もし自分が当たってたら私の心臓は体外へ排出されていたかと思うと、もう何も言えない。
「縦の糸は”あなた”」の部分を見つめられながら目の前で歌われてました。私だったら○んでる。当たってないのに○んだもの。
すごい。21歳の女の子が歌ってるとは思えない説得力がありました。
なんだかもう。。あなたが布だよ(どんな感想)
7.366日-HY
泣。
苦しそうで、切なそうで、届かない想いを聞いているこちらの胸が苦しくなった。歌の主人公さんはるるちゃんにこんな顔させないでほしい、謝ってほしい。
高音がとにかくすごく綺麗だった。
そして落ちサビ女王は健在でした。畳み掛けるようなラストスパート。気持ちのいい音に、切ない歌詞が乗っかっていて、のたうちまわってしまいそうな衝動に駆られた。
8.奏-スキマスイッチ
泣。
歌詞の描写として、上京の風景が思い出される曲です。恋人だけじゃなく、友人や家族に置き換えて聴くと、地元を離れた経験のある人、送り出した経験のある人、みんなに刺さる曲だと思います。
転調の後の”君がどこに行ったって 僕の声で守るよ”
このフレーズは特に、るるちゃんのお父さんの顔が浮かびました(いや顔は知らないんだけど)
邪推でしかないですが、地元愛の強い彼女自身が、かけてもらいたかった言葉だったりしたんだろうか。
MC2
「次の曲はピアノ演奏です。今日会場来てみてはじめてグランドピアノって知った。びっくりだよね笑」まじかよ、それであの演奏できるのスゴクネ?
椅子が思ったより低かったらしく座る時手間取ってたの可愛かったです笑
9.ガーネット-奥華子(ピアノ弾き語り)
イントロの旋律が流れた途端、思わず天を仰いでしまった。大好きな曲、大好きな人の歌声で聞ける幸せを噛み締めていました。
歌って欲しいとは思ってたけど、2021年のバースデーイベントで披露経験があるので、これも入らないかなと諦めていたから余計に嬉しかった。
曲途中で伴奏を間違えたようで中断が入りました。
「今間違えちゃったよね?笑」客席に聞くのかわすぎた。
気を取り直して間奏部分から再開して、最後まで柔らかくまっすぐした歌声を響かせていました。
横顔が本当に綺麗だった。歌う時の呼吸で身体が動くたび、ドレスの装飾がキラキラ光を反射していて、青い涙の形のイヤリングが揺れていて、すごく綺麗だった。
”いつか他の誰かを 好きになったとしても
あなたはずっと特別で 大切で”
歌詞がまた……とても沁みます。
歌い終わり「今聴いていただいたのが、奥華子さんのガーネットで、ってここまで一回も曲名紹介してなかったね笑」
そういう狙いなのかと思ってたらシンプルうっかりさんでした笑
▼当日の衣装とヘアメイクとあかねちん
↑これ、自分で髪セットしたんだそうです!スゴクネ?
ちなみにドレスは衣装さんがるるちゃんのために、って考えてくれたらしい。愛されてる。
10.カブトムシ-aiko
スタンディングでの歌唱に戻った1曲目も「歌ってくれるのか!」の驚きがありました。2020年のカラオケ番組への出演時に披露した曲で、思い描いていた結果が出せず悔しい思いをした曲。
今回がその、リベンジだったのかもしれません。
サビ前、一瞬見せた笑顔に余裕・ゆとりを感じました。当たり前だけど当時のままじゃないんだな、と。最近は後輩が注目されがちだけど、るるちゃんだって成長・進化を続けてるんだなと。
サビ終わりにも笑顔が見えました。ホッとしているようにも見えた。
まぎれもなく彼女は、彼女自身を乗り越えていました。
MC3
「次が最後の曲です」の、前に今までの曲名のおさらいが入りました笑
「歌うたいのバラッド、はBallad公演をやるって決まったときから歌いたいと思ってた」と次々に曲名を読み上げてくれました。
「で、リクエストの曲なんだっけ笑……5番だよね!5番!笑」曲名ど忘れしてスタッフさんに確認しに行ってた笑
そして、今回Balladをやろうと思ったきっかけの話。
「ハロプロ全体でBalladをやった時から『これいいじゃん!』って笑、1人でもやってみたいなって思ってた」割と長期構想だったようです。
「始まるまではずっとソワソワだったけど、始まってからはすごく楽しかった。みなさん一人一人と目を合わせられる会場だし」
公演中めちゃめちゃ目があった、というか目を合わせに来てくれているってめちゃめちゃ感じていました。目の届く範囲で歌を届ける、みたいなところも彼女なりの今回のコンセプトだったのかもしれません。
「今回のRuRu Ballad、発表した時から反響も応募も多かったみたいで」
ここでちょい照れのはにかみやさん発揮。ウルトラかわE。
今回だけ参加の人を挙手で確認→会場の9割方挙手
「そうだよねぇ!なんかどうにかできないか考えてるから……続報をね!待ってて!」
明言はしてないけど、これは追加公演ありやなしや!?
11.明日への手紙-手嶌葵
唯一聞き馴染みの薄い曲だったけど、すごく綺麗な曲だな、と言う印象を受けました。心象風景というか、広い原っぱの中、柔らかい風が吹いているような、そんな歌い方でした。
サビを聞いて思い出しました。坂元裕二の恋愛ドラマの主題歌。オタクは、いつか今日を思い出してきっと泣いてしまう。
2018年3月のブログでも楽曲について言及していたようです。
”笑っていますか あの日のように無邪気な目で
寒い夜も雨の朝もきっとあったでしょう”
”明日を描こうともがきながら 今 夢の中で”
タイトルは「明日への手紙」なのに、今のるるちゃんから、過去のるるちゃんに向けて歌っているように感じました。
これをラストに持ってきた彼女の意図。全部終わった後で、彼女の言葉で聞きたい。
ラストの挨拶〜閉幕
「歌うことが本当に幸せ。春ツアー、Juice=Juiceとして歌ってる姿もぜひ見にきてください」しっかりサブリーダーが、グループとしての活動もしっかり宣伝。
「Juice=Juiceの段原瑠々でした」と締め。
ソロコン開催で”グループから離れた段原瑠々”という想像が容易に頭をよぎる環境で、こういう発言をきちんと残してくれるのが、我らが段原瑠々なのだと思うなどしました。
今後どんな選択をしてどういう形になったとしても、るるちゃんの好きなようにのびのびと活動していってほしい。
はけ際に「今日は月曜ですもんね。明日からお仕事頑張ってね!」と敬礼。可愛すぎて敬礼を返してしまいました笑
そんな、彼女らしさ全開の締めくくりで、記念すべき初回公演は終幕となりました。
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